森橋ビンゴ/ドリル汁 「ゲッターロボ牌」 第3話 感想

麻雀で相手を揺さぶり装甲を貫く、という一風変わった要素を組み込んだ
最新ゲッター漫画『ゲッターロボ牌』の第3話。

第1話で敵の襲来とゲットマシンの出撃、第2話で合体、ときて
第3話は戦闘+勝利、というこれまた王道の展開。
とは言え今回はついにゲッターの手に麻雀牌が握りしめられ
ゲッタービーム(物理)で敵を吹き飛ばす主人公、バン子など
ようやく「らしい」ハチャメチャな描写が増えてきた印象。

近年のゲッター漫画は
世界そのものが終わりかけている「偽書」
主人公が現代的にひねくれていて暗い感じの「DEVOLUTION」など
ちょっと重苦しい設定やストーリーのものが多かっただけに
「牌」にはとにかく小難しい部分を極力無くして
いい意味で頭の悪いロボットアクションにしてほしいです。はい。

それにしても本作のゲッターロボは
OVA版を更に極端にしたような寸胴+手足の短い体型、
両手の長い爪、まるで人間のような掌、など
これまでない面白いアプローチのデザインをしていますね。

麻雀バトルという性質から手のアップが映るコマが多いので
手のデザインがかなり特徴的、というのは
そのあたりのインパクトを狙っているのかなあ、と。

 

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