決められないにキレた知事

皇紀2677年(平成29年)5月21日

 十七日記事を配信した途端に、米国のドナルド・トランプ大統領に「弾劾」の話が持ち上がり、翌日には株価が大幅に下がりました。

 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05……
 ▲ニューズウィーク:トランプ弾劾への道のりはまだ遠い

 しかしながら共和党がトランプ大統領を見限る可能性は、ゼロではありません。世界征服をたくらむ多国籍金融の意向を受け、トランプ大統領を引きずりおろしにかかってしまうことも考えられるのです。

 http://www.sankei.com/politics/news/170520/plt170520……
 ▲産經新聞:【小池百合子知事定例会見録】まもなく就任10カ月 「のり弁ののりが取れて、かなり見やすくなった」 情報公開で“自画自賛” (18ページ目)

 さて、本当に選ばれるべきでなかったのは、東京都の小池百合子知事ではないでしょうか。朝鮮学校の問題や、都の観光ボランティアの珍妙な制服デザインを見直すといったことで期待された彼女の背後で都政を操ろうとしていたのが、まさか文部科学省並みの三流省庁から天下り、極左暴力集団の入り混じる集会で演説するような小島敏郎氏だったとは、投票した多くの都民の知るところではなかったのです。

 それでもまだ小池都知事を支持する保守系の方がたが存在するのか、いよいよ批判を再開した私に文句をおっしゃる方が現れました。どうしても現実を直視したくなくて、都合のよい解釈を勝手にして「小池都政(本当は小島極左都政)」なるものを高く評価してしまうようです。

 しかし、小池都知事への疑念は、既に一般化しています。上記産經新聞社記事は、記者から「決められない知事との批判について」と問いただされたところで出た彼女の感情的な反論であり、声を荒げ机を叩いて答えました。

 政治に於いて「決める」「決めない」の判断は、それこそ政治家が「決める」のであり、その決断或いはそれらの積み重ねに対して民が支持・不支持を判断するわけですが、不思議なほど小池都知事への批判が封印されてきた報道の姿勢にあって、もうこのような質問が出たこと自体、民の多くが「決めてほしい」と思っていることを小池都知事が「決めない」でいる現状を如実に表しています。

 早くしてほしいと思っている人たちは、決めない小池都知事のせいで数百億円以上の損害が出ることに不都合を感じているのです。彼女のいった「何か都合が悪い」に決まっているではありませんか。小池都知事は、もうそのことにすら気づいていないのです。

 安全で整備された豊洲新市場の不安を煽り、衛生上著しい問題のある築地市場の安心をうたった小島極左都政で、朝鮮学校の問題は解決されません。期待しても無駄です。小池都知事は、自らの党籍を含めて何も決めないできた「詐欺師」のような首長なのです。

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『決められないにキレた知事』に5件のコメント

  1. やす:

    「これほど決めてきた都知事はいないのではないでしょうか」
    笑ってしまいますが、彼女の決めてきたの意味は、小嶋氏の言うことを聞いてきたという意味なのでしょう
    確かに彼女は操り人形で裸の王様状態なのかもしれませんが、それは彼女と裏で操る極左との利害関係が一致しているからで、結局はお互い同じ穴のムジナだっただけの話です
    つまり彼女も極左な訳です
    左巻きの勢力からしたら、彼女ほど都合のいい人間はいないわけで、その見返りで支持率を維持する手助けをしてもらっている状態も、それしか興味のない彼女にしてみたら、ありがたい話な訳です
    左巻きのマスコミが多い中で、彼女への批判が封印されてきたのは、彼女も左巻きマスコミの仲間も同然だからです
    よって彼女を支持する人達は断じて保守でも何でもありません
    彼女へのリコールデモを開始した団体もありますし、前にも言いましたが、民主主義の否定になっても莫迦に選挙権を持たせないようにしないと、次の都知事選も同じことの繰り返しになると思いますし、こんな都知事を選ぶ都民にもう期待できません

  2. 三島純子:

    小池知事に関して、保守と名乗っている方でもまだ、理由をつけてあるいは自分なりの勝手な解釈で、支持されている方がいますが、正直、私はそういう方々も信じられないのです。
    もちろん、1番信じられない人は小池知事ですが。
    民進党の長島さんでさえ、共産党との共闘は嫌だ。と言って(それが本当の理由か否かはわかりませんが)離党しました。

    共産党系の人を座長に使ったり、左翼の市民ネットワークと選挙協力したり、左翼とどっぶりかかわることができる小池さんのどこが保守?
    小池さんは、外国人参政権に対しても「反対」とは言っていません。それどころか、外国人の帰化の簡素化を主張しています。
    そんな方のどこが保守?

