静岡県焼津市は、「耳なし芳一のはなし」「雪女」などが収録された怪奇文学作品集『怪談』の著者 小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)ゆかりの地です。

明治30年(1897年)・明治32〜35年(1899〜1902年)・明治37年(1904年)の夏休みを、小泉八雲は焼津で過ごしました。

焼津を訪れた八雲は、浜通り(八雲通り)にあった魚商人・山口乙吉の家の2階に滞在。

小泉八雲が滞在した山口乙吉の家
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小泉八雲の肖像
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 江戸時代後期の嘉永3年5月18日(1850年6月27日)、パトリック・ラフカディオ・ハーンはギリシャのレフカダ島で誕生。


明治23年(1890年)、アメリカの出版社ハーバー・マガジンの通信員として来日。


明治24年(1891年)1月に松江の士族 小泉湊の娘 小泉セツと結婚、明治29年(1896年)に日本へ帰化して小泉八雲(こいずみ やくも)を名乗りました。


明治30年(1897年)夏、水泳が得意だった八雲は列車から海が見えたので焼津駅で下車。

明治30年(1897年)・明治32〜35年(1899〜1902年)・明治37年(1904年)の夏休みを、焼津で過ごしました。 

焼津を訪れた八雲は、浜通り(八雲通り)にあった魚商人・山口乙吉の家の2階に滞在。


明治37年(1904年)9月26日、小泉八雲は狭心症により東京の自宅で死去(満54歳)。

探訪は自己責任で!!

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小泉八雲滞在の家跡の地図
静岡県焼津市城之腰(じょうのこし)

アクセス
・東名高速道路 焼津ICの南東
・浜通り(八雲通り)沿い「北浜通」バス停前

浜通り(八雲通り)
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小泉八雲滞在の家跡
「北浜通」バス停前です。
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小泉八雲滞在の家跡 石碑
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小泉八雲が滞在した山口乙吉の家
 焼津を訪れた八雲は、海の近くの浜通り(八雲通り)にあった魚商人 山口乙吉の家の2階に滞在。
明治初年(1868年頃)建築。
昭和24年(1949年)9月、県指定史跡となりました。
昭和43年(1968年)3月、家屋改築に伴い解体。
昭和46年(1971年)、博物館明治村(愛知県犬山市)に移築復元。
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山口乙吉の家 2階の座敷
 2階には浜通り(八雲通り)に面した東側に10畳と4畳の2間があり、廊下を挟んで黒石川の側(西側)に12畳の部屋がありました。
写真は12畳の部屋で、床の間の右側には違い棚が付いています。
八雲は違い棚の前辺りに座って、窓越しに西空の夕焼けを眺めるのが好きでした。
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平面図
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山口乙吉
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焼津小泉八雲記念館
静岡県焼津市三ヶ名1550 焼津文化センター内
小泉八雲の遺品や資料を展示しています。
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