函館日刊スポーツ杯に、2頭を使う訳は… | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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伊藤伸一君は、今週の月曜日、7月17日が58歳の誕生日でしたね。

彼は、私が調教師の試験に受かった1983年の4月に、競馬学校の厩務員課程に入りました。

その年の7月からは、見上恒芳(みかみ・つねよし)厩舎(1989年のクリスタルCを勝ったリンカーンシチーなどを管理)の厩務員になって、次の年の7月に、矢倉玉男厩舎(1979年の天皇賞・春を勝ったカシュウチカラなどを管理)の調教助手になって、1985年の3月からは、お父さんの伊藤竹男厩舎(1979年の弥生賞を勝ったリキアイオーなどを管理)に移って腕を磨いていました。

また、伊藤君は、1998年の2月に調教師の試験に受かって、その年の11月に、竹男さんを引き継ぐ形で厩舎を開業していて、今までに、フェイトフルウォーを使った2011年の京成杯とセントライト記念と、重賞を2つ勝っていて、去年は、ユメノマイホームを使った9月25日(日)の中山7Rを勝って、「JRA通算200勝」を達成しています。

そして、今日と明日、伊藤伸一厩舎は、

■22日(土)

福島4R・障害オープン→マイネルポルトゥス
函館11R・函館日刊スポーツ杯→クリノコマチ

■23日(日)

福島6R・3歳未勝利→クリノナポレオン
福島7R・3歳未勝利→キョウエイビアンコ
函館2R・3歳未勝利→パルクリール
函館7R・3歳上500万下→オーシャンビュー

と、全部で6頭を使いますので、彼は、「勝って自分の誕生日を祝いたい」と思って、どの馬もメイチに仕上げてきた筈ですから、この馬達がどんなレースを見せてくれるのか、注目したいですね。

さてここからは、函館日刊スポーツ杯に出るナインテイルズとラズールリッキーについて、いつも私に美味しい情報をくれる、「競走馬エージェントのA君」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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ナインテイルズとラズールリッキーは、「岡田牧雄オーナー」の名義で走っていますけど、皆さんも知っていると思いますが、実際は、「株式会社LEX」が馬主さん達に出資を呼び掛けている、「LEX・PRO」の募集馬ですね。

1987年にできた「株式会社LEX」が、静内の中心部から車で北に5キロほど走ったところに本部を構えていて、今の代表が、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの弟さんで、「岡田スタッド」の代表でもある岡田牧雄オーナーだというのは、牧雄オーナーの馬を預かったことがある山田先生の方がよく知っているのでしょう。

ちなみに、「LEX」の本部のすぐそばにある「岡田スタッド」は、実家の「岡田蔚男牧場」を牧雄オーナーが引き継いだところで、今の名前になったのは1984年のことですね。

「LEX」が、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有する形で出資を呼び掛けているのが「LEX・PRO」です。

それに「LEX」は、スクリーンヒーロー、ネオユニヴァース、マツリダゴッホ、ローエングリン、エイシンヒカリといった種牡馬を繋養している「レックス・スタッド」の運営や、馬の取引代行や、輸入馬具と飼料の販売なども手掛けていますね。

「LEX・PRO」の募集馬は、「LEX」の代表である岡田牧雄オーナーの名義で走ることが多いのですが、「社台グループの総帥」こと吉田照哉オーナーの名義や、今年のフェブラリーSを勝ったゴールドドリームのように、「ノーザンファーム」の代表である吉田勝己オーナーの名義や、去年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングのように、照哉オーナーの奥様の吉田千津オーナーの名義で走ることもあります。

ちなみにここでは、「2016年度販売馬」(現2歳世代)が全部で42頭いて、私が確認したところ、この42頭の内、もう35頭が満口になっていますけど、受付を終了した1頭を除く残りの6頭は、今も出資を受け付けていますね。

ですから、今は「LEX・PRO」の関係者全員が、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に、「ここの馬は稼げるという印象を与えたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の函館日刊スポーツ杯にナインテイルズとラズールリッキーを使いますので、私が「LEX・PRO」の関係者でしたら、前者を預けている中村先生と、後者を預けている武井先生に対して、間違いなくメイチの勝負仕上げをお願いしますし、実際、函館にいる元調教師の方から届いた最終追い切りについての報告が、

□ナインテイルズ
「19日(水)、ウッドで一杯に追われて、5Fが68秒5、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を出しとりました。調子がエエ馬ならではの素軽い動きを見せとったし、追い切られた後もどっしりと落ち着いとりましたんで、力を出し切れるデキに仕上がったんでしょうな」

□ラズールリッキー
「19日(水)、芝コースで強めに終われて、5Fが67秒7、終いの1Fが12秒1という時計を出していました。コンマ8秒前に行っていたモルトアレグロ(2歳500万下)をコンマ8秒追い掛けて、最後は少し遅れてしまいましたけど、動きはかなり力強かったですし、体をふっくらと見せていましたから、武井君がキッチリ仕上げてきたのでしょう」

という内容でしたから、どちらもいいレースが期待できると私は考えています。

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「競走馬エージェントのA君」から届いた、ナインテイルズとラズールリッキーの報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。