義母と叔母の確執 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

義母の計画で

午後から市営のプールに行くことになっていた子供達。

 

 

しかし、胃痛が激化し

とても暑いのを我慢しながら

プール側にいる自身はないと判断。。。

 

夫に頼んで

子供達を見てもらうことに。。

 

ちなみに・・

言い訳するようだけども

あまり夫に子供を預けて

自分は行かないとかいうことは

ない・・・。

 

どちらかというと

その逆が多い。

夫が子供を預けて自分だけ飲み行くとか・・・

 

まあ、うちの場合

イギリス人だけども日本のお父さんと

そう変わらないので

我が家も例に漏れず

私がそんな役割が多い。

 

今回はかな〜り久しぶりに訪れた

自由な時間。。。

まあ、胃痛つきだけども。

 

さて、

叔母さんも暑いところに行くのは好きじゃないし

泳ぐなんて発想はない。

 

長旅の疲れも癒えぬまま

長時間に及ぶ食事会に連れ出されたものだから

若干の疲れは溜まってる様子。。。

 

2人でお留守番をしながら

話を始める。。。

 

「こんなに暑いのに

陽に当たりに行く

その気持ちがわからない・・・」

と叔母がポロリという。。

 

陽に焼けたくない叔母は

日光浴が大嫌い。

私も好きではない。

 

「イギリスは太陽の光が少ないから

ここぞとばかりに

日光に当たる必要があるのかもね!」

と私は笑いながらいう。。

 

「まあ、今回はプールで良かったけども

私は湖で泳ぐのだけは無理なんだよね。。」

と私がポロッというと

「あー。わかる。

海とかならわかるけど

水が変わらない

溜まった水で泳ぐのは

なんだか気持ちが悪いよね。。」

と叔母。。。

 

「そうなの!

その通り!

現に湖には水質調査係がいるようで

検査によっては

基準を満たしてなくて泳げない日もあるのだとか。

 

水質調査が必要で

しかも

泳げない水質の時もあるし

しかもたまり水って

ことだけで

もう、無理なんだ。。。私。」

と私は勢いよく言ってしまう。。。

 

叔母も同感のようで

「そうそう。

私もそういうところで

泳ぐ習慣ないからね。。

 

なんか、湖に行きたそうだから

この話が出たら

お互い全力で阻止しょうね!」と

叔母の提案に

私は大きく頷いた。。

 

「本当はね・・

フランスも来たくなかったのよ。。

でもね。。

あの二人が(義父と叔父の双子コンビ)一緒に居たいから

仕方なく付いて来たけどね。。

 

床が汚いのが耐えられないのよ。

今回はヒロがいるって来たから

気持ち的には少し楽だったわ。。。

 

去年の汚れ方より

全然マシだもの。(叔父叔母は去年も来ている)

 

随分掃除したんでしょ?

床が綺麗だもの。」

叔母はそう言いつつ

床を見る。。

 

私も叔母もアジア人

床が汚いのは

やっぱり耐えられない。。

 

私もそうだが

叔母もまた

自分が汚いのが耐えられないから

自ら掃除して居たのだ。

 

片付けも

何もかも

自分が耐えられないからする。。

 

でも今回は私がいるので

仕事が半分なので

気持ちが楽だという。。

 

「(義母)はさ、変なところで

いきなりスイッチ入るでしょ?

だから、綺麗にしておいたほうがいいしね。。」

と叔母。。。

 

その通り。

義母は今までニコニコしてたかと思うと

突然狂ったように泣き出したりする。。

家が散らかると。。。

 

義母は掃除を叔母にしてほしくないと

言っていたけれど

しなかったら

しなかったで

機嫌が悪くなるのは事実。

 

叔母はなので、あえて

嫌われても掃除をする方を

選んでる様子。

 

私と同じ。。。

私もきっと影で言われてると思う。。

でも、わかっていても

やる方を選んでる。

自分のために

(機嫌悪くなって困る)みんなのために。

 

まあ、今は最低限しかしないけども。。。

 

叔母と私の違う点は

私は義母のやり方に合わせて

掃除をするが

叔母は叔母の基準で

叔母のやり方で掃除をする。

これがこの二人が交わらないポイント。。。

 

掃除の話から

だんだんエスカレートし始めた叔母は

ついにあの話を始める。。

 

なぜ、この二人が不仲になったのか・・・。

 

実はこの話

義母から聞いている。

 

義母の話と

叔母の話。

この二人の内容が

そう違うのか

興味があったので

黙って聞いてみた。。

 

叔母の話を要約すると・・

 

