日程の行方 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

あと少しでフランス滞在の話も終わるので

書かなくてもいいかなとは思ったのですが

まあ、いくつか覚えていたいことがあったので

私のためにここに書いておきます。。

 

フランスのパリに到着した叔母と叔父は

イベントのおかげで足止めを食らう。

迎えに行かないと

どうしようもない状態になり

往復10時間かけて迎えに行った。。。

 

次の日。。。

この日は村のお食事会。。

前にもイノシシを振る舞う食事会あったのだが

1ヶ月後また食事会。。。

村の人はどうも

何かにつけて集まって食事をするのが

好きな様子。。。

 

この日振舞われたのは子羊の丸焼き。

前もイノシシは丸焼きだったが

今回も子羊は丸焼き。。

 

どうも、この村の人は丸焼きが好きらしい。

 

あまり羊自体得意ではない私だったが

なんとか完食。。。

 

ちなみにイギリス人は

羊にはミントソースというよくわからない

組み合わせが好きな様子。

 

テリーヌの前菜

からサラダ

チーズが振舞われ

メインの羊の丸焼き

グレービーのような豆のスープ(タレ?)

デザートのパイ生地のパン。。

 

美味しいかと言われれば

まあまあ。。。

素朴な感じの味だから

胃もたれはしなさそう。。

ただチーズが

ヤギのチーズで

これが苦手な私は

全く手をつけてない。。。

 

ワインを何本も開け

みんなほろ酔い気分。。

 

そんなとき。。。

義父と叔母が話し始めたのを

なんとなく聞いていた私。。

 

その話題はなんと

義弟の嫁。。。

 

今回あったことをいろいろ説明しているうちに

興奮してしまった義父は

机をガン!と叩き

涙めで顔真っ赤。

 

見たことがないほどの表情で

「あのビッチは・・・・!」と

怒りが爆発。。

 

オイオイオイ!

今頃かよ。。。汗

 

私たちの前では

あれでもものすごく抑えていたようだったことに

この時気づいた。

 

実は義父はものすごく怒っていた。

あの時も

今も。。。

 

幸い食事会は騒がしかったので

義母は義父が起こったことも

文句を言ってるのも

聞いてなかった。。

 

いつもなら止めに入る義母。

しかし、今は気づいてないとあって

義父の話はエスカレートする。

 

「あのビッチは本当に許さん。

自分の子供の面倒もちゃんと見ず(溺れさせた)

意見も取り入れない。

全てやりっぱなし。

散らかし放題。

相手に対する敬意は全くないし

一緒にいて苦痛しか感じない。」

とまあ、こんな内容を

義父は叔父と叔母に話している。

 

まあね。。

あれだけすれば言われるよね。。

私からしたら

今までとそう変わらない

暴挙ぶりなので

なぜ今になって

こんなに起こってるのかと思ったけど

なるほど

ここに来る交通費まで負担してやってるのに

あの態度だったら

まあ、今まで以上にムカつくのは当然か。。

 

この当時はわからなかったけども

今なら理由がわかるから納得。

 

まあ、私から言わせれば

君んとこの息子(義弟)も同罪だけどもね。

だな。

 

やっぱり自分の子供は気にならないのかな。笑

 

私は適当に笑いながら

この話を聞いていた。

 

叔父と叔母とは久しぶりだったので

いろいろ話した。

 

まあ、彼らのことも

100%信用してるわけじゃないので

完全に心許してるわけでも

なんでも話すわけではないけれど

まあ、普通のことは

大抵気があう。

 

叔父さんも叔母さんもなぜか私が好き。。

自分で言うのもなんだけども。

 

叔父さんが昔日本の企業に勤めてたことも

多分私が好きな理由。。

 

叔父は義父母より日本の文化に詳しいし

嫁(叔母さん)がインドというアジア圏なのもあって

まあ、似たことで不快感を感じるところも同じなので

話があうのは事実。

 

さて、パーティーの間中

かなり酔って文句を言っていた義父だが

どうも持病の腰が痛くなった様子。。

 

長い間座っての食事は

やっぱりまだ腰にくる様子。

 

「お義父さん、そろそろ帰ろう。

腰が痛そうだし

私も一緒に帰るから。。」

 

そういって義父を連れ出す。

食事会はまだ途中だが

もう、食事は出尽くしてるので

あとは飲んで話すだけ。

 

もう、随分人もはけて

残りはイギリス在住組と

村人少々。。。

そろそろ潮時。

 

義母に一言言って

帰ることに。。。

 

酔いに任せて怒り

ちょっと気が晴れた義父は

腰をさすりながら

私と一緒に家に戻る。

 

私も酔ってしまっていて

眠かったので

帰りたかった。。。

 

30分ほどして

みんな戻ってきた。。

 

ちょうど昼寝から降りてきた私は

このあと

次の日にどこに行くかという

話し合いに参加することに。。

 

義父母は湖に泳ぎに行きたいらしい。

 

またかよ。。

 

湖で泳ぎたいと思っていない私。

いや、泳ぎたくない。

 

今まで透明度が高い海で泳いできたのに

何が悲しくて

透明度は皆無の湖で

わざわざ泳ぎたいのだろうか。

 

夫に湖は嫌だと

イタリア旅行中に言っていた私、

何が何でも阻止してほしい。

私は湖で泳ぐという習慣がないので

泳ぎたいと思わない。。

 

