腕利きの女性社長が、「すばるS」を勝ちたい訳 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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今日、マカオのタイパ競馬場で行われる「マカオ国際男女混合ジョッキーズチャレンジ」に、JRAの代表として、武豊君と藤田菜七子さんが参加しますね。

このイベントは、世界から男女6人ずつ計12名の乗り役が選ばれて、抽選で男女2人がチームを組んで、3レースの合計ポイントで争われます。

武豊君のコンビは、ブラジル人のジェーン・アウヴェス・デ・レモス騎手で、藤田さんのコンビは、香港で活躍しているフランス人のオリビエ・ドゥルーズ騎手です。

ちなみに、このレースのポイントは、男女差があって、男の乗り役は、

1着→15ポイント
2着→9ポイント
3着→6ポイント
4着→4ポイント
5着→3ポイント
6着→2ポイント
7着以降→1ポイント

で、女の乗り役は、

1着→20ポイント
2着→12ポイント
3着→8ポイント
4着→5ポイント
5着→3ポイント
6着→2ポイント
7着以降→1ポイント

になっています。

武豊君と藤田さんには、JRAの代表として、向こうでいいレースを見せて欲しいですね。

さてここからは、栗東の松永幹夫厩舎がすばるSに使うパーティードレスについて、いつも私に美味しい情報をくれる、「馬主のMさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

・・・・・・・・・・・

原禮子オーナーの本業は、「サンシャイン60」(東京都豊島区)の54階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタントなどを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長です。

1986年、「オメガエンジニアリング株式会社」(東京都練馬区)として設立された同社は、1991年、本社を千代田区に移した後、1995年に現在の場所に移転しており、2005年に社名を「株式会社オメガコンサルタンツ」に変更しております。
また、本社以外にも、JR博多駅(福岡県福岡市)のすぐ近くに「九州支店」を有している同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在でして、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけ留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった電力会社が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しており、年間売上高は12億円(2013年度6月期)という素晴らしい数字を残しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。

なお、JRA馬主としての原オーナーは、確か1998年から馬を走らせ始めており、これまでに80頭ほどを所有していて、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスとローズSや、一昨年の中山記念を制したヌーヴォレコルトが挙げられます。

2014年の原オーナーは、オメガハートロックとヌーヴォレコルトの活躍などにより、「重賞4勝を含む17勝・獲得賞金4億9463万円」という過去最高の成績を残しておりましたので、この結果には大いに満足したことでしょう。

ただ、その後は、
2015年→「11勝・獲得賞金3億4611万円」
2016年→「5勝・獲得賞金1億6306万円」
と書けば分かる通り、成績が「右肩下がり」となっておりますので、今年の原オーナーは、「何が何でも巻き返したい」と望んでいる筈です。

また、原オーナーは、一昨年まで多くの「競走馬セール」に参加していた上、昨年も、
5月15日(金)の「千葉サラブレッドセール」→2頭を8532万円(税込)で落札
7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を6912万円(税込)で落札
10月5日(月)~7日(水)の「HBAオータムセール」→1頭を1620万円(税込)で落札
と、計5頭を総額1億7064万円(税込)で落札しております。

当然、今年の「競走馬セール」でも、何頭かを落札する筈ですから、現在の原オーナーは、「早い内にセール資金を稼いでおきたい」とも考えていることでしょう。

そして本日は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のすばるSにパーティードレスを出走させますので、私が原オーナーであれば、「ここは絶対に勝ちたい」と考え、この馬を預けている松永幹夫先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼します。

実際、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「18日(水)、Cウッドで一杯に追われて、6Fが82秒1、終いの1Fが12秒7っちゅう時計を出しとりました。渋った馬場の中、併せたナンヨープルート(3歳未勝利)をコンマ3秒突き放しとったし、馬体の張りと毛ヅヤもホンマによう見えたんで、力を出せるデキに仕上っとるんでしょうな」

という内容でしたから、好レースが期待できそうです。

・・・・・・・・・・・

「馬主のMさん」から届いた、パーティードレスの報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。