ロンリーな引越し in Oman | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

数日前から

激しい頭痛が始まり。。。

目を開けてるだけでも頭が痛かった

ヒロでございます。。。

 

光が目に入ると

辛いっすね。。。

だからパソコンさえも見れず

ベットの淵に沈んでましたよ。

 

大きい音も辛いっす。

子供達の話す声でさえ

頭にキンキンきて

泣きそうになる。。

 

こめかみと眉間のところは

特に釘が刺さってるのではないかと

思うような痛さです。。

 

いや、頭痛持ちは辛い。。失笑

もはや、薬に耐性ができたのか

薬も効かないですしね。。

 

まだ少し、頭に芯が残ってる感じがしますが

今日はなんとか薬が効いてるので

アップできそうです。。

 

と言うことで続きを・・・

 

さてさて・・

引越し準備で

なんどもイライラさせられつつ

なんとか必要なものを揃えた。

 

引越しの予定はこの時点で未定。

この時、約束の1ヶ月は超えていて・・

関税でストップしているのだとか・・

 

私物には関税はかからないはず。。

順調ならば。

だけど、何が起こるのかわからないのが中東・・

油断は禁物。

 

当初の予定は3日ほどだったが

1週間ほどかかり

やっと引越し業者に手渡され

引越しの日時を決める。

 

実は、この時

私たちはすでにこのビーチハウスに住んでいた。。

 

夫が早くここに住みたかったから・・・

いや、会社の用意したコンパウンド(家)が

気に入らなかったので

早く出たかった様子。

 

しかし、この時はまだ家具が届いておらず・・

どうやって過ごしていたかと言うと・・

キャンプ用品で過ごしていた。笑

 

どのみちキャンプ用品は揃える予定だった。

エアーベットやテーブルなど

今買うのも

後で買うのも同じ。

だから、先に買った。。。

 

まあ、この時は極貧だったので

後で買う方が

余裕があってよかったんだけども。。

 

だから、エアーベットで寝て

キャンプ用の机でご飯を食べ

キャンプ用に買った鍋や食器で

過ごしていた・・・

 

家でキャンプ?状態・・・。笑

 

それくらい、この家を夫も私も気に入っていた。

 

若干キャンプ用のベットの寝心地がイマイチな以外は

特に問題はなかった。

 

が・・

長い間寝心地の悪いもので寝ていると

疲れは溜まるもの・・・。

 

この時、夫はすでに根を上げていた。

 

なので、引越しはできるだけ

早くしたい。。。

が夫の願い。。。

 

しかし、関税から私たちの引越しの荷物が

リリースされたのは週の半ば。

次の日に荷物を配達してもらったら

普通の日。

 

つまり、夫は会社で

子供は学校・・・。

 

つまり、私1人で引越し・・・になる。

 

しかし、夫のストレスを考えると

これ以外に方法はない。。

 

と言うことで

オマーン初の引越しは

なんと一人で担当。。。涙

 

こんなの不安しかない。。

 

40フィートのコンテナいっぱいの荷物を

1人でさばく・・この不安。。

 

しかも、馴染みのない引越し屋。

 

どうなるか見当すらつかない。

しかし、結構する以外はない。

 

バーレーンから引っ越して

すでに1ヶ月以上経過していた。。

これ以上、遅れたくない。。

 

と言うことで

関税からリリースされた翌日月曜日に

引越し決行。。

 

約束の時間は10時。

 

9時半ごろに担当者から

住所確認のメール。。。

WhatsAppでロケーションの地図を送る。

 

こういう機能、本当に便利。

何が目印になるのかわかってない状態で

説明せずに済むこの便利さ。。

 

さて、ロケーションを引越し業者に教えた10分ご

引越し業者がやってきた。

どうも視察にやってきた様子。

 

何を視察したいかって。。

40フィートのコンテナを積んだ

トラックが駐車場に入るかどうかや

ドアの位置の確認など。。

 

いろいろ確認した後

帰っていった引越し業者。。。

 

そして、1時間ご

約束の時間は若干遅れていたものの納得。

あんな大きなコンテナ積んで

こんな小さな路地に来るのは

時間がかかっただろう

という感じの

大きなトラックがここにやってきた。

 

トラックは

ドアに一番近い場所に駐車できた。

そして、コンテナを開けるとき。。

 

引越し屋さんたちは

「コンテナを開けてよろしいでしょうか?」という

いつにもなく丁寧な問いかけに

ドキドキしながら

「ええ、どうぞ。お願いいたします」と

声をかける。。。

 

すると鉄の鎖で封印されていたコンテナを

大きなペンチ?みたいなもので

開ける。。。

 

なんと仰々しい、、笑

しかし、なんだか

プレゼントを開けてるような気分。。

 

そして、中を見ると。。

40フィートのコンテナ

いっぱいの私たちの荷物が。。

 

当初20フィートでいいと思っていたが

なんのこっちゃない。

40フィートの長さでも

ギリギリだったようで

びっちり詰まってる。

 

まあ、上は若干空きがあったものの

そんなに空いてもない。

 

引越し屋さんの一人が

「これで間違い無いですか?」と

いうので

「ええ。間違い無いです。

見覚えのあるものがたくさんあるので。」と

答えた私。。

 

それを聞いた業者さん達は、

一斉に荷物を運び出す。。

 

