主である武志の指示で高橋家の泊り客をもてなす、魅せる妻
時として冗談を交えることもあったが、ほぼ一貫して地区の将来を憂う話題に終始し、市政向きの話しばかりした。
どうしても華を添えなければならないときだけ、妻の亜希子に言いつけて酒肴などを持ってこさせ、挨拶させた。
その厳格さを亜希子は、心の底で非難した。
それじゃせっかくお越しになられたお客様に申し訳が立たないと、亜希子は武志の意図を汲み、客のためあらかじめ用意しておいた部屋に、酔いつかれて引き上げる際に案内し、お酒のご相伴を持ち掛け呑み直しをして差し上げた。
田舎なればこそ、わかってはいるものの表立って娼婦の看板を上げるなどということはしない。 その代わりに各家々で嫁が隠密裏に夜伽をすることになっていて、大方の客もそれを望んだ。
夏場で、しかも武志と激しく論破し合ったこともあり、この日の客も汗みずく、望まれて今一度内湯にということになり、お酒のあと湯に浸かって具合でも悪くなられてはと介抱するつもりで連れ立って入り背中を、もちろん反り上がった屹立をも泡立てた石鹸を塗りたくって擦り上げ丁寧に流し、しかる後に床にご案内した。
どの客も決まって、湯殿で十分お○んこを拝めなかったと言い張り、床を進めるがその前に今一度魅せてほしいとせがまれる。
そこいらに関し、ここいらの嫁は心得たもので溜まったオリを吸い出すべく要望通り着物の裾をチラリと捲る。 やりやすいよう下 着を脱がせるためだ。
すると、
「なんだよ、そのやり方は。 パンツ脱がなきゃ見えないじゃないか」
相手は酔ってるものだから、ひとつ屋根の下に亭主がいてもお構いなしに大声でまくしたてる。
「まあ、なんてことを…そんなことしたらアソコが丸見えになっちゃうじゃないですか…」
こう言い張ると、恥ずかしそうに膝をピタリと閉じてしまったが、目だけは潤み始めている
客はゴクリと唾をのみやおら
「…なら、最前のあれはなんだ? ええ? 儂の持ち物を喜んで扱きくさって。 儂に今一度風呂に浸かって頭を下げろとでも言うんかい」
立ち上がらんばかりに怒鳴った。 掴みかかるんじゃなかろうかと怯え身構えると、今度はやんわりと手を伸ばし引き寄せにかかった。
当主の武志は日ごろからこういったやり方を集まった漢連中に教えて来たからだ。
「ええから…もうちょっと近くに…なっ、なっ、 わかってくれい。 儂の気持ちを」
膝のあたりに手を置き、ゆるゆると前に進め裾を割ろうとする。
「やめてください。 触らないで。 ご無体なさるようなら、主人を呼びますよ」
和やかな雰囲気であったものが一瞬にして両者の仲が、まるで隙間風が吹くような状態にまで様変わりした。 普通ならこのような状態になれば、まず恋に駆け引きは終わりとみてよい。 客は拗ねて帰り支度にかかりそうな気配である。
その時になって亜希子の脳裏に先代、つまり主人の母である姑の貞子の声が蘇って来た。
「殿方のおもてなしは日ごろ溜まりに溜まったオリのようなものを吸って吸って吸い出して差し上げる」
それがここいらの礼儀だと嫁いだ当初から仰せつかっていた。
「…わかりました」
俯き加減にこう述べて、静かに下 着に手を掛けた。
「心配するな。 あんたの亭主にゃ黙っておいてやる。 だから…」
いうが早いか、亜希子を引き寄せ、愛おし気に胸に抱いた。 今度こそ屁理屈を並べ立て逃げてしまわないよう帯を解き始めた。 これまでも、わかった上でやってたことだからだ。
「さあさ、こっちゃ来い」
先ほどとは打って変わって猫撫で声で、人差し指と中指の間に親指をめり込ませ、コレをやろうと言い出す。 反論しようにもお○んこは丸見えになり、帯を解かれているから乳も腹までもさらけ出している。
客は完全にその気になって浴衣を脱ぎ捨て反り返りを上に向け横臥し、亜希子にしても客の望みを叶え下 着だけ脱いでしまっている。 浴衣で前を隠し横臥した客の足元ににじり寄った。
姑に言われた通り、全てのオリを抜くべく肉胴を握り懸命にしゃぶったが、相手はお酒の酔いも手伝ってなのか、なかなか最初の一発からして抜けない。
「おいおい、さっきの勢いはどうしたい。 出来んのか」
「はい…ただいま…」
実にいい気なものである。
ふたりとも、主の武志が現れてはと気がせれる。 亜希子はというと、一心不乱にしゃぶるものだから浴衣の前が開け、漢の毛脛にこぼれ出た豊かな乳房が時折触れる。 その、ほんの少し向こうで濃い目の繁みが亜希子の巻き起こす風で揺れていた。
待ちきれなくなった客は頭だけ起こし、足の親指を襞の合わせ目にめり込ませ、谷間に沿ってさわさわと撫で上げた。
亜希子の淫裂はぽってりした丘の間を前後に長く伸びていた。 初手は亜希子に感づかれないよう丁寧に撫で上げていった。 そのうち指先に生ぬるい何かが付着し始めた。
「…おいたはよしてくださいましな…」
腰をよじって耐えていたがとうとう、しゃぶるのをやめて睨みつけてきたが、
「儂はなんもしとりゃせんよ。 お前さんの腰が勝手に蠢き、儂の足の親指使うてアソコをほじくり始めたんじゃないのかね」
わざと、やりかけていたものを中途で止めた。
焦ったのはむしろ亜希子の方だった。 小さく逝きそうになり、慌てて止めさせたものだから、しまったと後悔しているように受け取れる。 だが、客が口にした次の一言で態度ががらりと変わった。
「儂のが役ん立たんからじゃのう。 ほんにすまんのう。 じゃがのう、いつまでもそんな格好しとったら疲れるじゃろう。 どれ、儂の腹の上に乗ってあんじょう気張ってみんかね」
やんわりと詫びを入れ、先ほどの続きを提案された。
そこから先、何かあったとしても、それは客のせい。 これで気が楽になったのだろう、言われた通りくるりと向きを変えると客の顔に跨り、お○んこを与えた。
溜まりに溜まったオリを吸われたのはむしろ亜希子の方だった。 亭主や姑の貞子からいいつかったおもてなしを忘れ、屹立を口から吐き出し、振り落とされまいと梶棒の代わりに握って耐えた。
ペタリと客の腹部に己の腹部を密着させ、日ごろの欲望を吐き出していたものが、もう間もなく目の前の反り返りが襞を抉ってくれるとわかると興奮で躰が九の字に曲がり局部を突き出す格好になってしまった。
這う這うの体で腹上から降りると、客に言いつかったわけでもないのに四つん這いになって尻を掲げてしまった。 舅の勇作の見守る前で亜希子は、客のひとりに背後を明け渡してしまっていた。
A married woman who feels sexually excited
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tag : 女を侍らせ酒盛りをする華を添え武志の意図を汲みお酒のご相伴を持ち掛け娼婦嫁が隠密裏に夜伽反り上がった屹立湯殿で十分お○んこを拝め着物の裾をチラリと捲る足の親指を襞の合わせ目にめり込ませ
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アップデート 2024/02/21 12:45
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