「箸と持ち方と作法」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

リハビリは、もともと持っていた能力に戻すための訓練。だから、もともと持ってない能力が引き出されるわけでないし、辿り着きたくなければやらなくていい。

私は箸の持ち方がおかしいと言われる。
自身でもいわゆる正しい持ち方ではないことは分かっている。

器用に使いこなせているかと言えば、そうではない。
ただ、無作法なことを気にしなければ、今のところ不自由はない。

入院中、鼻からチューブが終わってすぐは、スプーンやフォークが出てきた。
手に力が入らず、指先も鈍感になっているので、仕方ないこと。

これを機会にスパルタでなんてのがいたら、たまったものではない。作法はそれが好きな、あるいはそれを守りたいと思う人同士でやってくれと思っているんで。
 
ちゃんと持てる人は、ちゃんと使えない人を見るとイラッとするようだ。させなきゃいけない時もあるが、自身ができることが必ずしも他人ができるわけではないのだが。

私の場合、指が1本ずつずれている。人さし指と中指で持つのを、中指と薬指でやっている。だから、人さし指が余った状態になる。
 
余ってるんなら切ってしまえという奴は、箸以前に人としておかしい。
親のしつけが云々なんていう奴は、立派な親に育てられたことを誇ればいい。
 
それを見ただけで幻滅という奴は、人の判断をするために重視する比率がおかしい。
それなら持ち方を直せという奴は、人生でかなりの困難を乗り切ってきたんだろう。
 
力が入らない場合は仕方ないという奴は、若干傲慢目線かも。
そういうことを言う奴に限って、そういう現象から目を背けているものなので。
 
とかくに世の中は住みにくい。まして、テレビで飯を食う人は大変である。そういうイラチから文句が寄せられるのだから。つくづく俳優にならなくてよかったと思う。









→ 「箸とスプーンとフォーク」
 
 
 
 
 
 
 
 
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<おまけ>
経鼻胃管でもなんやかんや言われてるのに、この手の鼻にチューブはそら虐待やわな。
 
 
 聴診器のチューブを長男(1)の鼻の穴や口の中に押し込んだなどとして、警視庁は10日までに、暴行容疑で、東京都足立区に住む母親の無職少女(19)を再逮捕、交際相手の建築業の少年(19)を逮捕した。少女は虐待の様子を撮影した画像をツイッターに投稿していた。
 逮捕容疑は2016年10月11日ごろから11月26日ごろまでの間、足立区内の自宅マンションで、長男の顔に落書きし、聴診器のチューブを鼻孔や口に押し込んだ疑い。
 同庁少年事件課によると、少女らは「遊び感覚で悪ふざけでやった」「面白かった」と話している。少女の携帯電話には動画があり、長男が嫌がって泣く様子や笑い声などが記録されていた。
 
 
 
全く余談だが、私が「鼻からチューブ」と言ってるのは「鼻から牛乳」のパロディーなんだが、気付かない人がいるようなので、無粋だけれど書いておく。