北朝鮮への「鼻血作戦」は存在せず
CFRの「北朝鮮との戦争を回避」と題する記事
日本の一部メディアは平昌オリンピック後の米軍による北朝鮮攻撃を予想しているが、米国務省もCFRも米軍も否定記事を出し始めた。
2月15日に、スーザン・ソーントン国務次官補代行が議会の公聴会で、北朝鮮への軍事攻撃「鼻血作戦」は存在しないとの見方を示した。
また、2月16日付のCFR(米外交評議会)『フォーリン・アフェアーズ』誌には、Avoiding war with north koreaと題する記事が発表されている。
記事は米軍のダニエル・モルガン大佐に対するインタビューで、氏は朝鮮半島への軍事介入は壊滅的な結果を及ぼすと警告しているのだ。
当該記事の中でも、北朝鮮へ一撃を加える「鼻血作戦」はリスクが大きく、米軍には作戦遂行の準備ができていないと指摘されている。
米軍の戦略は、外交的努力を継続して朝鮮半島の非核化を促すことであり、中国とも共同で非核化への対話を促していくそうである。
日本のマスコミが異様なほど南北和平統一の動きに無関心なことには、福島原発事故の報道規制と同じような不気味さすら感じる。
野崎晃市(43)