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テーマ:アニメあれこれ(25947)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
バグズ2号の悲劇から20年経ち、地球では火星からの未知のウイルスが猛威をふるっていた。
ウイルスのサンプルを入手してワクチンを作るため、アネックス1号が火星へと向かう。 人間とゴキブリの種の存続をかけた戦争が始まる。 ☆前のお話は→ 「第1話~第12話 あらすじまとめ」 #13 最終回 ~TERRA FUR MARS 彼方と此方~1班と2班が合流した。地球にも通信が入った。七星(蛭間七星、蛭間一郎の弟。アネックス1号計画の副司令官のひとり)が苦労して日米を合同班にしたかいがあったなと蛭間一郎(日本国内閣総理大臣。バグズ2号乗組員のひとりで生還者。11人兄弟の長男) だがそのしらせが届いた直後、火星からの通信は途絶えた。グッドマン(アメリカ合衆国大統領)から一郎にホットラインが入る。首脳会談のお誘いだった。 1班のマルコスたちの到着を確認したアレックスは、そこにシーラがいないことに気づいた。どうしたのと聞かれて、加奈子は燈と班長を届けたし薬も渡したし、マルコスたちのことも燈たちが守ってくれると言った。燈はマルコスにまわりのゴキブリをたのむと言い、加奈子には生きている人の救助をと告げ、オケラのような手の形をしたテラフォーマーと戦う。 ・オケラ よじ登る、泳ぐ、穴を掘る、走る、跳ねる、飛ぶ、鳴く。7つの能力はオケラの七つ芸とも呼ばれる。加えて圧倒的な腕力を誇る。 燈はオケラ型に、今からするのはもしかしたらただの八つ当たりで、てめえにとっちゃ身に覚えのないとばっちりかもしれねえ。だがどうせ言葉も通じないんだから言わせてもらうぜと言った。ミッシェルはニジイロクワガタ型のテラフォーマーと戦う。 ・ニジイロクワガタ 甲虫類特有の硬い体を持ち、その玉虫色の体表は迷彩効果がある。 負傷しているジャレットがミッシェルに俺にやらせてくださいと言う。休んでいろと言ったがジャレットは、俺は頭よくないから国際情勢とか全然わかんない。それどころかバカやって食い詰めて運よく手術しただけの流れもんだけど、人類を未知のウイルスから救うためと聞いて誇らしかったと言った。 だからそれを阻むゴキブリたちにも、ましてや人間なのにこの命がけの計画を利用しようとしているやつらにも、死んでも負けたくないんですとジャレット。そうだな、頼むとミッシェルはジャレットに薬を投げた。 テラフォーマーと戦うマルコスのところにアレックスが来た。マルコスは土下座して、すまなかった、俺がついていながら、シーラは...と泣いた。テラフォーマーたちが近づいてくる。アレックスはマルコスを一発殴ると、俺たちは何しに火星まで来ているんだと言った。 俺に謝る必要はない。俺たちは生まれた時から、利用される側、捨てられる側の人間だった。そんな人生を変えるために来ているんだろう。まっとうに生きるための戦いだろう。ゴキブリだらけのこの星で泣いてる暇なんかないだろうが。取るぞ、仇。完璧に任務をこなしてゴキブリも裏切り者も全員ぶっ殺して地球に帰る。 でいいんですよね艦長とアレックスは言った。小町艦長が来てテラフォーマーを倒していた。慶次も一緒だった。ああそうだと小町。この戦いも、これからの戦いも俺たちは負けない。救助艦が来るまでの残り39日を。4人はテラフォーマーの大軍に立ち向かう。必ず生き延びるぞ。 ・反響定位 シャチを含むイルカの仲間が持つ音波を使った定位能力。 ジャレットがニジイロクワガタ型の位置を特定してミッシェルが攻撃したがテラフォーマーは同じように攻撃しミッシェルの体を締めつけた。ミッシェルは口から霧状のものを出した。