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「ゴルフ」 レビュー (ファミコン)

2017-03-24 21:00:04 | ファミコンレビュー

ゴルフゲーム
開発はHAL研究所
発売は任天堂
1984年5月1日発売


特徴
ファミコン初のゴルフゲーム

ゴルフの仕方はというと…

「ゴルフクラブ」を選び
「方向」を決める。
1回目のAボタンでスイング開始
2回目のAボタンでショットの強さを決定
3回目のAボタンを押す瞬間にボタンを押すと飛球の曲がりをコントロールする。

このゲームでは長さの単位は「メートル」である。
(多くのゴルフゲーでは「ヤード」)



点数は45点

良い点
・ゴルフゲームの基礎

悪い点
・ハードルが高め

良い点の解説
・ゴルフゲームの基礎
上記で挙げた一連の流れはこれ以降のゴルフゲームのほとんどで採用されている。


悪い点の解説
・ハードルが高め

クラブの種類が細かく出て来るが

「1W」「3W」「4W」
「1I」「3I」「4I」「5I」「6I」「7I」「8I」「9I」
「PW」
「SW」
「PT」

14種もある。
だが、いつどのタイミングで使い分けるかなど解説は出ない。
自分で判断するしかない。ゴルフ未経験者であれば(俺もだが)

「『W』って何やねん。『I』てなんやねん」

という事態になる。
使ってみて確かめるわけであるが…
このゲームの「I」であるアイアンを細かく使い分けられる人っているのん?




後、悪い点として指摘しようか迷ったんだけど
BGMはないしキャラクターの台詞などもなく演出もない。
寂しいけどファミコン初期のゲームだからな。目をつぶるべきか…
風が吹いたり、芝の向きなどゴルフで欠かせない要素が既に揃っているのが凄いわな。

敷居の高さから言ってまさに紳士のスポーツに相応しいわな。
髭人のようなアクション大好きなお子ちゃまゲーマーが楽しむようになるには
結構、時間がかかるのだろう。


大人も楽しめるという事で本作とは246万本も売り上げたのだとか…
スポーツゲーでの売り上げは現在までで2位との事。(1位は「Wii Sports」)



ちなみにこのゲームのキャラクターは
「マリオ」に似ているが別人である。
名前は「おっさん」が正解との事。
オッサンの名前が「おっさん」かよッ!!

Wiiの「キャプテン★レインボー」というゲームで登場し
既婚者で妻と娘がいるのだとか…

「マリオ」と別人であるのなら…
その内、「任天堂スマッシュブラザーズ」に出演するかもしれんな…
アイスクライマーでさえ出演しているのだからな…

ワンチャンあるかもしれないぜ!オッサンの『おっさん』!!


ネタバレはなし


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