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【不登校】相談室から教室復帰する具体的ステップ

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『不登校の夏休みの過ごし方』については
こちらをお読みください。


青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問********************************

中2男子です。学校に行けなくなって一年経ちました。
あまり自己主張しない性格です。

毎日規則正しい生活も送れています。

市の適応指導教室に周3日通い、相談室登校も
今年の始めからしていますが、学校の相談室が
週に1,2回しか使えず、相談室登校での登校刺激を
どうして良いかわかりません。

適応指導教室に休まず通えていることを善しとして、
このままでよいのでしょうか?

******************終わり******************************

……

回答:

適応指導教室へ通えて、それから相談室へ
通えるようになったのは素晴らしいです。

お母さんの適切な対応のおかげです。

学校の体制によって、相談室が週2回しか
使えないようです。

理由はわかりませんが、2回だけですが、
それを有効利用しましょう。私のメルマガを
読まれたお母さんも同じような状況から、
息子さんを教室復帰されています。

その方法をお話します。

以前から、私は不登校の教室復帰には、
相談室や別室、保健室などを利用する
ことが大切だと話しています。

教室復帰のハードルが高い子がいるので、
まずは、別室登校からスタートさせてみて
欲しいと思っています。


しかし、別室登校で止まってしまう人がいます。

別室は面白くないし、時間が経過するのも
長く感じます。


おそらく、この子もそうだと思います。

そのうち、学校も本人も教室復帰を諦めて
しまうようになります。先生も忙しいから、
顔を見せる事も少なくなります。

子どもも最初は意気揚々としていたのが、
少しずつ、嫌になってきて、不登校へ戻る
子が多くいます。

1度、別室登校に失敗すると、再び学校へ
戻る気持ちがなくなってしまいます。

今、ここで行動を起こして、動かなければ
教室復帰のチャンスを逃してしまいます。

なぜ、教室へ戻れないのでしょうか?

不登校の子がクラスメイトに対して不安を
持っているのは当然です。子どもに話を
聞けば、不安を言います。


多くの不登校の子が友達にどう思われて
いるのか、不安になっています。

その友達への不安をどうやって軽減させる
のかが、これから大切になります。

この不安を無視して、子どもが動くまで
待っている態度こそが間違いです。

おそらく相談室登校と言っても、相談室で
教室へ戻す為に、具体的な行動は何も
やっていないはずです。

待っていてはいけません。

不登校を動かすのは私たちです。

では、どうすればいいのでしょうか?

相談室登校で子どもを動かすのは学校の先生
であって、親ではありません。そのことを理解
してください。

だから、学校の先生との強い連携が必要です。

『相談室から教室へ戻す7ステップ』

ステップ1:1人の友達を連れて来る
同級生が恐いんです。だから、面倒見のいい
クラスの子を1人相談室に連れていきます。
2人じゃないです。たった1人です。

ステップ2:友達を1人ずつ増やす
3日ぐらい、ステップ1をやったら、次は
もう1人増やします。

ステップ3:3人で給食を食べる
今までは休み時間だけだったのを、給食の
時間に3人で過ごさせます。

ステップ4:教室以外の授業に参加する
ここまでで、子どもの表情が変わってきたら、
クラスの全員に状況を説明して、出来れば
個別に呼び出して話をしたうえで、教室でない
体育や音楽の授業に参加させます。

ステップ5:教室で給食
次は、教室で給食だけ食べます。あるいは、
もう少し人数を多くして相談室で給食です。

ステップ6:得意科目の授業に出る
そこまでできれば、教室で授業に出られる
はずですから、まずは得意科目だけ参加
させてみてください。

ステップ7:教室復帰
それでそのうち、恐怖心も和らいで教室へ
戻れるようになります。最初は午後だけ
かもしませんが時間の問題です。

・・・

こうやって細かく区切ってあげることで、恐怖心
が少しずつクリアされていきます。

これは完全に担任の先生によってコントロール
されていないと出来ない方法ですが、試して
みる価値は十分にあります。

友達への不安は、大勢だから恐いのです。

まず、1人の子が相談室にやってくる。


その状況になったら、話さないといけない
ようになります。別に先生が行かせたわけ
でもなく、その子が善意で相談室へ
行っている状況を作るんです。

そのことが不安を消し去る事になります。

ここはすごく敏感なところです。このことを
しっかりと学校の先生と話し合いをして、
行動しないといけないです。

実際、この方法で教室復帰している不登校の
子ども達がたくさんいます。


やってみる価値はあると思いますよ。

それでは、今すぐ、担任の先生と話をして、
どうやって教室へ戻すのか具体的なステップを
決めて下さい。

では、また。

青田


追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota





質問はすべて下記からお願いします。

※質問・聞きたい事は必ず1つに絞って下さい。

ステップ1:子供の状況・性格を詳しく
ステップ2:困っている事・問題点・経緯
ステップ3:その問題点をさらに細かくする
ステップ4:そして、それをどうしたいのか?


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プロフィール

不登校教育研究所 代表
青田 進


<今までの不登校教育実績>
再登校させた数=3919人
不登校の大学進学率=約92.7%
不登校教育歴=約21年
不登校講演会の参加者数=約7671人
現在、教育中の不登校生数=約723人

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