先日、テニスの試合を見ました。高校生の試合。駐車場には他県(福島、仙台など)のナンバーがたくさんあったので大きな試合だったのかな。
数試合をチラホラ見ていて気づいたことがあります。
試合後、お互いネットに近寄って握手するときに、負けた選手は勝った選手に「アドバイスをお願いします」と言っていました。
これは、恒例ですか?
勝った選手のアドバイスとやらを近くで聞くと、「あのポイントはもっと集中してやったほうがよかった」「ミスをしなければよかったのに」「足が止まっていた」などという程度のことを言っています。みんな言うことは大体同じでした。当たり障りのない、どこかで聞いたことがある言葉を言われて終わり、というのがパターン。
これって何か意味あるのかな?役に立ちそうなアドバイスができる高校生を見たことがないです(大学生もやっていますが同じレベル)。
第一に、それがとても大事だとしても、次の試合の予定が入っています。
試合が終わったら、とっととコート整備して(ブラシ掛け)コートを去りなさい!そんなことはコート外でできるだろ!(私が選手の指導者ならそう注意します)
負けた選手からすると、何かアドバイスをもらいたいというのはわからなくもない。アドバイスをお願いしないと失礼になるからという雰囲気があるのもわかります。
変なしきたりになっています。
私が負けた選手なら、
勝った選手の連絡先を聞きます。そして練習を申し込みます。「大会後に練習できる時間はないか?」「次の大会の前に、その大会会場で練習できないか?」というように。
地方大会なら、近所なので頻繁に練習してもらえるかもしれません。(私は実際にこれをやっていました。海外にいた頃は、練習相手を探すのが大変だった。)
これぐらいかな。
下手なアドバイスを聞かされるよりも、マシだと思います。