リー中川 エレカシ 30周年ツアー ファイナルに胸いっぱい | 元祖!一人プロレス

リー中川 エレカシ 30周年ツアー ファイナルに胸いっぱい

ド、ド、ドーンズ!!ということで、先日エレカシ30周年ツアーファイナルINさいたまスーパーアリーナに行ってきたぜ。

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結論から言うと、もう最高のライブだった。胸いっぱいのエレカシ。それ以外に言葉が出ない。なんて幸せな空間だったのだろうか。ここまでハッピーな空気に包まれたエレカシのライブは見たことがない。これまで観たライブの中で一番幸福感に満ちたライブだったことは間違いない。しかし、そこは宮本、お祭りムードだけじゃなく、これからがまたリスタート!新たなる戦いはもう始まってるんだ!とばかりに、最新曲Easy Goを身を削るようにボロボロになりながら、ものすごいパワーで歌い上げた。少年のような青さと、孤高であることの悲哀、歳を重ねた哀愁、そして限りない自信とプライド!その全てを引き連れた、今のエレカシにしか歌えないド直球なナンバーであった。今回初お披露目で、まだ発展途中て感じはしたけど、曲のもつエネルギィが半端なく、これはドすごい曲になるぜと確信した。全くなんて現在進行形なバンドであろうか。51歳なんだよ!信じられないエネルギィだぜ、ホントに。
エレカシのライブはエネルギィをたくさんもらえると同時に、こちらもエネルギィを一気に持っていかれちゃう。とにかくすごい、圧巻。圧倒的なライブなのだ。

俺は20数年間、エレカシが売れてる時もそうでない時も、ずっとエレカシを追いかけて人生を共に生きて来た。そしていつも、いつかエレカシが日本を制するんだ!という妄想をしてはいた。もうエレカシと同化していた。しかし、そう言う俺でさえ、正直エレカシがここまでの大勝利をすることは想像していなかった。しかしそれが現実になったのだ。本当にファンとして感慨深い。

47都道府県ライブ全てソールドアウト、さいたまスーパーアリーナ2日どちらもソールドアウト!そしてRESTARTのあの永ちゃん並みの火柱よ!…本当にさ、ちょっと前ならあんなの考えられないからね。いまやエレカシはスーパースターなのだ。

 

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これまでも何度も言ってきたけど、渋谷A Xでの町を見下ろす丘ツアーを観たとき、俺は、ああ、エレカシはこのままセンスのいいある一定のロックファンに支持される通好みのバンドとして、ファンから、そして同業者のミュージシャンからリスペクトされ続けるも、再び爆発的な人気は出ないままレジェンドになって静かに活動し続けて行くんだろうなぁと思っていた。当時はそんなことを考えちゃあ、寂しくなったり、同時に俺たちが愛するエレカシを支えていくんだ!なんて勝手に使命感に燃えていたものだ。まあでも、その時でもライブは本当に最高だったし、エレカシの真骨頂とも言える劇渋名曲のシグナルは本当に心に、身に沁みた。でもこんな未来は本当に想像してなかった。

しかし宮本は俺のそんなつまらない考えを遥かに超えて、破格のどデカイ圧倒的なエネルギィで俺たちの明日を引っさげて再びメジャー戦線へ返り咲き新たなムーブメントを作り上げたのだ。そして、そこからは怒涛の攻めで新曲をバンバン出し、数多くのフェスでのライブや若手アーティスト達のリスペクトなどで、エレカシを知らなかった世代が次々と虜になって、今や三世代に渡るファンがライブ会場に詰めかけるファミリーバンドといった側面も得た。こうなったらもう不動である、揺るがない。ようやく世間がエレカシを受け入れられる体勢が整ったのだ。

「破壊されんだよ、駄目な物は全部」

偽物は化けの皮を剥がされシーンから消えていき、本物であるエレファントカシマシが生き残った。

エレカシにとって、ファンにとって、圧倒的に正しい幸せな未来がここにあった。このライブを観ながらいろんなことを感じた。


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また、このツアーファイナルであらためて思ったけど、宮本は歌がとんでもなくうまい。喉のコンディションも絶好調のようだった。言うまでもないが、宮本は間違いなく日本屈指の歌手の一人だ。こんなにうまい現役の歌手が果たして今、国内に何人いるだろうか。宮本自身も言ってるように、まず歌がちゃんとうまい。この当たり前の才能が前提にあるからこそエレカシは今日まで生き続け、そして揺るがない存在になったのだ。CDが売れない時代でミュージシャンにとっては冬の時代が続いてるが、エレカシには全く関係ない。エレカシはライブでこそもっと輝くバンドであるからだ。ミュージシャンによっては、音源ではいい曲でも、ライブになった途端トーンダウンするものが多い。しかしエレカシは違う。むしろCDを軽く超えてくる。昨日のrainbowなんかまさにそれで圧倒的な迫力であった。そして声がもうね、なんというか圧倒的に熟成されている、それでいて年々声が若返ってるようでびっくりするよ。とにかく歌声に圧倒される。あんな声を聴いたら結構な数のミュージシャンは、自信を失くしてしまうんじゃないかと思う。まさに唯一無二の存在。宮本浩次、エレファントカシマシここにあり!!
そして、アンコールの四月の風は最高だった。普段なら、待つ男や、花男で景気良く、それでいて舐めんじゃねぇぞ!俺のことなぞわかってたまるか!みたいな感じで、どちゃ〜!って最後っ屁みたいに終わることが多いんだけど、この日は四月の風だったことが新鮮だった。曲決めてたのか、どうかわかんないけどね。こんな展開は初めてだった。宮本の涙にもらい泣きしたぜ。

