セール資金を稼ぐために、和布刈特別を勝ちたいのでしょうね | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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こんにちは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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乗り役の野中悠太郎君は、3月19日(月)から10月末までの半年間、技術を磨くため、アイルランドに行くそうですね。

現地では、カラ競馬場の近くにあるジョン・ムルタ厩舎が拠点になります。

野中君は、去年の6月、フランスのシャンティイ競馬場で行われた「ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞」(若手騎手招待レース)に招待されて、バーレーンという馬で2着に入っていて、この時、彼は、「チャンスがあれば、ヨーロッパの他の国でもに乗りたい」と思ったそうです。

今、野中君は、兄弟子の丸山元気君と、妹弟子の藤田菜七子さんと一緒に、根本康弘厩舎に所属していて、今回、アイルランドに行くことは、カラ競馬場で乗った経験のある根本君のアドバイスがあったからなのでしょう。

そしてここからは、栗東の矢作芳人厩舎がダイヤモンドSに使う、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの持ち馬ホウオウドリームについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主秘書のJさん」から届いた報告を報告しておきましょう。

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小笹オーナーの本業は、東京都中央区銀座に本社を構えて、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長CEOです。

また、こちらも皆さんはよくご存知かと思いますが、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟でございます。

小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年に「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に「株式会社リクルート」を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を立ち上げておりました。

それからの同社は、
2001年5月→大阪府梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2004年12月→株式会社リンクプレイス設立
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2009年2月→株式会社リンクインベスターリレーションズを設立
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長CEOに就任しております。

その後も、同社は順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋に拠点を構え、12のグループ会社を有し、昨年の5月8日(月)には、銀座エリア最大の商業施設「ギンザシックス」の12階にある、床面積が約1850坪のオフィスに本社を移転していた上、2017年12月期の売上高が「368億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。

馬主としての小笹オーナーは、まだ今年でキャリアが4年目ですが、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、昨年の同セールに於いても、計9頭を6億2856万円(税込)で落札しておりましたので、現在は、「セレクトセールで使った資金を早急に回収したい」と考えている筈です。

しかし、昨年の「セレクトセール」から先週までに獲得した賞金は「5591万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「4473万円」ですから、落札に要した資金の1割も回収できておりません。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のダイヤモンドSにホウオウドリームを登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、「セール資金の回収ペースを早めたい」と考え、この馬を預けている矢作先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

実際、調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「14日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが53秒1、終いの1Fが12秒1っちゅう時計を出しとりました。タイセイサミット(古馬オープン)と併せて、最後は同入しとりましたわ。力強いフットワークで走れとったし、馬体が絞れてスッキリ見せとったんで、矢作君がキッチリ仕上げてきたんでしょうな」
というものでしたので、好レースが期待できそうです。

また、小笹オーナーは、キャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「この馬で初の重賞勝ちを」という思いも強く抱いていることでしょう。

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栗東の矢作芳人厩舎がダイヤモンドSに使う、小笹芳央オーナーの持ち馬ホウオウドリームについて、「馬主秘書のJさん」から届いた報告は以上です。

ところで、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。