「またと卒業と会わぬ」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

昨日3月22日は、本務校の卒業式。

ほとんどの卒業生とは、今後二度と会うことはないだろう。

 

卒業してからも顔をあわすのは、ほんの一握り。

基本は一期一会。こちらから無理やり引きとめてもどうにもならないんで。

 

必要以上に呼びかけるのは、子離れしてない教育ママぽい。

私は、教育パパにはなりたくない。

 

卒業生とのつながりはある程度は必要だが、しょっちゅうは迷惑な話だろう。

我が身で考えれば分かることなんだが。まあ、それはさておき。

 

卒業生に入力バイトやデータ整理を頼むことは、たまにある。

学生よりいろんな意味でしっかりしているから。

 

ゼミや授業でいろいろな技術は教えてある者はいる。

外国語のデータを入力する際にも役に立つ者もいる。

 

そして、何よりも〆切を破ることがない。

生活がかかっている点が、多くの現役学生より真剣みがある。

 

もちろん現役生でもまともなのがいないわけではない。

ただ、学生が即戦力でないことは言うまでもない。

 

といっても、定職について働いているのは雇えない。やむなき事情でフリーターか、主婦で外にパートに出れないのに頼むことが多い。

 

まあ、私の研究のために学生や卒業生がいるわけではないので、方向性や利害が一致する者にのみ依頼する。ただ働きはさせない。手弁当や安弁当でごまかさない。

 

ただ、最もありがたいのは、ちゃんと就職できて、ちゃんと税金が払えるほど働いて、日本経済を活性化させてくれることである。ほな、さいなら。

 

 

 

 

 

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