四畳半での謝礼 ~おばちゃんが差し向けた出戻りの女~
おばちゃんこと横山マチコは、あつみ共々良い思いをさせてもらった上になんだけどと、出戻りで誰にも相手にされない川上莉奈という女を下宿に送って寄越した。
亭主持ちの竹田あつみとこのままズルズル関係を続けたら、出稼中の亭主にもしも知られようものなら、半殺しの目にあわされるとまで言い切った上で、竹田おさむについてとつとつと話し出した。
何処の出だかわからないが、流れの職人で背中に倶利伽羅紋々が入っているという。 どこか陰のある女だと思っていたが、どうやらそれからすると亭主は少なくとも愚連隊で女はバシタのようなのだ。
哲也にしても格闘をやってた以上稽古に時々そういった奴らが腕試しに来てたので彼らがどの程度気合が入ってるか手合わせしたので覚えがある。 道場ならまだしも、外でやれば命のやり取りになりかねない。
「マチコさんに訊いたわ。 あなたって見た目以上にお人よしなのね」
これまで随分長い間、周囲から冷たくされて生きてきたんだろう。 一見拗ねたようなそぶりをする女だった。
人を寄せ付けないような生活をしてきただろうその女に、お人よしと言われたことで哲也の警戒心も大いに緩んだ。
おばちゃんこと横山マチコに言わせれば、川上莉奈を抱かせてやる代わりに、自分も時々抱いてほしいということらしい。
女ふたりを相手に乱交というのは、哲也にとって願ったり叶ったりだった。 畠山あかりに仕込まれてからというもの、哲也のソレはものの見事に成長し始めたのだ。
長さや太さもそうなら、持ちも格段の良くなりグロテスクになっていった。 いわゆる節くれだつというヤツだ。 ツルリとした肉胴より節くれだった方が襞が絡まり付きやすいようだ。
哲也のソレは、絡まり付いたヒダごと奥へ入口へと揺さぶった。 そのたびに女は苦し気にうめき声をあげ、蜜を溢れさす。
ふたりして哲也を奪い合ってたものが、終いには相手が誰だかわからなくなったらしく、時にはレズったりしながらも、協力し合って堕としにかかってくれた。
ふたつの穴の違いが、目を瞑っててもわかるほどに探りに探り掻き回した。 溜まってたものを絞り切った。
莉奈がもう少し砕けたものの言い方をすれば、すぐにでも飛び掛かって抱いているところだ。
それほどに哲也は、漢の厄介さに苦労させられていた。 何故だかわからないが、女を見ただけで股間が盛り上がるのだ。
あゆみとマチコ ふたりの女にしてみれば、自分を見た瞬間勃起させてくれるというのは、実にありがたい存在らしい。 飢えていたということもあり、それを目の当たりにすると即座に唇で応えてくれたからだ。
連日、こうもあっさりと抱かせてくれる女が見つかるというのは、過去の生活からいって考えられない出来事だった。
川上莉奈も伺う目的を横山マチコから言い聞かされて来ただけあって、哲也の股間が反応し始めると、あらかじめそうするように言われてきたからなのか、やおら跪きズボンを脱がせにかかった。
現れた屹立を、もう幾度もそうしてきたように、たおやかな手で握りしめ先端に時々唇を押し当てつつ扱きにかかる。 あらかた漲ったところで立ち上がり、後ろを向いてスカートを床に落とした。
莉奈はスカートの下に何も着けないまま来ていた。
「わたしのココ、気に入っていただけるかしら…」
思わせぶりな言葉を残し広げ、哲也に注意を促した。 花びらを左右に引っ張って割れ目を大きく開き、秘密の壺穴が見渡せるようにし、目顔で絡みを求めてきた。
哲也はこれまで、一度たりともこのように大っぴらに開いてくれたソコを目の当たりにしたことはない。 絶句した。 それと同時に何かが違うと自分に言い聞かせた。
「ちょっと待ってくれ、今はそれどころじゃないんだ」
悲鳴に近かった。 言い終わるか終わらないかのうちにサッと莉奈の表情が曇った。
「いや…そうじゃなくてですね…」
コトの経緯をいちいち説明してやらねばならなかった。 が、説明の途中でヤクという言葉を使ったところ逃げようとした。
(…ん? まさかこの女まで…いやいやそんなことはない…現にこうして…)
思ったことを言葉にしかけて、慌ててやめた。 部屋の中に、あの何とも言えない香りが漂い始めたことに気付いたからだ。
A married woman who feels sexually excited
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アップデート 2024/02/21 12:45
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