「JとRのとコピー」その1 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

素直に「JRのコピー」と書けばいいものを。(理由はこちらを参照)

ということで、JRのコピーを見ての所感。
 
青春18きっぷ」のコピーがいいと話題になることがある。
確かに旅先でポスターを見かけた時にたまに思う。
 
ただ、青春18きっぷのコピーの前に先にふれておきたいのがこれ。
ポスターとコピーから万感の思いが込められた情景が浮かんでくる。
 
 
一日も早く、レールをつなぐ。 
街と町をつなぐ。
人と人をつなぐ。
鉄道にできることは、それしかないけれど。 
つながれば、きっと誰かの力になる。 
つながれば、きっとこの国は元気になる。
私たちはそう信じています。 

つなげよう、日本。 
 
4月下旬までに、東北新幹線、全線運転再開。
 
 
JRの復旧工事の底力には、常に頭が下がる。
もちろん他の復旧工事の実力も、ものすごいものがある。
 
この国にいて幸せを感じられるのは、こういう時。
だからこそ、それらを利用して旅をしたくなる。
 
 
青春18きっぷで旅することは今はない。
さすがに一から鈍行でというのはきつくなってきたから。
 
しかし、すべての地域に新幹線が通っているわけではない。
乗り換えて、のんびり電車や列車に乗ることはある。
 
その時の思いをふまえて、いくつか選んで所感を書く。
秀逸かどうかは別にして、理屈抜きに選んだものを。
 

大人には、いい休暇をとる、という宿題があります。
  (2009年夏)
いつかは急がなければならない日がくる。
  (1990年夏)
 
青春18きっぷは18歳までというわけではなく、年齢制限はない。
でも、若い人たちにいずれそうなるよというメッセージ。
 
いい休みをとるというのは、何をもって。
私は旅先でだらだら過ごすのがなによりもいい。
 
スケジュールを厳密に決めずに散策する。思索にふける。
宿に帰って美味しいものを食べる。また、思索にふける。
 
情景から歴史を想像する。しかし、研究のアイデアがそれを遮る。
そんな繰り返しを楽しみつつ、ものを考えるという道楽にふける。
 
 
 
違う景色で思索にふける。
だから、私は旅に出るのかもしれない。
 
 
 
 
また来週。