ビリーヴなどを育てた彼が、東京スポーツ杯2歳Sを勝ちたい理由 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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こんばんは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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木村哲也君は、今日、11月16日(木)が45歳の誕生日ですね。

木村君は、家族や親戚に競馬関係者がいた訳ではなく、お父さんがサラリーマンだったため、元々、競馬の世界に進むつもりではなく、大学も神奈川大学の工学部建築学科を出ていますし、馬に乗った経験も全くなかったそうですね。

でも、急に馬と関わる仕事がしたくなって、一人で北海道に行って牧場で働き、その後は、アイルランドにも行って、馬のことを学んだそうです。

それからは、2000年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の12月に、1980年の中山記念を勝ったヨシノスキーや、1985年のクイーンSを勝ったアサクサスケールなどを育てた佐藤征助厩舎の厩務員になって、次の年の5月から、高橋裕厩舎の調教助手になりました。

その後は、勢司和浩厩舎や、中川公成厩舎で経験を積んで、2011年に調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業しています。

初めの年は、「6勝・獲得賞金5941万円」という成績でしたが、それからは、
2012年→9勝・獲得賞金1億6275万円
2013年→16勝・獲得賞金2億0127万円
2014年→14勝・獲得賞金2億2627万円
2015年→31勝・獲得賞金4億8362万円
としっかり数字を伸ばして、去年は、今までで一番の「37勝・獲得賞5億4819万円」という成績を残していましたし、今年入ってからも勢いが続いていて、先週までの成績は、「28勝・獲得賞金4億7935万円」と、去年とほぼ同じペースで稼げていますね。

そして、彼の厩舎は今週、

■18日(土)

東京4R・2歳新馬→ベー

■19日(日)

福島4R・障害3歳上未勝利→ボルゲーゼ
東京5R・2歳新馬→バールドバイ
京都10R・衣笠特別→フローレスマジック
京都12R・西陣S→ゴルゴバローズ

と全部で5頭を使います。

きっと木村君は、「勝って自分の誕生日を祝いたい」と思って、どの馬もキッチリ仕上げている筈ですから、この馬達がどんなレースを見せてくれるのか、注目したいですね。

そしてここからは、栗東の松元茂樹厩舎が東京スポーツ杯2歳Sに使うカフジバンガートについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師Hさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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松元茂樹君は、日本大学を卒業した後、20代の頃は歌手をやっとって、1974年から親父さんの松元正雄厩舎で厩務員と調教助手をやっとって、その後は、トウカイテイオーやスティルインラブとかを育てた兄ちゃんの松元省一厩舎や、イソノルーブルなどを育てた清水久雄厩舎で腕を磨いとって、1992年に調教師の試験に受かって、1993年に自分の厩舎を開業しとりますな。

ちなみに、松元君の長男は競艇選手の松元弥佑紀(やすのり)君ですわ。

皆さんもよう知っとる通り、松元君は、ビリーヴを使った2002年のスプリンターズSと2003年の高松宮記念や、ウインクリューガーを使った2003年のNHKマイルCや、ローブデコルテを使った2007年のオークスとか、今までに、JRAでは6つのGIを含めて、重賞を30も勝っとりますし、その他にも、ラヴェリータで交流重賞を7つ勝っとりますな。

こういった結果を残せとるんは、省一さんや清水さんの厩舎で走る馬を間近で見てきた経験を、自分の厩舎でも十分に活かせとるからなんやろ。

そんで、松元君は、ビリーヴやウインクリューガーが活躍した2003年に、「25勝・9億0496万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどります。

せやけど、その後は一度もこの数字を超えられとらんで、去年までの3年間も、
2014年→「21勝・獲得賞金3億0898万円」
2015年→「15勝・獲得賞金3億3069万円」
2016年→「20勝・獲得賞金2億9750万円」
っちゅうもんやから、松元君は、この数字に納得しとらんやろうし、当然、「今年はもっと稼がなアカン」と考えとるでしょうな。

そんで今年は、マキシマムドパリで愛知杯とマーメイドS、グッドスカイで新潟ジャンプSを勝っとって、先週までの数字は「21勝・獲得賞金4億5924万円」と、もう去年を超えとるんやけど、2003年の賞金と比べると、まだ半分くらいしか稼げとらんので、ワシが彼やったら、「もっと稼いで2003年の数字に少しでも近づけたい」と考えますわ。

そんな中、今週、松元君の厩舎は、1着賞金3300万円の東京スポーツ杯2歳Sにカフジバンガードを使うんで、賞金を上乗せするために、全力で仕上げてくるとワシは見とったし、昨日、坂路でやった最終追い切りの内容も、ワシの見込み通りのもんやったんで、力を出し切れるやろ。

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「元調教師のHさん」から届いた、東京スポーツ杯2歳Sに出るカフジバンガードについての報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。