加計…実は民進玉木問題?

皇紀2677年(平成29年)5月22日

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日米艦船、越カムラン湾に初の同時寄港 中国を牽制…災害救助など共同訓練

海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」と護衛艦「さざなみ」が20日、南シナ海に面するベトナム中部の軍事要衝カムラン湾の国際港に寄港した。同港には19日か…

(産経ニュース)

 護衛艦「いずも」は、海上自衛隊最大級です。日米の艦船が同地に顔をそろえるのは初めてで、米中央情報局(CIA)の情報提供者十二人以上を殺害し南支那海を侵略し始めた中共共産党軍に対する牽制の結束を示しています。

 しかし、現行憲法(占領憲法)第九条には「交戦権がない」とあり、外交もできなければこれほどの道具(護衛艦)がありながら実戦では使えません。使った途端に占領憲法をあくまで「憲法」とするかぎり憲法違反になり、政権が吹き飛ぶ(内閣総辞職)という独立国家としては信じられない状態なのです。

 これをそのままに自衛隊の存在をいくら「加憲」しても、「使ってはならない道具が存在する」と書き添えることにしかなりません。何の意味もないのです。

 改憲を党是としてきた公党の総裁として憲法問題に期限をきって斬り込んだ安倍晋三首相に辻褄の合わないことをさせようとするのは、中途半端な法理論武装しかしていない自称有識者や私たち国民なのであって、私たちが意識を高めて臨むことが為政者の正しい決断を促します。何でもかんでも安倍首相のせいにして逃げてはいけないのです。

 さて、何でもかんでも安倍首相のせいにしたいのは、野党民進党と報道権力の一端である朝日新聞社でしょう。日刊ゲンダイのような「壁や柱の落書き」もありますが、蓮舫代表が「内閣総辞職に相当する」だの「今は共謀罪より加計学園と森友学園」だのとまで述べたことは、民進党に致命的危機をもたらします。

 と申しますのも、森友学園問題が結局は「辻元公園問題」だったように、今度の加計学園問題などと煽られたこともまた、結局は「玉木獣医利権問題」の様相を露呈しつつあるからです。

 文部科学省の醜悪な内部抗争から吐き出された怪文書をつかまされて国会に持ち込んだ民進党の玉木雄一郎衆議院議員(香川二区)は、獣医師で香川県獣医師会幹部の玉木一将氏を父に持ち、獣医師問題議員連盟の事務局長を務め、地域偏向が激しく獣医師が不足しているにもかかわらずなぜか「不足していない」「問題はない」を繰り返す日本獣医師会の事実上政治部門である日本獣医師政治連盟から政治献金(平成二十四年「雄志会」収支報告書を参照)を受け取っています。

 献金が適切に処理されていればそれ自体何ら問題はありませんが、二十日記事でも再確認した通り安倍首相の関与などない加計学園の獣医学部新設について、むしろ妨害したがる玉木代議士にこそ利権や癒着の疑惑があるのです。

 安倍首相が古くからの親友である学園の加計孝太郎理事長に特別な便宜を一切図らなかったことは第一次安倍内閣で、加計学園を指名していた愛媛県今治市から文科省(および農林水産省)に対する「特区第十二次再再検討要請首相官邸資料を参照)」にも応えなかったことで既に判明しています。

 ということは、怪しいのは民進党の玉木代議士のほうではありませんか。自身をめぐるカネの動きから、行政判断を歪めさせ政治を曲げようとしているのは、むしろ民進党のほうで、まして自分たちが「特区に獣医学部を」と安倍内閣に急がせたことも忘れています。

 代表が辞職、党を総解体すべきは、民進党なのです。

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『加計…実は民進玉木問題?』に1件のコメント

  1. 心配性:

    玉木氏に関しては、氏のマスコミ人脈が、「加計問題追及番組」の制作に何らかの影響を与えているのではないか、とも疑われ始めているようです。

    マスコミは、玉木議員や籠池氏など「問題含み」の方を、無責任人に「ヒーロー」の様に持ち上げてしまうと、後で落とす時に非常に苦労しますからやめておくべきでした。

    ところで、韓国の外務大臣が、国連人権高等弁務官事務所出身で、国連事務総長特別補佐官を務める女性になるという報道がありましたが、これはもしかして、「慰安婦合意」をひっくり返し、「徴用工」問題を喧伝する為の布陣でしょうか?

    少しずつですが、欧米や東アジアの人々の中にも、日本が韓国に対して、幾度となく事実上の「謝罪」と「賠償」を繰り返して来た事や、韓国軍のベトナムでの蛮行を知る人が増えつつあるようです。

    何度も申しますが、慰安婦や徴用工の中で最も人数が多かったのは日本人ですから、韓国人にばかり謝罪と賠償を繰り返すわけにはいきません。

    文政権におかれましては、安倍総理が辞任すれば次の総理が「合意見直し」に応じてくれる、という甘い期待を抱かないでもらいたいものですね。