名曲百選第七章(20)もうすぐ別の道を歩き出す 最後の春休み・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

三月も最期の更新です。

”三月は去る” と言いますが早いですね。

 

写真の方は エナガさんの写真が沢山撮れたので、

エナガさん特集。

 

 

飛び立った姿、カッコイイですね。

 

 

この時期は群れではなく、ペアになった相手と2羽で

行動するようです。

 

 

3mぐらいまで近づいてきてくれました。

 

 

野鳥界のアイドル、やはり可愛いですね。

 

 

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学校では春休みに入った時期だと思いますので、

今回は この曲を選んでみました。

 

最後の春休み/松任谷由実

 

1979年にリリースされた松任谷由実さんの傑作アルバム『OLIVE』に収録されていた曲です。

 

この曲は同じく1979年にハイ・ファイ・セットが

カバーしました。

 

最後の春休み/ハイ・ファイ・セット

 

独特の歌声で言葉を大切に語りかけるように歌うユーミンさん。

しっかりとした歌唱力で、美しい歌声とハーモニーを聴かせてくれるハイ・ファイ・セット。

どちらも それぞれいいと思います。

 

高校の最後の春休みでしょうか。

純情な女の子の片想いのまま終わろうとしている     

恋心が巧みに描かれています。

 

春休みのロッカー室に
忘れたものをとりに行った
ひっそりとした長い廊下を
歩いていたら泣きたくなった

 

忘れものをとりに行くというのを口実に、あなたとの思い出の場所に最後にもう一度 訪れたかったのでしょう。

もしかしたら偶然に会えるかもしれないという乙女心もあったかもしれませんね。

 

もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
そよ風運ぶ 過ぎたざわめき
今は春休み 今は春休み 最後の春休み

 

卒業し最後の春休みと共に終わる淡い恋。

切ないですね。

この曲は ハイファイセットがカバーしてましたが、

10代のアイドル歌手が 歌っても ぴったりマッチした曲だったのではないかと思います。

ユーミンさんは、その後1980代になると アイドル歌手に多くの楽曲を提供するようになりますが、

それを予見させる曲でもあったのではないでしょうか。

 


 

最後の春休み

春休みのロッカー室に
忘れたものをとりに行った
ひっそりとした長い廊下を
歩いていたら泣きたくなった

目立たなかった私となんて
交わした言葉数えるほど
アルファベットの名前順さえ
あなたはひどくはなれてた


もしもできることなら
この場所に 同じ時間に
ずっとずっと うずくまっていたい

もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
たまに電車で目と目があっても
もう制服じゃない


窓の近くのあなたの机
ひとりほおづえついてみる
ふたをあけると紺のボタンが
隅のほこりにまぎれてた

もしもできることなら
この場所に 同じ時間に
ずっとずっと うずくまっていたい


もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
そよ風運ぶ 過ぎたざわめき
今は春休み 今は春休み 最後の春休み

 

今回は、松任谷由実さんとハイ・ファイ・セットの『最後の春休み』を お届けいたしました。

 

卒業と共に別の道を歩いても、またいつか どこかで、その道が交わるかもしれませんね。

 

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