「謎とおっさんとルール」 | 福盛貴弘の脳炎日記

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日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

若者がイラつく謎の“おっさんルール”――仕事は見て覚えろ、重要な要件はメールより電話…本当に正しいの?
    2017.11.06  日刊SPA

 

おっさん世代のセルフチェック。

首肯するか、首を振るかを確認していくことにする。

 

 

・一つの職場に3年いないとモノにならない
⇒おっさんの言い分:「一通りのことを覚えるのが大体3年だから」

 

そうだと思う。ただし、適性のない努力は無駄。

3年でモノになるかどうかは個人差。数日はさすがに無理だろうし。

 

・重要な用件はメールより電話
⇒おっさんの言い分:「重要なことは肉声で伝えないと信頼が築けない」

 

相手次第である。電話の方がいいという相手なら電話。

そう言う人はおそらく電話の方がいいんだろうから、そうしてあげればいい。

 

ただ、重要な用件なら、メールの方が齟齬はない。

ただし、細かい点の確認はお互いに声に出した方がいいと思う。

 

・仕事は体育会系でなければならない
⇒おっさんの言い分:「仕事は元気よくハキハキとこなすもんだ」

 

興味なし。そういうのが疲れることがある。

ただ、仕事をするのに、体力はあるにこしたことはない。

 

・長時間働くほど業績が高まる
⇒おっさんの言い分:「費やした時間と努力は無駄にならない気がするから」

 

いやいや。高まってるのではなく、ミスが多いということだろう。

あるいは、切羽詰まっているだけである。

 

・長時間労働の後に飲みに誘うことはチームワークを高める
⇒おっさんの言い分:「飲んで本音で話し合うことで団結力が養われるんだよ」

 

人による。そういうのが嫌いな人と飲んでも、団結力は高まらない。

飲むのが好きなのと、本音で話し合うのと、分けて考えないと。

 

・仕事は見て覚えるものだ
⇒おっさんの言い分:「仕事は失敗と試行錯誤の末に身につくものでしょ?」

 

自分でするのが得意な人と、説明するのが得意な人がいるわけで、全くわからないわけではないが、多少は説明しないと。

 

教えられたとおりにやって失敗する方が腹立つこともないわけではない。

でも、何も教えないというのは、自身の動きを理解できてないということにすぎない。

 

・下積みは長ければ長いほどいい
⇒おっさんの言い分:「基礎を知らないヤツがデカい仕事なんてできないよ」

 

いやいや。例えば、礼儀正しくなくてもできる仕事はある。

その下積みが適正にあってなければ、時間の無駄である。

 

・最新のものを使用して効率的に仕事をするのは、手抜きと同じである
⇒おっさんの言い分:「なんでもかんでも効率化してたら真心が込もらなくなる」

 

おっさんは素直に学ぶべき。

今どき、ガリ版印刷で資料を配布しないわけだし。

 

・経費はどこからか出てなんとかなる
⇒おっさんの言い分:「俺たちはただ結果を出すために集中していればいい」

 

ないものはない。

ある範囲で、やるしかない。

 

・権力者に仕えている女性は高確率で愛人である
⇒おっさんの言い分:「愛人の一人くらい囲えないと出世できないよね~」

 

ありえへん。うらやましいだけじゃないのかと思う。

それなりに金は必要やし。

 

めざせ、伊藤博文。めざせ、豊臣秀吉。

ただ、フリンジマンは全然権力者じゃないんだが。

 

 

 

 

ああ、くだらなかった。

ただ、世代間の価値観の違いは、容易に埋まるものではない。