そう伝えていた。

夫も湖で泳ぎたいとは思っておらず

なので私に賛成していた。

 

この話し合いの間中

湖の話が出るたびに

夫が話をそらす。

 

そしてそれに賛同するかのように

叔母も話そをそらす。。

 

叔父叔母もまた湖には行きたくない様子。

 

フロリダから来た叔父と叔母。

フロリダの海は綺麗だろうから

まあね。。。

わざわざ湖で泳ぎたいとは思わないよね。

 

でも、なぜか泳ぐことに

ものすごく固執している義母。

 

この時、私たちはプール付きの家に住んでいた。

バーレーンでは

「泳ぐ」こと以外にすることがない。

だから、泳ぐのだ。

しかも、家の中にプールがある我が家にとって

泳ぐことはわざわざフランスに来てすることじゃあない。

 

どちらかというと

ハイキングとか山登りとか

バーレーンにないやつをしてみたい。

 

泳ぐのは、やりたいことリストの中で

一番下の方。。

 

義母はなぜか

市営のプールに子供達を連れて行きたいと

言い始める。

 

フランスに来て

プールか・・・。

 

私も夫も

叔母も叔父も

なんだか進まない顔をする。

 

普通、外国に旅行に来たら

自分の国にはないものを見ていたい。

何が違うのか

どう違うのか

何が有名なのか

そういうことが気になる。

 

叔父叔母も私たちも

全く同じだ。

 

プールより

街を見たい。

特産物も見てみたい。

 

変わったものを食べてみたい。

変わったものを見てみたい。

 

そういうことに気づかない義父母。

 

私は義父母が来た時

そういうものは全部見せた。

 

しかし、彼らにとって

バーレーンはそこまで魅力を感じるところではなく

むしろ孫に会いに来ただけだったのだから

こういう気遣いは

無駄だったのかもしれない。

 

そして、フランスに来た今でも

孫と一緒に何かするのが目的で

旅行に来た私たちよりも

孫の方が優先。。。

 

その孫優先でも

孫の立場で考えた案ではなく

あくまで自分たちの立場からの案。

 

仕方ない。。。

 

何度反対しても

プールを譲る気が無かった義母。。

 

午前中はスーパーに買い物

午後はプールということに。

 

この頃から

お腹の調子が悪くなる私。

 

私は胃が弱い。。。

 

チーズやワインを飲み過ぎれば

一発で胃にくる。

 

そして、フランスに戻って

チーズとワインを欠かさなかった私は

一発で胃にきた。。。

 

この日の買い物の私のミッションは

大根を探すこと。

 

私、海外での胃痛の対処法は大根でございます。

大根を擦ってご飯と一緒に食べると

あら不思議!

胃痛は吹っ飛んじゃう。

効果覿面でございます。。(私だけかもですが)

 

中東には細いけど大根がある。。

なので、薬なしで生きていけてる。

 

当然、ヨーロッパにもあるはずだと

思っていたけれど・・・

見つからず。。。

 

あったのはピンク色のラディッシュ

ちょっと違うけど

似たようなもんだし

同じような効果が期待できるかも。。

 

 

ということでラディッシュご購入。。

 

叔母さんは

誰かに言われたようで

フランスのマヨネーズが美味しいと言われたので

買いたいとのこと。。

 

確かに、

フランスのマヨネーズは美味しい。

 

海外のマヨネーズは私は好きじゃないし

キューピーLOVEなのは

間違いないのだけども

フランスのディージャンマヨネーズという

辛子が入ったマヨネーズは

味が濃ゆくて美味しい。

 

叔母さんに

「お友達の言ってたマヨネーズもだけど

このディージャンマヨネーズも試してみた方がいいかも。

私は味が濃くて好きよ!」

とコメントすると

「そう?じゃあ、ちょっと試しに買ってみて

食べてみましょうか?」と叔母・・。

 

しかし。。

今日の献立が決まってしまっている義母・・・

当然、マヨネーズが登場するような

献立では無かったので

私が一品付け足すことに。。。

 

それは。。

ボイルしたエビ。。

 

これが美味しい。。

 

小ぶりなエビを

そのままボイルしただけなんだろうけども

ちょっと塩が効いていて

それだけ食べても美味しい。

 

エビといえばマヨネーズ。。

これ鉄板。

 

ということで

自腹で叔母のために

一品付け足した私。。

 

それがあまり気に入らない様子の義母をよそに

購入。。。。

 

 

一旦家に帰り

昼食。。。

 

早速エビをマヨネーズでいただくことに。。

叔母友達の進めたマヨネーズと

私が進めたディージャンマヨネーズを

食べ比べる。。。

 

叔母

「私も、こっちのマヨネーズの方が好きだわ」と

ディージャンマヨネーズを選ぶ。。

 

私は買ってきたラディッシュにかじりつく。

 

エビはまだ今の胃には高度な食べ物なので

食べれず。。。

 

ひたすら

ラディッシュを食べ続けた。。

 

昼食後

さらにお腹が痛くなり

午後のプールは遠慮することにした。

 

夫がいるから

子供達の面倒は見てくれる。

 

私は家に残ることに。。。

すると

叔母も残ると言い始め。。。

 

私と叔母二人は

家に残ることが決定した。。

 

そして、義父母と子供達が去り。。。

私たち二人きりになると

叔母がおもむろに

禁断の(義母への)愚痴トークをし始めるのであります。。