母の告別式は七夕の日でした・・ | 自閉症の心模様~ver 2

自閉症の心模様~ver 2

まるで今 深い眠りの世界から目覚めた人のように
生まれたての魂を心に抱き 透明なカプセルの中で 
魂の存在そのものの様に在る

カオスの世界 揺れる心の狭間で旅を続ける  

『冬が 来る』(かのこの過去詩)より     

母が旅立ちました・・


母が亡くなったのは 6月30日でしたが・・

通夜、告別式は7月6日、7日に行われました・・


長年、関東の埼玉県の医療施設で入院・加療中でした。

(亡くなる数年前からは寝たきり状態になってしまっていて・・)


私は我が子のグループホーム入所に伴い、関西圏へと

10年ほど前に転居して来ていました・・

(私も我が子も障害手帳保持者であった為、様々な困難と

直面しながらも必死でした・・)


最期の時の知らせは、飛び乗った新幹線の車中でした・・

間に合いませんでした・・


けれど・・

星になった母は自由に手足を軽やかに動かして空へ還って

いけたに違いありません・・


それでも 充分に生きたと思います・・


最期は紫の衣を着せてもらい 綺麗にお化粧を施して貰え

きっと、喜んでくれていると信じます。。


色とりどりの華に包まれて穏やかな表情の母を見つめながら

祈りを捧げ、見送ることが出来ました。。


自宅に戻り母の写真を亡き姉の写真と並べて飾りながら祈り

母との思い出を辿りながら過ごしていました・・

(父も又、私が20代初期に他界しているので・・)


母は、数年前から幾度か危篤状態に陥りながらも4,

~5年間を生き延びて来れていました・・


けれど 皆、何時かは生まれた国へと還ってゆくのですよね・・



自分自身が死に直面した時には、畏れずに魂世界の道程を

真っ直ぐに歩いてゆけるような私自身で在れる様にこれから

先の時間を大切に生きてゆかねばと考えています。。