小倉大賞典で、初めての重賞勝ちを飾りたいのでしょうね | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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昨日のダイヤモンドSは、戸田博文厩舎のソールインパクト(最終的に14頭立ての6番人気)が3着に入って、私達に3連複3460円を取らせてくれましたね。

この馬については、2月16日(金)に、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」のホームページ内で、

【 こちら 】

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「東京競馬場」がある府中市出身の戸田博文君は、お父さんの仕事の関係で、中学生の頃に美浦に引っ越して来ていて、江戸崎西高校に進んでから馬術部に入ると、3年生の時に滋賀国体で優勝して、茨城県から表彰されていましたね。

専修大学に進んでからも馬術部に入って、4年生の時には、「関東学生馬術協会」の幹事長をやっていて、「全日本学生馬術大会」の団体優勝に貢献していました。

大学を卒業してからの戸田君は、1991年に、京成杯など重賞を3勝したヒシスピード、ラジオたんぱ賞を勝ったホクセーミドリなどを育てた高木嘉夫厩舎の厩務員になって、その年の11月からは、新潟大賞典など重賞を3勝したハシノケンシロウや、フラワーCを勝ったフラッシュシャワーなどを育てた八木沢勝美厩舎で、調教助手として経験を積んでいましたね。

そして1995年からは、私と同い年の大久保洋吉君の厩舎で、1997年のオークスや、1998年と次の年のエリザベス女王杯を連覇するなど、GIを5つも勝ったメジロドーベルや、1999年の産経大阪杯など、重賞を3つ勝ったサイレントハンターや、1999年の中山グランドジャンプを勝ったメジロファラオなどに関わっていました。

その後、2000年の2月に調教師の試験に受かった戸田君は、次の年の6月に自分の厩舎を開業していて、今までに、キストゥヘヴンを使った2006年の桜花賞と、フェノーメノを使った2013年と2014年の天皇賞・春という、GIの3勝を含めて、重賞を18勝もしています。

2012年には、フェノーメノを使った青葉賞とセントライト記念など、全部で25勝を上げて、「6億4097万円」という、開業してから一番の賞金を稼ぎましたから、きっと戸田君はこの結果を喜んだのでしょうね。

それに、その後も、

2013年→23勝・獲得賞金5億3499万円
2014年→27勝・獲得賞金4億8045万円
2015年→30勝・獲得賞金5億5368万円
2016年→28勝・獲得賞金5億0851万円
2017年→20勝・獲得賞金5億8457万円

と、毎年5億円くらいの賞金を稼いでいます。

ただ、去年の勝ち星は、2004年以降では一番少なかったので、今年の戸田君は、「もっと勝ち星を増やしたい」と気合いを入れている筈です。

でも、今年に入ってから先週(2月10日~13日)までの成績は、「3勝・獲得賞金5723万円」という物足りない数字ですから、きっと今は、「賞金の高いレースを勝って勢いを付けたい」と考えているのでしょうね。

そんな中、明日は、1着賞金が4100万円のダイヤモンドSにソールインパクトを使いますので、「戸田君が勝負を懸けてくる」と私は見ていましたし、実際、彼がどう仕上げてくるのか、最終追い切りの様子を確認したところ、一昨日、南ウッドで強めに追われて、5Fが66秒7、終いの1Fが13秒3という時計を出していました。

プロトスター(3歳500万下)をコンマ2秒追い掛けて、軽快な脚捌きで並び掛けると、最後はキッチリ同入していましたし、追い切った後の息の入りも良かったですから、戸田君がキッチリ仕上げてきたのでしょう。

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という、私の見解を紹介していましたので、この内容を確認していた皆さんも、私達と同じように、「ダイヤモンドS」ではソールインパクトを絡めた馬券を取って、オイシイ思いができた筈であり、私が入手している情報の正確さを、改めて強く実感できたのでしょう。

そしてここからは、栗東の須貝尚介厩舎が小倉大賞典に使う、「KTレーシング」の持ち馬トリオンフについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のMさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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「KTレーシング」は、黒川哲美氏が代表者の法人馬主ですから、ここでは、「KTレーシング」を「黒川オーナー」と表記致します。

黒川オーナーの本業は、東京都港区に本社を構えている、「株式会社TFK」の代表取締役社長です。

1990年、大手メーカーの保険部門に入社した黒川オーナーは、その後、2000年に「矢野新商事株式会社」(新日本石油系のスーパーディーラー)の保険事業部長に就任し、2002年には、同社の子会社である「株式会社アローファイナンシャルサービス」の代表取締役となりました。

そして黒川オーナーは、2004年に保険の総合代理店である「有限会社TFK」を設立し、2006年に現在の「株式会社TFK」に社名を変更しております。

「株式会社TFK」は、中小企業を対象に、企業年金・退職年金問題に特化した保険販売を行なっており、導入した企業は100社以上に及んでいるそうです。

また、現在の同社は、26社の保険を取り扱っている上、東京の本社に加え、横浜、大阪、名古屋、札幌といった全国の主要都市に39の支店と営業所を構えており、2017年5月期の売上高は「58億6300万円」という素晴らしい数字を残しておりますので、その代表取締役社長を務めている黒川オーナーは、「保険業界の重要人物」と言えるでしょう。

馬主としての黒川オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせ始めており、昨年までの3年間は、

2015年→1勝・獲得賞金1000万円
2016年→7勝・獲得賞金7544万円
2017年→18勝・獲得賞金2億0944万円

と順調に数字を伸ばしておりますが、私は、黒川オーナーがこの結果に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくると見ております。

何故なら、昨年の「競走馬セール」に於いて、黒川オーナーは、「KTレーシング」の名義で、

7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」→6頭を4億1364万円で落札
7月18日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を4212万円で落札
8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」→6頭を3586万円で落札

と、計15頭を総額4億9162万円で落札しておりますが、「HBAサマーセール」が終了してから先週までの獲得賞金は「1億4520万円」に留まっており、この内、「馬主の取り分」は8割の「1億1616万円」ですから、セールに投じた資金を、まだ2割ほどしか回収できておりませんので。
(落札金額は全て税込)

もちろん、黒川オーナーは、これから行われる今年の「競走馬セール」でも、何頭かの落札を予定しているでしょうから、現在は、「落札資金に充てられるよう、多くの賞金を稼ぎたい」と考えている筈です。

そういった中で、本日は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の小倉大賞典にトリオンフを出走させますので、私が黒川オーナーでしたら、「セール資金の回収ペースを少しでも早めたい」と考え、この馬を預けている須貝先生に対し、迷わずメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「14日(水)、レースでも乗る川田君が坂路で強めに追って、4Fが53秒1、終いの1Fが12秒1っちゅう時計を出しとりました。軽快な脚捌きを見せとったし、追い切った後もドッシリ落ち着いとったんで、力を出し切れる仕上がりの筈や」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ております。

また、黒川オーナーは、まだ一度も重賞を勝てておりませんので、トリオンフには、「初の重賞勝ちを飾りたい」という思いも込めている筈です。

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「馬主のMさん」から届いた、栗東の須貝尚介厩舎が小倉大賞典に使う、「KTレーシング」の持ち馬トリオンフについての報告は以上です。

ところで、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主・小栗範恭さんのブログ
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元JRA騎手・鎌田光也君のブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。