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あと、今回はアニバーサリーってこともあって、演出もさすがに凝っていて、30年の歩みを一気に映像で見せるオープニングから鳥肌立ったし、初のさいたまスーパーアリーナで度肝を抜かれた、奴隷天国での風船の演出も嬉しかった。
あれはもう恒例にした方がいいね。
あくびしてしねー!おめえだオラ!っとか言われてんのに、みんなキャーキャー言ってて風船振って、ニコニコしててノリノリで、ホントにカオス状態なのだ(笑)あの奴隷天国がある種パーティーソングとなってるんだよ、ホントに感慨深い。本来は目をひん剥いて、そこのオラ!おめえだオラ!って聴くものを戦慄させる曲が、この時ばかりはエンタメソングとして成立しているのだ。でも宮本自身もMUSICAのインタビューで言うてるように、奴隷天国、て怖いだけじゃなくて、やっぱちゃんとポップで明るい部分があって、それだけ懐の深い曲なのだ。 あともう一つは、インタビューで、紅白で今宵の月のようにを歌えたことはよかったけど、本当は最新のヒット曲で勝負したかった、と答えているのを読んで、ホントにこの人はいつも言ってること正しいなぁと思った。そして当たり前だけど、一番エレカシのことを理解していて、ファンが何を求め思ってるかもちゃんとわかっているんだよね。ホントに今年は是非新曲を引っさげてまた紅白歌合戦に出て欲しいね。

と、いうことで、長々と書いたけど、
俺はこのロックンロールバンドをこれからも追い続けて行くことを、さっき、自問自答するまでもなく結論した!

あー、ホントに最高のライブでした。 

胸いっぱいのエレカシ!ありがとう!!!

俺もまた、立ち上がろう。

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みんないい顔してるぜ〜!よく見えないけど(笑)すっかり定番となった宮本のMC。
ホント好きだわ。


NEW新コーナー音譜
リー中川一人カラオケ

エレファントカシマシ 
『普通の日々』

エレカシファンの
リー中川がただひたすら歌うだけの動画です。
今回は傑作バラード、普通の日々をしみじみ歌います。暇なやつだけ聴いてくれっ!!




エレファントカシマシ 
『やさしさ』

リー中川がただ一人でカラオケを熱唱するコーナーです。今回はエレファントカシマシ初期の名曲、やさしさ、です。エレカシファンでフォロワーであるリー中川がただひたすら熱唱してます。暇な奴だけ聞いてくれ!『奴隷天国 道より』




NEWリー中川の一杯やりながらぼやこうお酒

第18回
『続・エレカシファン=エビバデ問題』
今回は、またエレカシファン=エビバデ問題についてぼやいてます。前回の動画への批判を目にしたリー中川が、自分の言ってることの意味を曲解している人達へ向けてぼやいています。また話の流れの中で自身の一人プロレスネタが福田雄一監督の日本テレビ、スフィアクラブでパクられたことについても言及しています。聴く側にも能力がいらぁね。



第17回
『ボランティアエキストラとは』
ネット募集でよく見かける映画のボランティアエキストラって何?ってことで、とある国際的な映画のボランティアエキストラにリー中川が参加しました。ハリウッド映画でのバトルエキストラ、役付きで邦画出演の経験もあるリー中川が、独自の目線で、今回のボランティアエキストラについてぼやいてます。今回は結構真面目です。
エキストラは舞台装置ではない、人間だ!




第16回
『amazon エコードット 買うた』
今話題のAIスピーカー(スマートスピーカー)、
amazonエコードットについて、リー中川が使ってみて感じたこと、思ったことをぼやきます。
使用感?ブロンソンなら、こう言うだろう、
なんだってないよりはマシだ!



第15回
『エレカシファン=エビバデ問題』

20年来のエレカシファンであるリー中川が、エレカシファンが自分達のことをエビバデと呼ぶことに対しての違和感をぼやきます!
俺はエビバデではない!ただの熱心なファンだ!



リー中川 2018年 第一弾ソング音譜
『ポタリング』MV
YouTubeにアップ!

 
ポタリングとは、クロスバイクなどの自転車で散歩をすること。行き先は決めず、ぶらぶら寄り道しながら散歩を楽しむ。その中で、上り坂、下り坂、曲がりくねったカーブ、吹き抜ける風、夕日に染まる住宅街、静かな工場地帯、街のネオン、夜に輝く星、、、様々な景色が広がります。それはまるで人生の一ページかのよう。ポタリングと人生をリンクさせた、リー中川ならではの哀愁漂いながらも元気が出る、サイクリングソング、いや、ポタリングソングが完成しました。
その名も『ポタリング』。皆さん是非お聴き下さい。ツーリングのお供にどうぞ!

リー中川の一杯やりながらぼやこう日本酒 第14回
「エレカシ紅白歌合戦 初出場」



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