鹿児島の名士が、ラジオ日本賞で勝負を懸ける理由 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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中川公成厩舎のゴールドアクター(牡6歳・父スクリーンヒーロー)は、次走の予定が11月26日(日)のジャパンC(東京・芝2400m)ですね。

元々は、来週のオールカマー(中山・芝2200m)を目指して、美浦トレセンで調整されていましたが、トモに疲れが出てしまったので、無理をせず見送ることになりました。

でも、もう厩舎回りの運動を再開していますし、ゴールドアクターは、

□去年の天皇賞・春(12着)から5ヶ月振りだった去年のオールカマーで1着
□2015年の有馬記念(1着)から3ヶ月振りだった去年の日経賞で1着

といったように、鉄砲駆けするタイプですから、「ぶっつけだから」という理由だけで、この馬の評価を下げる必要はないと私は思っています。

ゴールドアクターを管理している中川君は、1989年の5月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の9月から、藤沢和雄厩舎で厩務員をやっていましたね。

その後は、1990年の4月から石毛善衛厩舎で、1998年の3月から萱野浩二厩舎で調教助手をやって、2005年に調教師の試験に受かっています。

中川君がいた頃、石毛厩舎には、1992年のフラワーCを勝ったブランドアートがいましたし、萱野厩舎には、2002年のフローラSを勝ったニシノハナグルマがいましたから、それぞれの厩舎で走る馬を間近で見られたことが、彼にとっていい勉強になったのでしょう。

2006年に自分の厩舎を開業した中川君は、この年、「5勝・獲得賞金を8730万円」という成績でしたが、2007年は「10勝・獲得賞金1億3815万円」という成績で、前の年より5000万円以上も賞金を増やしていましたし、2008年は「14勝・獲得賞金2億0503万円」という形で、順調に成績を伸ばしていました。

一昨年の彼は、ゴールドアクターを使ったアルゼンチン共和国杯で、初めての重賞勝ちを飾ると、同じゴールドアクターを使った有馬記念で初めてのGI勝ちも飾っています。

そして去年は、ゴールドアクターで日経賞とオールカマー、マジックタイムでダービー卿CTとターコイズSと、重賞を4勝するなど、「19勝・獲得賞金6億1121万円」という、今までで一番の数字を残していますね。

でも、今年は、先週までで「10勝・獲得賞金2億3099万円」という数字に留まっていますので、きっと今は、「ジャパンCを勝ってガッチリ稼ぎたい」と考えている筈ですから、このレースに向けてゴールドアクターをどう仕上げてくるのか、しっかり見極めたいと思っています。

さてここからは、栗東の西園正都厩舎がラジオ日本賞に使うタムロミラクルについて、いつも私に美味しい情報をくれる、「馬主のHさん」から届いた見解を報告しておきましょう。

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タムロミラクルを所有している谷口屯(たむろ)オーナーの本業は、「JR鹿児島駅」の近くに本社を構えている、「丸福建設株式会社」の代表取締役会長ですわね。

同社は、1949年に創業された「合資会社末吉組」が前身で、1958年頃に現在と同じ形の法人になっていて、1975年、今の谷口オーナーが代表取締役社長となってからは、鹿児島県内を中心に、トンネル工事、道路の舗装、産業廃棄物の処理などを手掛けていますわ。

そして現在は、本社に加えて、瀬戸内営業所(奄美大島)、屋久島営業所、薩摩川内営業所、桜島営業所、十島出張所という五つの拠点を構えていて、52名の1級土木施工管理技士、19名の甲種火薬類取扱保安責任者がいて、100名ほどの社員を雇用していますの。

同社のこれまでの主な功績としては、2008年、鹿児島市のJR広木駅で行った駅前広場の整備工事に対して、同市の森市長から感謝状を受けたことや、2009年、東九州自動車道の日向ICで行ったコンクリートのひび割れ防止工事に対して、西日本高速道路株式会社の九州支社から「特別優秀賞」を受賞したことや、2010年に行った、鹿児島県姶良(あいら)市にある、「網掛橋」の補強工事完了に対して、国土交通省から「行政功労表彰」を受けたことなどが挙げられますわ。

このように、功績を高く評価されている同社は、「地域発展に貢献している優良企業」と認められているでしょうし、その経営者である谷口オーナーは、2003年に「旭日小授章褒章」を受章した経歴などからも、「誰もが認める鹿児島の名士」と言えるでしょうね。

谷口オーナーは、確か1996年からJRAで馬を走らせていて、過去の代表的な存在としては、2001年の小倉2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したタムロチェリー挙げられますわ。

2001年は、この馬の活躍などによって、「3勝・獲得賞金1億0041万円」という成績を残していましたの。

その後、オーナーは、15年以上も重賞を勝てていませんでしたが、2012年には、タムロスカイが逢坂山特別と常総Sを、タムロトップステイが新馬戦とアザレア賞を勝つなど、「4勝・獲得賞金7273万円」という成績を残していましたわ。

ただ、一昨年までの3年間は、
2013年→1勝・獲得賞金3348万円
2014年→1勝・獲得賞金1299万円
2015年→2勝・獲得賞金2450万円
という数字に留まっていますから、昨年の谷口オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈で、実際、「3勝・獲得賞金7485万円」という、2012年を上回る成績を残していましたから、私の見込みは正しかったのでしょう。

でも、今年に入ってからは、先週までの成績が「0勝・獲得賞金1160万円」に留まっているため、この状況に強く危機感を抱いている筈ですわね。

しかも、谷口オーナーは、今年、5月23日(火)の「HBAトレーニングセール」で1頭を3132万円(税込)で落札していますが、セールが終わってから先週までに獲得した賞金は、「605万円」で、その内、馬主の取り分は8割の「484万円」ですから、セールで使った資金の回収を終えるためには、あと「2648万円」を稼がないといけませんので、私がオーナーでしたら、「賞金の高い特別レースを勝って、セール資金の回収ペースを早めたい」と考えますわ。

そして本日は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のラジオ日本賞にタムロミラクルを出走させますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている西園先生に、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますわね。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「13日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが52秒6、終いの1Fが12秒4っちゅう時計を出しとりました。雨の影響で馬場が渋っとりましたけど、動きかなり力強いものやったし、体の張りもよく見えたんで、力を出せるデキに仕上っとるんでしょうな」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

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「馬主のHさん」から届いた、タムロミラクルについての報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。