国立国際医療研究センター臨床研究センター疫学・予防医学部の研究(J Epidemiol 2024年2月10日オンライン版)によると、
2022年に新型コロナ用mRNAワクチンを接種した同センター職員のコーヒー摂取量と
COVID-19の発症リスクに相関が見られたという。
対象者は2110人で、大部分がコロナワクチンを3回接種していた。
2022年12月までの6ヶ月間で、225人(10.6%)がCOVID-19を発症し、
うち213人が3回以上接種済みだった。
統計解析の結果、コーヒー摂取量の増加に伴いCOVID-19の発症リスクが有意に上昇し、
1日3杯以上のハザード比は飲まない人の1.82だった。
他方、緑茶の摂取量にはCOVID-19発症リスクと有意な関連は認められなかったので、
緑茶を多飲してもしなくても、(コロナワクチン接種者では)コロナ発症率は変わらないということになるようだ。
ヒトのデータではコーヒー摂取量が1日200mLを超えると、
ウイルス感染への免疫応答が低下する可能性が示唆されているという。
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上記は、ワクチン接種した人を対象としているので、
接種していない人だとどうなるかは推測の域をでない。
個人的にはほとんどコーヒーは飲まないけれど、
緑茶にウイルス感染予防効果があると信じて毎日1杯は飲んでいる。
最近になって家内がスティック・コーヒーを多飲していたので、止めるようアドバイスした。
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