    誰と組むか?どこの党と協力するか?どういったの意見を取り入れているか?等見ていれば素人でもわかることなのに、なぜわからないのか?ということが私にはわかりません。

    おそらく、舛添元知事も、いろいろなことが都民にわかり、マスコミが取り上げて辞められるまで2年かかりました。
    小池知事は、まだ?10ヶ月なので、これからなのかもしれませんが、遠藤健太郎さんのような方がいてくださることが救いです。

  3. 心配性:

    ところで、共産党支持者やリベラルからの支持が厚い小池都知事は、やはり「テロ等準備罪」には反対の立場でしょうか?

    少なからぬリベラルが、『陰謀論』にはまり、「共謀罪は、我々左派を一網打尽にする為のものだ」と思い込んでいるようで、激しい衝撃を受けています。
    本当にそういうものなのでしょうか?

    私は、「麻薬犯罪組織」や「オレオレ詐欺集団」の撲滅に「テロ等準備罪」が威力を発揮してくれることを願っています。

    私は、これ以上、芸能界のスターやスポーツ界のヒーローが薬物に溺れる姿を見たくはありませんし、リハビリ施設などで社会復帰を目指す覚醒剤依存の人々の話を聞くと、その想像もできない程の苦しみに、胸を締め付けられる思いがします。

    また、「オレオレ詐欺集団」はなぜ捕まらないのでしょうね?!
    いったい、今までに、善良な日本国民から、何億、何兆の金を毟り取った事でしょう?
    「老後は子どもたちに迷惑をかけたくない・・・」と、コツコツ貯めたまとまった額のお金を、詐欺師に根こそぎ持っていかれる年配の方々・・・その無念、絶望感たるや、どれほど大きなものか、想像もできません。

    我が家にも「オレオレ電話」がかかって来ましたが、「オ~レ~、オレオレオレ~!」と熱唱したところ、詐欺師は怯えて電話を切ってしまいました。
    もう一度かかって来ないかと楽しみに待っていますが、それ以来音沙汰はありません。

    暇な『陰謀論』ごっこも楽しそうですが、それよりも、本気で悪徳犯罪組織をぶっ潰し、今、苦しみのどん底にいる人々を救う努力をしていただきたいです。

  4. アンチレッド:

    マネーストック 減少 で検索すると、

    マネーストックの減少は、銀行の貸出の減少を示しますので、経済全体の通貨量減少を示します。

    という説明が出てくる。
    これがとんでもない話であることはちょっと考えればわかると思う。

    つまり誰かか借金しないと世の中のお金はドンドン減少していくということ。
    しかも借金は元本と利息を返済しなければいけないので、借金を完済すると、借りる前より返済後の方が利息分だけ余計にマネーストックが減少することになる。
    この減少分をさらなる借金で補うためには、前回の借金+利息分以上の借金をしなければいけなくなる。
    この借金増大システムが現在の中央銀行システム。

    これがどういうことかわかりやすく言うと、誰かが銀行から借金したら、その人に対して国民全員が「借金してくれて、世の中にお金を回してくれて有難う」、と感謝しなければいけないということ。
    こんなおかしな状態になってるということ。

    だから借金返済の債務を借金した当人だけに課すのはおかしいでしょう?
    民間の借金を政府が肩代わりするのはモラルハザードなんていうのは、それこそデタラメな話。
    輪転機を回して借金返済をさせないための、借金増大システムを維持するための中央銀行システム側の洗脳だと思う。

  5. りょお:

    何もしてない知事、の指摘には賛成です
    その事に気付かないでイメージだけで捉える人が
    まだまだ多いのは困った事です
    ただ、その小池氏が勝たなかった場合、
    知事の後釜は鳥越氏とか増田氏でしたから
    それよりはまだマシだったのも事実です
    小池知事の批判に留まらず、例えば非常に癪でも
    自民都連支持を押し出すとかの姿勢打ち出す方が
    よろしいかと思いますがどうでしょうか
    ドン内田の影響残る自民都連なんてこっちも嫌ですが、
    現実で考えるならしょうがないかと