昔々

夫が5歳くらいの頃

叔父の職場がまだロンドンだった頃

叔父は転職することを選んだ。

 

当時まだ内定をもらってなかった叔父は無職。

それを心配して居た

当時定職に付いていた義父は

一緒に住むことを提案した。。

 

一緒に暮らし始めたこの2家族は

色々あったらしい。。

 

叔母曰く

とにかく気に入らなかった様子の義母。

 

こんな提案は義父の一存に決まってる。

義母の複雑な性格からいってが

他人と住むことなど

望むはずもない。。

 

他人と住むことの難しさの一つに

義母のよくわからないこだわりがあったりする。

 

それは私も嫌という程思い知った。

 

一緒に住むべき人ではない性格といえばいいのか。

 

一緒に住むんだから

ある程度は

これくらいは

まあ、最後に形になればそれでいい。。

 

くらいの性格なら

まだいいが

物事の行程から

「こうじゃないとダメ」という性格。

 

叔母は性格がいいかどうかは別にして

何もしないでボーッとしてるタイプではない。

何かしないと。。。

という、どちらかというと

私よりの人間。。。

 

だからこそ、墓穴を掘る。

手伝うことに気を取られ

義母のやり方を無視してしまい

義母の地雷をいくつも踏んだことのある私は

叔母がどれくらい難しい生活を送って居たか

想像がつく。。

 

しかも、義母は年老いて少し、丸くなったというから

きっと若い時はもっとキツかったに違いない。

 

さて、叔母の話によると

それはそれは

きつい生活だったよう。。

 

最初はなぜこのような仕打ちを受けるのは

わからなかったらしい。。

 

で・・・決定打は。。。

 

オムツトレーニング。

 

当時2歳だった叔母の息子。。

息子はちょうどオムツが外れる時期だったとか。。

 

そして、トイレトレーニングも終わりごろ

粗相がない日が1週間以上続き

もう、大丈夫だろうと思って

オムツをとった

その日の夜に

お漏らしをベットの上でしてしまったよう。。

 

これに怒り心頭の義母は

かなりボロクソに文句を言ったよう。。

 

「人のうちで

オムツ外すトレーニングするなんて

信じられない」と

たった一回の過ちだが

かなり怒って居たという義母。。。

 

確かに、旅行に来てて

たまたま泊まらせてもらった時なら。。

まあ、言わんことはわからんこともないが

 

当時は叔父の就職の件もあって

一緒に住んでた状態。

人の家ではあるけども

住んで居たので

仕方がなかったという叔母。。

 

今は何回も自分のベットにゲロ吐かれて

そのままでも怒らないんだけどもね。。。

自分の息子の子供だからね、、

身内にはとことん甘いのは

義母の性格だ。

 

さて、けちょんけちょんに叔母に文句を言った義母。

叔母はこの話を姉妹に相談。。。

すると姉妹は激怒。。

 

烈火のごとく怒り

怒鳴り込んでいったそうな。。

 

そのあと、義母から謝罪があったという叔母。。

 

でも、わだかまりは

この時から取れてない様子。。。

 

これは叔母だけじゃない。

義母も同じ。

 

2人して

全く同じ内容を話すあたり

相当お互いに根に持ってる。

 

まあ、私なら子供のおむつとったら

夜は保険としてタオルか何か

寝る前に敷いてみるけども

まあ、おねしょなら

敷いても汚れるのは間違いないだろうけどもね。。

 

私なら多分怒らない。。

子供のおねしょくらい

可愛いもの。

 

マージーの下痢のお漏らしに比べたら

屁でも無い。

 

実際、夫の妹の子供が

我が家のベットでおねしょをやってしまった時

「大丈夫!大丈夫!

よくあることよ!」

って一緒に掃除したしね。。。

 

気にも止めなかったんだけどな。。。

 

義母の怒るポイントって

本当にわかりにくい。

こういうスイッチが

他人にはよくわからないところ。。

 

とにかく

義母と叔母はここから

関係がこじれているが

なんとかつなぎつなぎ

やって来たよう。。

 

お互いに嫌いだということを

隠したり

隠さなかったりしながら。。

 

「私はきっと

彼女とはあわないのよね。。。」

 

と叔母はぼやいていた。。

 

 

叔母はどちらかというと

余計なことを口走るタイプ。

 

言わなくていい事をぼろっと言ってしまうタイプ。

一方、

そういうのが苦手な義母。

言わなければいけないことも

言わずに溜めに溜めて

最後にはとんでもない手段に出る義母。

 

まあ、どっちもどっちだけども

この二人は

合わないんだろうな。。。

 

 

なんて思いつつ

叔母の話を聞いていた私なのであります。。。