霜月Sは、「元おもちゃメーカー」の勝負気配に注目です | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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手塚貴久厩舎のマイネルファンロン(牡2歳・父ステイゴールド、母マイネテレジア)は、次走の予定が、12月2日(土)の葉牡丹賞に決まりました。

この馬は、9月16日(土)の新馬戦(中山芝1800m)で、勝ち馬スピアーノにハナ差届かずの2着でしたけど、10月7日(土)の未勝利戦(東京芝2000m)では、先手を取ると、そのまま一度も先頭を譲らないで、2着のロゼフェニックスに4馬身差を付けて初勝利を飾っています。

私は、寺内正光オーナーのコウヨウオラリア、宮川秋信オーナーのバトルディヤマンテなど、同じステイゴールドの産駒を預かったことがありますので、この血統のことは良く分かっています。

ですから、葉牡丹賞に向けて、手塚君がマイネルファンロンをどう仕上げてくるのか、注目ですね。

そしてここからは、栗東の西園正都厩舎が霜月Sに使うエイシンバランサーについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のHさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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エイシンバランサーを所有している「株式会社栄進堂」は、元々、玩具の製造を手掛けていて、2006年の7月、「東京ビッグサイト」(東京都江東区有明)で行われた「東京おもちゃショー2006」で、「レール間隔が3ミリ」、「縮尺が450分の1」という世界最小の鉄道模型・「Tゲージ」を発表していて、これがかなりの人気を博していましたけど、2010年には、この「Tゲージ」の製造権利を中国の鉄道模型会社に売却していましたの。

当時、その理由を私達は、「競馬に本腰を入れるため」と見ていて、実際に翌年(2011年)は、エーシンヴァーゴウがセントウルSとアイビスSDを制するなど、今までで最高となる「67勝・獲得賞金11億4350万円」という素晴らしい成績を残していたのですから、客観的に見て、「方針転換は大成功だった」と言えますわね。

ちなみに、「株式会社栄進堂」は、北海道の浦河に生産の拠点を持つ「栄進牧場」を有しているオーナーブリーダーでもありますわ。

同社は、長い間、平井豊光オーナー(故人)が代表を務めていましたけど、2013年の3月に豊光オーナーが亡くなられてからは、次男の克彦オーナーが代表を引き継いで、豊光オーナーが個人名義で所有していた馬も、全て克彦オーナーが引き継いでいましたわね。

一昨年の「栄進堂」は、エイシンヒカリでエプソムCと毎日王冠を勝つなど、JRAで「41勝・獲得賞金8億3268万円」という成績を残していましたし、エイシンヒカリは、暮れの香港Cを勝って、1着賞金1425万香港ドル(当時のレートで約2億0040万円)を獲得していましたから、合計すると10億円以上の賞金を稼いでいましたわ。

でも昨年は、JRAで「27勝・獲得賞金6億1423万円」と、昨年と比べて、勝利数が「14」、獲得賞金が「2億1845円」も下回ってしまいましたの。

また、日本と海外を合わせて4億円以上の賞金を獲得していたエイシンヒカリは、昨年の香港Cを最後に引退し、レックススタッド(日高郡新ひだか町)で種牡馬入りしていまして、この馬の抜けた穴は大きく、今年に入ってから先週までの成績は、「16勝・獲得賞金3億0223万円」と、一昨年のペースを大幅に下回っていますので、同社の関係者は危機感を強く感じている筈ですわ。

その上、現役馬の中で、今までに「1億5574万円」の賞金を獲得している稼ぎ頭のエイシンブルズアイが、昨年のオーシャンSを勝ってから「12連敗中」となっていることも、成績が伸び悩んでいる理由の一つですわね。

このような中、本日は、1着賞金が2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)の霜月Sにエイシンバランサーを出走させますので、私が同社の関係者の立場であれば、「賞金の高い特別レースを勝って一気に稼ぎたい」と考えて、この馬を管理している西園先生に対して、お釣りを残さない渾身の勝負仕上げを指示しますわ。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「15日(水)、坂路でビッシリ追われて、4Fが53秒6、終いの1Fが13秒1っちゅう時計を出しとしました。馬場が渋っとった中、力強い動きを見せとったし、追い切られた後も、どっしりと落ち着いとりましたんで、厩舎の狙い通りに仕上がったんやろうな」

というものでしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

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「馬主のHさん」から届いた、西園正都厩舎が霜月Sに使うエイシンバランサーについての報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。