妄想物語 智の恋 メグ その22
2017-05-23(Tue)
俺は、ともかく
まずメグの気持ちだった
好きでいてくれるのに体が拒んでしまうなんて
そんなの悲しすぎるよ
ゆっくり大切にしてやりたかった
「メグ……安心して良いからね
俺はずっとメグを大切にする」
「うん
ごめんなさい」
「謝らなくて良いんだ
16の時の事が引っ掛かってるんじゃない?
俺がメグを傷つけたんだ
本当に悪かったね」
「そんなことない」
「ううん
俺が自分勝手だったと思うよ」
「そうなのかな」
「うん
メグが謝ることじゃなかったんだ」
「そう?」
「そうだよ
謝らなくて良かったんだ
今も同じ」
「うん
わかった」
もう一度そっと肩を抱いた
「メグが好きだよ」
「うん
私も……
好きな人に好きだって言われてすごく嬉しい」
「うん」
しばらくそのまま抱き締めていた
少しずつ進めれば良いな
焦ることはないし
きっと楽しくいられるだろう
そう思えた
体を離すとメグは、照れくさそうに笑った
「智くん……」
「ん?」
「ふふ……」
「メグ……」
「何?」
「可愛い」
「ありがとう」
「さっきの話だけどさあ
俺以外の奴とキスしたんだな」
「あっ……うん」
「好きだったの?その人」
「うん……まあね」
「なんだよな~」
「だって」
「ふふ……冗談だよ
でも妬ける」
「そっちこそ
何人も経験してるくせに」
「ふふ」
でも今は、メグが一番だよ
大事にするんだ
そう思えた
まずメグの気持ちだった
好きでいてくれるのに体が拒んでしまうなんて
そんなの悲しすぎるよ
ゆっくり大切にしてやりたかった
「メグ……安心して良いからね
俺はずっとメグを大切にする」
「うん
ごめんなさい」
「謝らなくて良いんだ
16の時の事が引っ掛かってるんじゃない?
俺がメグを傷つけたんだ
本当に悪かったね」
「そんなことない」
「ううん
俺が自分勝手だったと思うよ」
「そうなのかな」
「うん
メグが謝ることじゃなかったんだ」
「そう?」
「そうだよ
謝らなくて良かったんだ
今も同じ」
「うん
わかった」
もう一度そっと肩を抱いた
「メグが好きだよ」
「うん
私も……
好きな人に好きだって言われてすごく嬉しい」
「うん」
しばらくそのまま抱き締めていた
少しずつ進めれば良いな
焦ることはないし
きっと楽しくいられるだろう
そう思えた
体を離すとメグは、照れくさそうに笑った
「智くん……」
「ん?」
「ふふ……」
「メグ……」
「何?」
「可愛い」
「ありがとう」
「さっきの話だけどさあ
俺以外の奴とキスしたんだな」
「あっ……うん」
「好きだったの?その人」
「うん……まあね」
「なんだよな~」
「だって」
「ふふ……冗談だよ
でも妬ける」
「そっちこそ
何人も経験してるくせに」
「ふふ」
でも今は、メグが一番だよ
大事にするんだ
そう思えた
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