今回は普段会員ページで掲載しているチャートをどのように作成しているのか解説したいと思います。

まず当方のマシン環境は以下のようになっています。

「メインマシン」

iMac (27-inch, Late 2013)
Apple Thunderbolt Display(外付け27インチモニタ)

「非常時マシン」

MacBookAir 11


チャートを扱う上では画面の多さより画面の大きさが大事。ただ、これ以上の大きさは必要なしと思っています。
OSはMacですが、MacOS上でWIndows7をエミュレートで平行起動しシームレスで稼働させています。エミュレートながら下手なWindowsマシンよりは速いはずです。


チャート上に基道斜線や法則名を書き入れますが、これはWIndows環境で言うPowerPointにあたるMac用プレゼンアプリ「Keynote」を使用しています。

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チャート以外の外枠部分は雑多であり、いつでも矢印や記号などが使えるように端っこに並べてあります。
画面左にはいくつもの種類のチャートが並べられており、日経平均だけでなくN225FDS配信で使う日経225CFD時間足、NYダウ、上海総合指数、JPN225などのチャートを登録しています。SR銘柄用のものは別ファイルで使用しています。
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これはチャート上に配置する順張り法則名を作成したもの。1つのシートにまとめてあります。
普段はここから1つをコピーして使い、他の法則名を使う時は文字を書き換えて使い回しています。

順張り法則は48法則ありますが、私はここに表示されているものしか使用しません。出現頻度の低いものや精度的に問題があるとしたものは省いています。

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これは最近力を入れている日経225CFD時間足分析用のシートです。チャート背景が黒なので文字は白に変え、矢印や○枠などは黒に対して目立つ色を選ぶようにしています。


このように毎日チャートをキャプチャーしシート上にコピー。チャートは毎日縮尺が変化するので基道斜線や法則名の位置の微調整を行ないます。その上で新たな法則名の書き入れやチャート内コメント等を更新してブログ記事に画像としてコピー。ブログ記事ではその日の分析結果コメントを書き入れて投稿し、会員様の目に触れることになります。

チャート分析レベルの高さが要求されるのはもちろんのこと、それを見やすく分かりやすくチャートで表現し、そして記事文章も分かりやすく簡潔に伝える必要があります。チャートを載せて解説する所は他にもありますが、多くは単にチャートをコピーして載せているだけでチャート分析的価値はゼロの所が殆どでしょう。

また、分析だけ出来てもダメで、それを「記事」として仕上げるには多くの手法が必要になります。


今後も分析だけでなく、見やすさ、分かりやすさ、簡潔さなども考慮し、オンリーワンの存在レベルを更に上げて行きたいと思います。