いつもなら

業者さんが持ってきたら

すぐに荷ほどきをして

ちゃっちゃと入れ込む私なのだが

今回は何もしないで

指示だけに徹する。

 

これはあっち、

これはそっち

と指示をする。。

目が回るとはこのこと。。

 

粗方、どこに何を置くかは決めていたものの

ダンボールに入っているので

何が何だかわからない。。。

 

カッターを握りしめ

わからないものは封を開ける。

ほぼ8割わからないものだったので

開けるのに必死。。

 

この家は階段の多い家。。

3階建てなので

重いものを運び間違えたら

あとが大変なのだ。

 

とはいえ、一気に押し寄せる

箱達にあたふたしてしまい

判断を何度も誤る事になる。

 

はじめに全ての箱を運び出すために

6人の引越し屋さんは

フルで動く。

 

3時間後。。

箱をコンテナから無事に出し終えた様子。

 

改めてコンテナの中を確認するように求められる。

「中に何も無いことを

確認してください。」と。。。

 

中には何もなかった。。

コンテナは

私が思った以上に長く感じた。

4メートル正方形の

奥行き12メートルだ。

めちゃめちゃ大きい。

 

「確認しました!

何も無いです!」と私は返事をする。。

すると、コンテナは閉められた。。

 

さて、お昼を若干過ぎた時間だが

お弁当を持参してる感じのしない

引越し業者さん達。。

 

この、引越し業者さんは

まあまあ、動きもいいし

まともだし。。

何より、もうちょっと頑張ってもらわないといけない。。

 

ということで

私の自腹でお昼を調達する事に。。

 

ちょうど、子供達を迎えに行く時間だったので

その帰りに人数分のランチを購入。。

今回もKFC。。

これが一番無難。

宗教上、食べれないものがある可能性のある国で

一番出して安全なのはチキン。。

チキンといえばKFC。。

ランチセットもお手頃なので

いつも、引越し屋さんには

ここのセットを振る舞う。

 

さて、ランチを買って帰ってくると

組み立て作業に入っていた。。。

 

コンテナに入れ込むために

何もかもバラバラにしてしまったので

組み立てる必要のあるものが

沢山あるのだ。。。

 

しかし。。。

バーレーンの引越し業者は

壊れることを恐れたのか

いろいろな部品を

箱の中にしまってしまい

どこに何があるのか

箱を開けて探さないといけない。。

例えば

テーブルの脚はバスマットの中に紛れていた。。

 

こんな紛れかたをしてるもんだから

私は片っ端から箱を開け始める。

そして、整理をし始める。

 

組み立てるのに必要な部品を探すのも

整理してる理由ではあるが

それとは別に理由があった。。

できるだけ多くの箱を持ち帰ってほしいこと。

 

箱は私が買い取ったもので

返す必要はないのだが

何百もの使った後の箱など

私には必要ない。

 

引越し業者にあげれば

そこでまたリサイクルして

使ってくれるだろう。

そのほうがこっちも邪魔にならないし

あっちも助かるだろう。。

 

なので、できるだけ持って帰ってほしい。

 

そのことを引越し屋さんに伝えると

喜んで承諾してくれた。

この日、全部回収できなくても

後日、取りに来てくれるらしい。。。

 

さて、そうと決まれば

箱を開けて

引越し屋さんが帰る前に

できるだけたくさんの箱をからにして

渡さなければ・・・。

 

しかし、一人しかいないのに

そんなに捗るはずもなく。。

頑張って空にした箱20箱。。

 

この時全ての部品を見つけた。。。

 

引越し屋さん達は

「大きな家具などの位置の確認をしてほしい」

と最後にやって来た。。。

 

私はいくつかの家具の位置の修正をお願いし

思い通りの配置になったため

ここで引越し業者の作業は終了。。

 

なんとか引越しを終えた。。

この時すでに夕方5時を回っていた。。

 

家に家具が入った。

自分たちのものが入るだけで

新しい場所なのにとても安心する。

ここが我が家なんだと

ホッとする雰囲気になる。。

 

家具をバーレーンで売りさばき

こっちで新しい家具を買うという選択肢の方が

よかったのではないかと思うこともあるが

やはり、毎回、いろいろ考えて買った家具達を

手放すのは惜しい。

お金だけじゃない。

そこには思い出もあるし

何より気に入っているから

手元に置いているのだ。

 

これはお金には変えがたい。。

 

1ヶ月以上ぶりに我が家にある家具達。

特にベット。。

ああ、なんという気持ち良さ。。。

この硬さが好き〜!

と、ダイブしたくなる。。

 

慣れたベット(寝床)というのは

特に気持ちがいい。。。

 

夫は引越しが全て終えて帰って来た。。

帰って来て早速

自分たちの家具が入ってる部屋を見て回り

満足そう。。。

 

この日、私は疲れがどっと出て

この日の作業はこれで終了。

夕飯も作る気力もなく

外食。。。

 

倒れるようにベットになだれ込み

久しぶりのベットで

爆睡した。。

 

この後も週中だったため

誰の助けも借りれず

たった一人で

コツコツを箱を空にする作業をし

2日で全ての箱を空にし

業者に持って行ってもらった。

 

しかし、この時の無理がたたって

このあと、ぎっくり腰になり

1週間以上

寝込む事になったのであります。。

 

 

うううう。

おばか。