教えたかどうか | 窪田テニス教室

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皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。



レッスンで自分が動きを教えたかどうかは、レッスン内容を書いてみればわかります。

教えているなら、「生徒の悪い動きは何か」「その動きを教えるために何をしたのか」「教えた後、生徒は改善したかどうか(経過)」が具体的に書けるはずです。

レッスン後に、これが書けない場合は、動きを教えていないと考えるように。

書けますか?

具体的に書くんですよ。

「今日はフォアの練習をやりました。フォアの球出しを長くやってから、生徒同士の打ち合いをし、ゲームをしました。」的なのは論外。これはテニスサークルのようなもの。

グループレッスンの場合、全員分を書くのは大変ですから、一人分だけでもいいです。


とりあえず、一番最後にやったレッスンについて書いてみてください。

書くこと自体が大事ではないです。書いても教えるのは上手くなりません。

教えるのが下手なのに、その下手な教え方を書いたところで、改善のしようがない。

では、なぜ書くのか?

まず、生徒に動きを教えていないことに気づくようにするため。

次に、「レッスン後に、教えた内容が書けるぐらい、教えよう」とレッスン中に思うようにするため。

というのがレッスン内容を書く理由です。

動きを教えていないことに気づいてない(「動きを教えている」と勘違いしている)コーチが多すぎる。

これが、彼らが、動きを教えるための勉強をしない一番の理由です。

動きを教えたないことに気づいたなら、一文でも多く書けるように教える努力をしてください。

その努力をした後に、このブログが役に立つでしょう。