名曲百選第四章(15)君がこの世界に生きている事に、そして出会えた事に、THANK YOU | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

 

2009年の12月にブログを始めてから9年、私のブログの読者登録の数がいつの間にか1000人を超えました。

私は あまり自分から読者登録を申請する方ではないので長く続けてきたのが この数になったのだと思います。

「継続は力なり」 とか 「石の上にも三年」 という諺もありますが、まったくその通りですね。

 

私のブログをいつも見てくださる読者の皆さんに心から感謝して、今回は この曲をお届けいたします。

 

THANK YOU / 浜田省吾

 

 

浜田さんの音楽的なルーツとなるロックミュージックにリスペクトを込めたアルバム 『MY FIRST LOVE 』 の中の曲で、ローリングストーンズを ちょっと意識したような曲です。

手首を切るというショッキングなフレーズを織り込み、生きている事の大切さ、そして 命の大切さを この曲で浜田さんは伝えたかったのでしょう。

 

昔、浜田さんのライブの時、客席に黒枠の写真を抱えた中年のご夫婦が見に来られた事があったそうです。

ライブ中も浜田さんは、そのご夫婦に気づいていたらしいですが、ライブが終わり楽屋にそのご夫婦が訪ねて来られたそうです。

 

そして そのご夫婦は、浜田さんに 「私たち息子は、浜田さんの曲を聴きながら自殺しました。」 と話されました。

それに対し浜田さんは、自分は自殺を促すような曲は作っていないし、何と答えていいのか わからなかったそうです。

 

私の勝手な想像ですが、その時の事が浜田さんの頭の中にずっとあり、この曲は その時の事に対する浜田さんの答えなのではと思っています。

もちろん 自殺者の増加とか社会的な出来事も反映されているとは思いますが。

 

夢とか希望も大切です、しかし それもまず生きているからこそですよね。

生きていれば、もちろん辛い事も悲しい事も嫌な事もありますが、感動を味わえるのも生きているからこそだと思います。

 

「何の為に生きているのか?」  と、もし聞かれたら、私は「感動したいから生きている」 と答えるでしょう。

音楽を聴いて感動する時もあれば、映画やドラマで感動する時もありますし、美しい風景を見たり美味しいものを食べたりして感動する事もあります。

そして、人との触れ合いで感動する事もしばしばあります。

ブログを通しての触れ合いからも たくさんの感動を頂いております。

 

ありがとうございます。

 

Thank you

 

スノッブな君が まさかあんな安モーテルで手首切って
真夜中に救急病棟 運び込まれるなんて
悪い冗談 聞かされてるみたいだったぜ でもとにかく…
今も君がこの世界に生きていることにThank you
本当だぜ

 

財布一杯のクレジットカード
体中に高そうな宝石
似合うだけに心配だった 誰に買ってもらったのか…
悪い噂が友達の中で飛び交ってたけど…
今も君がこの世界に生きていることにThank you

 

まるで君は自分を燃やして辺りを照らす太陽
燃え尽きることなんて無いと思ってた
でも そりゃ無理だぜ

 

今も君がこの世界に生きていることに Thank you

 

「看護婦に聞いたよ こう言ったんだって?
もし誰か呼ばなきゃいけないなら
親なんか呼ばないで この番号の人を呼んでって
何故オレなんだよ? まぁ嬉しかったけどさ…」

 

友達は「あんな女やめときなよ」って言うけど
誰も本当の君を知らない
子供の頃のことや
オレ達二人だけの時の優しい笑顔や仕草
今も君がこの世界に生きていることに Thank you
君がこの世界に生きていることに Thank you
本気だぜ

 

今回は、浜田省吾さんの 『THANK YOU』 をお届けいたしました。

自分の命は自分のものですが、肉親や友人や知人・・・・自分と関わりのある誰かがいる限り、自分だけのものではないんですよね。

この歌を聴くと、何があっても生きて行こうという気持ちになります。

 

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