地球では嫌がる女子に無理に触るのをセクハラと言ってな、訴訟、罰金、減給、免職、もしくは、こうなる。ミッシェルはニジイロクワガタ型を粉砕した。 地球では、グッドマン大統領からの報告で、プランデルタの救助艦が未だ飛んでいないことがわかる。救助が来るのを信じて戦っている小町艦長やクルーたちはどうなるのか... 火星からの通信が途絶えたことは本多にも伝えられていた。全部の班からの電波が一度に消えた。これは全滅ではなく妨害か、しかしまさかゴキブリどもの知恵ではないだろうと本多。いったい誰が。七星は、ファイターとスニーカーをご存じですよねと言った。 ・ファイター・スニーカー 昆虫の生態。自らの力で挑み勝ち取るのがファイターで戦わずしてずる賢く奪うのがスニーカー。 アネックス1号計画の司令官はアメリカ人。その下に七星を含め副司令官が14人いる。そこにもファイターとスニーカーはいると七星。 アドルフの戦いの跡にひとり到着したジョセフ。リーダーを失ったテラフォーマーたちに、どうすんの?と聞いた。作戦を練り直すか、これ俺がやったことになってる?仇討ち的なものがあるのか、それとも何でもいいから全力でぶっ殺すってやつか。もう君らだけ相手にしている場合じゃないけどねと言った。 壁画を見つけた第3班。何者かがこれをゴキブリどもに見せていた。それでやつらは倉庫を狙い打ちできた。薬の意味も理解していた。壁に描かれている脱出機の着陸場所はウソだった。そうか、やつらかとアシモフは言った。 燈の戦い方が雑になった。どうした落ち着けと声をかける。戻って来いと小町。もう昔のお前じゃない、我々の仲間になったんだとミッシェル。我に返った燈は大丈夫ですと言った。オケラ型のテラフォーマーは燈が穴に置いた糸の網にかかってミノムシみたいになっていた。 小町に礼を言う燈。俺は何もしてねえよと小町。全部おわったような顔をするのはまだ早いぞと言った。1匹みたら30匹いるとかいうのは本当だなとミッシェル。それ100匹じゃなかったですかと燈。何にしろやることはひとつだと小町。 狡猾なスニーカーたちと違い彼らは、俺たちはファイトしている。理解者を装いながら他人の戦いの成果の出るその瞬間だけを計算高く奪い取ろうとするやつらに彼らは負けないと七星は本多に言った。膝丸燈、ミッシェル・K・デイヴス、あなたの研究も渡しません。来てもらえますね、私と一緒に。 なあ、シーラよ。俺たちはまだまだお前のところには行けないんだよ。このど真ん中勝負があるからよ。アレックスがテラフォーマーに球を投げた。 蛭間一郎はグッドマンと会っていた。小町小吉を、あいつと、あいつが仲間と認める者たちを、だれひとり俺は見捨てない。この蛭間一郎、全身全霊をかけて、絶対に助ける。 ミッシェル・K・デイヴスが、小町小吉が、鬼塚慶次がテラフォーマーを倒す。共に戦うマルコス・E・ガルシアとアレックス・K・スチュワート。膝丸燈が、三条加奈子が、押し寄せて来るゴキブリと戦う... 燈が言った、てめえら、一回じゃわかんねえなら何度でも言ってやる。俺らの道具や技術を盗んで強くなったとしても、内側から俺らの足を引っ張る汚いやつがいたとしても、俺らは絶対に負けねえ。 「地球を、地球生物を、なめんなよ!!!」 (完) ★俺たちの戦いはこれからだ。とまとめたわけですね。前半ガッカリな部分もあったので残念です。最終回、それぞれの戦いは良かったし、一郎もカッコよかった。原作は全巻よみました。切羽詰っているのに笑わせるところも、昆虫などのうんちくも好きです。アニメもカッコイイ続きに期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.20 13:22:03
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