春は気候が良くなってくるので、本来ならもっと調子が良くてもいいのだが。
卒業式が終わると少しは時間がとれるものなのだが。
入試関連が一息ついての卒業式までの期間。
そして、卒業式から入学式までの期間。
研究に勤しむだけでなく、もちろん入学関連や授業準備があるので、脳は疲れる。
それでも調査と散策を兼ねてどこかに出かけたいものなのだが。
2年前は入試関連が一息ついて、卒業式前に伊豆に散策に出かけていた。
3月9日~12日の3拍4日。若干の方言調査や史跡探訪のために。
そして、脳と体の療養を兼ねて。無理なスケジュールを詰め込まず、遊覧タクシーを使ってのんびりと周り、温泉で疲れをとる。
3年前は3月22日の
卒業式が終わったその足で栃木を訪れていた。
学生が行なった方言調査をまとめるために、図書館で調べ物を。
国会図書館は全ての図書があるということになっているが、案外そうではない。地方の方言に関わる文献は、その都道府県の図書館の方が探しやすい。
ついでに温泉。この時は、4年前のように小山思川温泉には行けず、ホテルの大風呂だけ。調査して脳が疲れて、風呂入って休んで、調査資料を読み直す。
4年前は、3月中旬に福島県を訪れていた。入院中に東日本大震災から1年という報道を何度も見ていたのがきっかけ。
退院して1年後に突然現地に行ってみたくなった。2013年3月10~12日の2拍3日で。突発的に行って11日は大雨で出かけられないというアクシデントに見舞われた。
ボランティアをしに行ったわけではない。当然そんな体力はない。
仮設住宅を自分の目で見て、現地にほんの少しお金を落としてきただけのこと。
病人が仮設住宅に住むのはつらいだろうと想像しつつ。
営業している店で飯を食えば、少しはお金がまわるだろうと思いつつ。
去年も今年もどこにも出かけていない。
美味しいものを食うだけで終わっている。
これは病気よりも加齢によるものなのかもしれない。
あるいは仕事の疲れがとれないからかもしれない。
後頭部を締め付ける頭痛が再び現れたのもそういうことかも。
来年は旅に出ないと。あんなけ、「JとRのとコピー」を書いたんやし。
いや。行かなかった理由が分かった。
3月はいろいろ美味しいものを食いすぎて、旅に出るお金がなかったんや……
※入院 言葉の使い方で急性期から回復期になったのが分かる話
※OT 回復期にパソコンをいじらなかったことが回復につながった話
※CP 怒ることができた急性期と怒れなくなる回復期の話
※入院 経鼻胃管を経て、口でものを食べれるようになった回復期の話
※SR 身体のバランスをとるために運動した回復期から維持期の話
※歯科口腔外科 維持期に静脈内鎮静法で親知らずを抜いた話