いつもながら普通に帰国できない我が家・・・ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

さて。。やっと帰国。。

 

最後の最後まで若干微妙な感じのまま

私たちはフランスを発つ。

早朝4時に家を出発・・・

長い時間をかけて空港に着いた。。

 

義父母は子供達との別れを惜しんでいたが

私は心晴れやかだった。。

多分夫も・・・

最後の方は帰りたいの一点張りだった。。

お互いに。。。

 

やっと帰れる。

これで誰にも

何も気を使わなくてもいい。。

 

開放感とはこのこと。。

 

さっさと空港の中に入り

自由な時間を過ごす。。。。

そして搭乗時間。。。

 

しかし。。。

予定時刻よりも

なぜか遅れて離陸する。。

 

余裕を持ったスケジュールではあったが

1時間いじょう押してしまったため

若干微妙な感じになった。。

 

ロンドンに到着すると

乗り換えなのに

空港を一旦出国せねばならず

その長蛇の列で1時間のロス。

 

そして入国する前のチェックインでも1時間以上待たされ

余裕だと思っていた3時間半の乗り継ぎ時間は

ほぼ皆無。。。

 

やっとチェックインしたから

荷物検査に行けば

さらに長蛇の列。

 

スタンスステッドは

本当に何とかしないとダメだ。。

ちゃんと機能してない。

 

出発時間30分前だというのに

私は荷物検査の100人以上はいるであろう列の

一番後ろにいる。。

 

このままじゃあ間に合わない。

 

日本だと

こういう場合

「〇〇便のお客様いらっしゃいませんか?

いらっしゃいましたら

おしらせください!!!」

と係りの人が先に通してくれたりする。。。

 

本当に親切。。。

 

ここ(スタンステッド)ではそんな人見たことないけども。。

 

 

さて、残り30分

ここから搭乗口まで行くのに

多分それくらいかかる。。

広いので・・・

だから、ここは何としても

先に通してもらう必要がある。

 

列のあちこちに目をやる。。

どこかに係りの人がいないか・・・。

 

見渡す限り誰もいない。

いるのは並んでいる客。。。

 

探さないと乗り遅れる。。

 

すると隣の列のところに

人がいた。。。

 

が、ここは特殊な列らしい。。

多分、お金を払って

早く行く列。。。

 

人がいない列のところに

係りの人がいる。

何という馬鹿な。。。

しかし、あの人に掛け合わないと

あの人以外見当たらないのだから。。。

 

私は夫と子供達を残し

一人策を乗り越えて

その人に会いに行こうとした。。

 

すると。。。

 

どこからかやってきた

係りに人が

「何やってるの?」と大きな声で怒鳴る。

 

私は「やっと見つかった」

そう思いつつ

彼女に

「私たちのフライトは30分後にここから発つ。

前の便が遅れて乗り継ぎが間に合わない。

搭乗口も一番遠い場所にある。

早く行かないと間に合わない。

先に通してほしい。」

そう話した。。

 

 

すると

「そんなの知らない。

あのレーンにはお金を払わないと行けないの。

この列で待ちなさい」とな。。

 

「じゃあ、私たちが乗り遅れたら

あなたが責任をとるのね?

私たちの都合で遅れたんじゃない。

飛行機が遅れたんだ。

乗り継ぎに間に合わない客を

放置するのか?」

そう詰め寄るも

無視してすぐに立ち去る。。

 

全くもって失礼。

こういうことがあるから

人員を整理するためにいるはずなのに。。

何のためにここにいるんだ。。

仕事しろよ。

 

イギリスは特に

仕事できない奴ほど

偉そうな態度の奴が多い。

 

呆れてものが言えない。。

しかし。。このままでは困る。。

残り20分ほどになって

先ほど行こうとした列の違う係りの人が通りかかる。。

 

「ちょっといいですか?

私たちのフライトは20分後に出発します。

まここで待っていたら

間に合いません。。

ゲートをみてください・・・。

ここから一番遠い場所です。

何とかしてもらえませんか?」

 

すると彼女は先ほどの女性よりは

まともな人だった。。

いい人ではないけども。。

 

ものすごく嫌みと文句を言いつつ

私たちを早いレーンに通す。。

 

いや、これは私たちのせいじゃないし。。

それに、どうせ通してくれるなら

にこやかに通せばいいのによ。

賢くないな。。。

 

と、せっかく通してもらっても

嬉しさ半減。

イライラのまま

荷物検査を通り過ぎたのは12分前。。

 

空港内をダッシュした。。。

子供づれで。。

 

そして何とか1分前に着いた。。。

 

が・・・様子がおかしい。。

 

搭乗時間が過ぎているので

私たちだけのはずが

大勢の客がオロオロしている。。

 

どうも、遅れている様子。。

 

何だよ。

そんなことなら

早く放送しろよ。

 

そして待つこと1時間・・・・

ようやく出発。。。

 

しかし。。。

イスタンブールでの乗り継ぎが1時間半しかないのに

1時間も遅れて大丈夫なのか。。

 

続きのチケットだから

乗り継ぎは間に合うはずだけども。。。

待っててくれるだろうか・・・・。

 

イギリスからトルコのイスタンブール

乗り遅れ。。。

 

ん?

待てよ?

このパターンどこかで聞いたことがある・・

 

そう思い考えてると・・

 

そうだ。。。

義妹が我が家に来るとき

この航空会社で乗り継ぎ間に合わなくて

乗り遅れて

イスタンブールで一泊したんだった。。。

 

まさか、同じ便。。。

 

嫌な予感がする。。

 

そう思いつつイスタンブール到着。。。

乗り継ぎ時間10分前。

間に合わないかもしれない。。

間に合うかもしれない。

やれることはやるしかない。。

 

そう夫と話し合った私。。

 

イスタンブールに着き

飛行機から出ると

一目散にダッシュする我が家。。

家族全員猛ダッシュ。。

荷物検査を2つも乗り越え

空港の端から端に移動。。。

 

汗だく。。。

 

走った甲斐あって

何とか搭乗できた。。

 

ううう。よかった。。

帰れる・・・

もう、我が家に帰りたいんだ。。

もう、他所様の家のベットで寝たくないよ。。

 

結局飛行機は1時間遅れで出発。。

走らなくてもよかった。。。汗

 

 

こうしてバタバタしながら

無事にバーレーンに着いたのであります。。

 

 

結局

フランスに行ったのに

フランスらしいことを

全くせずに帰ってきた私達。。

 

フランスには心残りしかない。。

 

いつの日か

義父母がいないときに

またフランスに行ってみたい。。

 

とりあえず

義理は果たした。

かなり大きな義理だったと

自分では思う。。

もう、次は義理は無視する。

 

この義理と引き換えに

何か大きなものを無くした気がする。。

 

そう思ったのを覚えている。。

 

 

 

 

 

 

※次から引っ越しドタバタ記録を

綴っていきます。。。