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「ポパイ」 レビュー (ファミコン)

2017-09-15 21:00:07 | ファミコンレビュー

同名作品のファミコン版
アーケード版(1982年稼働)からの移植
画面固定型サイドビューアクションゲーム
開発も発売も任天堂
1983年7月15日発売
(ファミリーコンピュータ本体と同日発売)

特徴

ステージ上部にいて触れる事が出来ない「オリーブ」が
『ハート』や『音符』『アルファベット』(HELP)という文字を投げて来るので
それを全て取ればステージクリア。

敵に当たるか投げた物を放置し続けるとミスとなる。

「ポパイ」のゲームという事もあって
ほうれん草を取ると一時的に無敵になって敵を倒せる。


十字キー:移動
Aボタン:パンチ

パンチは「瓶」や「ガイコツ」「ハゲタカ」などを殴れるが「ブルート」には無効。

3ステージで1ループ。

点数は45点


良い点
・ポパイのゲーム

悪い点
・特になし


良い点の解説
・ポパイのゲーム

タイトル画面やほうれん草を取った時になど
お馴染みの曲が聴けるし

初期のファミコンながら
赤ん坊の「スティーピー」魔女の「シーハック」なども出て来る。



初期のキャラゲーだとメチャクチャな設定になる事があるが
本作は無理のないゲームとなっている。



初期の短いファミコンソフトって事で
「ポパイ」について調べてみるとなかなか興味深い。

1929年
「エルジー・クリスラー・シーガー」が
『シンプル・シアター』という作品で生み出されたキャラクターであるが
主人公は『ハム・グレイヴィ』とその恋人『オリーブ・オイル』と
オリーブの兄の『カスター・オイル』を中心とするマンガだったそうで…
初期には「ポパイ」は出てこなかったそうだ。
『ポパイ』は10年遅れで登場し、最初は脇役だったが
何をしても不死身な所で人気を博し、
主役の座や恋人オリーブすら奪い取ったのだという。

第二次世界大戦ではプロパガンダ的な話もあり
日本人やドイツ兵をぶっ飛ばすような描写があったのだという。
歴史を感じさせますわな。

ちなみに原作ではほうれん草は『ポパイ』にのみに
有効なパワーアップアイテムというわけではなく
『オリーブ』や『ブルート』もパワーアップした事があるんだという。

ま、詳しい事はwikiなどを調べてみて下さいませ。


3ステージ目のオリーブが投げるものが

「H」「E」「L」「P」

という文字だから最初に投げて来るのが

「H」

なので

髭人「一体何を叫んでんねん!この女!
どこか恥ずかしい所でも見られたんか!?」

と、勝手に思いました(笑)
我ながらどーしよーもない妄想を繰り広げてんなぁ~(嘆)



ネタバレはなし。





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