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書籍『クレオパトラⅦの追憶』(デジタル版&アプリ版、発売中!)は、
2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、
歴史の真実をあぶり出す、洗練された高貴で華麗な愛の物語。
クレオパトラⅦを追って、UPされたのが
『YOGA COSMIC SYSTEM 0・1の彼方へ 能力覚醒独習法』と
『般若心経&YOGA 四苦・八苦の彼岸へ』。
on tour 気分も味わいながら、舞台裏話へのご潜入を!
そしてon tourから、グ~ンとWARPして
YOGAと瞑想のブログ“Open! Mind & Body,”へ!!
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2017.07.24
縁は異なもの味なもの
『広辞苑』を引くと、「男女の縁は不思議なものであるの意」とある。
しかしこれは、「男女の縁」に限られたことではないだろう、と、
つくづく思う。世の中のすべてが、何らかの「縁」の集積のような気がする。
そしてそのそれぞれが、「異なもの」であり、「味なものである」と、
深く感動し、目を洗われるような感覚を覚える。
先日、「IS問題もそれなりに、とりあえず、収束に向かったようだし」と、
イスラームへの郷愁が立ち上がり始めていた。と、
事務所のトイレの入り口の傍ら(通常なら洗濯機置き場)にぶっ積んである、
書籍入り段ボール箱群の上に、チョコンと、
小振りで小粋な紙の手提げ袋が目を引いた。これは何? いつからここに?
袋の中を覗いて見ると、『仏教の思想』群。唯識と中観とアビダルマ、
つまり“認識”・“超越”、“〈空〉の論理”と、“存在の分析”がある。
これらに混じって『イスラーム哲学の原像』(井筒俊彦 著・岩波新書)があった!
早速とり出して見ると、フセンも立っていればサイドラインも引いてある。
つまり、かつて一応、勉強したはずなのだ。ふむふむ。
そして、また読み始めた。驚いたことに、今回、立てるフセンの位置も、
サイドラインの文章も、だいぶ違うのである。
朝比奈のパートナーは、書籍をサイドラインや書き込みで汚すことを嫌った。
しかし、「きれいに保存したいものは、また新品を用意しておけばいい」と反論した。
「ファッションなどへの投資を思えば、かなりの冊数がカバーできる」
ということで、朝比奈はつねにムクツケキ出で立ち暮らし、
見るに見かねたパートナーが、何くれとなく現物支給してくれていたのだ。
そして今回、「サイドラインや書き込み」の価値に、瞠目した!
おのれの脳、思考パターン(NEURONネットワーク)の、
爆発的進化を目の当たりにしたのだ! 何年の経過があったのだろう?
5~6年になるかも知れない。端的な例をあげれば、
文化人類学的、構造主義的な“思考の三角測量”ができるようになっているのだ!
ナントうれしいことだろう!! るんるん。
早速、故パートナーのポートレートの前で、「ほら、ね」、とVサイン。
“脳のシステム”を追っている朝比奈の目下の課題は、
井筒俊彦先生がやってきた、どちらかといえば心理学的な「意識構造の把握」を、
脳神経学的なアプローチで行うこと。
そして何よりも驚いた! イスラームの神秘主義も、
インドのブラフマン(梵)思想も、“瞑想体験だけで”、
今日の脳科学の最先端を行く、脳機能の階層構造を
なんとリアルに物語っていることか!
彼らの論理性と、サイエンティフィックなアプローチ姿勢に感動。
なかでも、朝比奈の好きな(理由はまた後で)アヴィセンナの
“存在という偶有だけは、それが生起することによって〈もの〉が
存在者になるのだから”(引用:『イスラーム哲学の原像』P.147)という、
まさに量子論的考え方が、ことのほか気持ちいいのである。
Mosque, Yemen,
Photo by Rod Waddington
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しかしこれは、「男女の縁」に限られたことではないだろう、と、
つくづく思う。世の中のすべてが、何らかの「縁」の集積のような気がする。
そしてそのそれぞれが、「異なもの」であり、「味なものである」と、
深く感動し、目を洗われるような感覚を覚える。
先日、「IS問題もそれなりに、とりあえず、収束に向かったようだし」と、
イスラームへの郷愁が立ち上がり始めていた。と、
事務所のトイレの入り口の傍ら(通常なら洗濯機置き場)にぶっ積んである、
書籍入り段ボール箱群の上に、チョコンと、
小振りで小粋な紙の手提げ袋が目を引いた。これは何? いつからここに?
袋の中を覗いて見ると、『仏教の思想』群。唯識と中観とアビダルマ、
つまり“認識”・“超越”、“〈空〉の論理”と、“存在の分析”がある。
これらに混じって『イスラーム哲学の原像』(井筒俊彦 著・岩波新書)があった!
早速とり出して見ると、フセンも立っていればサイドラインも引いてある。
つまり、かつて一応、勉強したはずなのだ。ふむふむ。
そして、また読み始めた。驚いたことに、今回、立てるフセンの位置も、
サイドラインの文章も、だいぶ違うのである。
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しかし、「きれいに保存したいものは、また新品を用意しておけばいい」と反論した。
「ファッションなどへの投資を思えば、かなりの冊数がカバーできる」
ということで、朝比奈はつねにムクツケキ出で立ち暮らし、
見るに見かねたパートナーが、何くれとなく現物支給してくれていたのだ。
そして今回、「サイドラインや書き込み」の価値に、瞠目した!
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爆発的進化を目の当たりにしたのだ! 何年の経過があったのだろう?
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ナントうれしいことだろう!! るんるん。
早速、故パートナーのポートレートの前で、「ほら、ね」、とVサイン。
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井筒俊彦先生がやってきた、どちらかといえば心理学的な「意識構造の把握」を、
脳神経学的なアプローチで行うこと。
そして何よりも驚いた! イスラームの神秘主義も、
インドのブラフマン(梵)思想も、“瞑想体験だけで”、
今日の脳科学の最先端を行く、脳機能の階層構造を
なんとリアルに物語っていることか!
彼らの論理性と、サイエンティフィックなアプローチ姿勢に感動。
なかでも、朝比奈の好きな(理由はまた後で)アヴィセンナの
“存在という偶有だけは、それが生起することによって〈もの〉が
存在者になるのだから”(引用:『イスラーム哲学の原像』P.147)という、
まさに量子論的考え方が、ことのほか気持ちいいのである。
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