四畳半での謝礼 ~哲也をめぐり取っ替え引っ替えの逆3P乱交!~
過去に3度殺されかけたからには薬の出所を探さねばと、もちろんあゆみには説明してある。
そうはいってもあゆみの場合、気持ちよく逝きたくてせがんで盛ってもらってる。 どのような雰囲気のところで漢と絡み合ったか程度なら覚えていようが、何処でということまで関心があるわけがない。 ましてや、果たしてその漢が何処の誰なのか記憶にとどめておかねばと思うような思慮深さは無い。 彼女らにとって性的興奮により気持ちが吹っ切れたらそれで良いのだ。
「じゃあ、車に乗せられ、遠くまで出かけたというんだな」
「遠かったか近かったかなんてこと、乗せられてる間中触られっぱなしだったから、覚えてない…ごめんなさい」
しおらし気に応えるが、ごめんなさいと言う割には悪びれた様子などまるでうかがえない。 むしろ、今あなただって亭主に内緒でヤレて、気持ちよかったでしょとでも言いたげだ。
こんな時ほど、こういったことに関し、女に訊くのは野暮だと思えたことはない。
(そりゃそうだ…漢とは、こうなると分かってて調子の良いことを並べ立てハメるんだろうからな)
「それなら連れ込まれた部屋の造りぐらいは覚えているだろう? 女は妙なところに気を配るからな」
「それなんだけどさあ…灯りが蛍光灯とかじゃなく、まるで蝋燭だったような気がしたの。 なんだか気味が悪かった」
部屋の、至る所にスタンドらしきものがあるにはあったが、放つ光が揺れていたという。
「そうか、 そういうことか…なら、部屋は洋風に見えたというわけか…」
ぽつりとつぶやく。
灯りが揺れていたのは、多少薬のせいとも言い切れないでもなかった。 都会から流れてきた女に、田舎で昔使っていたランプなるものの灯りがどういったものか、説明してもわからないだろうなとも。
少なくとも自分が関係を持ったふたりの女は秘密のパーティーに招かれたとしか言いようが無かった。
ひとりの女に数人がかりでのしかかろうとすると、それ相当に大きなベッドでも用意しない限り安心して絡み合えない。
(こいつは困ったぞ。 なんせ俺は文無しに近い。 場所探しに車で移動しようにも、まずもってその車が無い)
アジトがどうのというのは諦めて、最初に事件と関りを持った公園に出向いてみることにした。
(あそこなら駅までバスで出て、そこから歩いたところでたかが知れている)
その日のうちに秘かに下宿に帰り、バッグにいつものように必要なものを詰め込んで隠しておいた。
「おはよう、おばちゃん。 今日はオレ、駅前の方でご用が無いか探してみるわ」
「ええ~っ!? そんなこと言ったってあんた、ここいらで受けた仕事がまだ残ってるんじゃ…ねえ、人の話し聞いてるの? ちょっと、あんたってばあ」
さいぜんから哲也のことを不審がってたおばちゃんは、彼はもう自分の持ち物とでも思っているらしく執拗に食い下がろうとするが、その時にはもう家を飛び出し、バス停の方に向かって歩いていた。
駅前通りを公園方向に向かって歩いてると、建物の横合いから女が忍び寄ってきて、付かず離れず歩き始めた。 なりはいつもとまるっきり違っているが見紛うことなくあゆみである。
公園の敷地内に入ってしばらく行くと、足を速め近づいてきた。
「なんでついてきたんだ」
「なんでって…いちゃ悪い」
地区から離れたものだから、これ幸いと腕を取らんばかりに擦り寄って来る。
哲也は違った。 敷地内に入れば敵国も同然。 立ち木や、物陰を利用しながら廃屋とは真逆の方向から回り込むべく進む。
どこかしら沈みがちな顔をしていたはずのあゆみが妙に浮かれ始めた。
哲也が向かった先は海岸線へと続いている。 そこは背後に小山があり、身を隠すのに絶好のポイントだった。
海岸線に出る。 右手にある土手の向こうからこちらの様子を伺っていものがいるかもしれないと思うと、どうしても小腰をかがめ歩まねばならない。
海岸線を右手にとってしばらく行き、辿り着いた砂地に哲也は膝をついた。 誰か土手の向こうに潜んでいないか探るためだったが、あゆみの考えは違った。
行楽よろしく、そこに敷物を敷き、持って来たものを広げ始めた。 完全にデートのつもりで来ているらしい。
哲也が狙ったように、そこなら普段誰も来ないし、土手まで姿勢を低くして進み、そこから眺めれば見通しもきく。 あゆみにしても少々のことをやったからといって大丈夫だとでも思ったらしい。
本人はデートだと、公園の敷地内に入った途端思ったわけだから、やることなすこと全てにおいて素早い。 仕方ないという風に哲也が並べてあったものに手を伸ばすと、さも自分のお陰で行楽に花が添えられたんだとでも言いたげに、しなだれかかって来た。
「ねっ、 言ったでしょ、 ここならバレないって」
食べながら、飲みながらまさぐりあいが始まった。 あゆみは軽快しつつ手を使ってくれた。
結局最終目的はなにひとつ果たせぬまま下宿になだれこんだ。 久しく誰も住んでいない、空き家同然の部屋だから、使わない手はないとあゆみが言い出し、一刻でも早く射出したいものだから哲也もその気になった。
「無理しちゃダメよ。 こんなに溜まってるんだもん」
部屋に入るなりズボンを下げ、トランクスの中から元気よく飛び出して来た男根を口に含み睨み上げるあゆみ。
真昼間の海岸線でうんと拝まされ、我慢させられ連れ込まれている。 あゆみはあの時以来警戒心のケ゚の字も感じなくなっているし、哲也にしても事件を忘れるほどだから溜まっていたのだろう。 もつれ合った。
忍び込むときはそれなりに周囲に気を配ったふたりも、行為中はそのことだけで精一杯となった。
あゆみが喜んだのも無理はない。 薬なしで何度も逝かせてもらえたのだ。
この手の女は普段の生活はそうとわからないほどつつましやかだ。 ところが尻が軽くなると鼻歌でも歌いたくもなるんだろう。
警戒して通らねばならない哲也の下宿付近を、まだ帰ってないか、まだ帰ってないかと、あゆみは何度も行き来するようになった。
おばちゃんはすぐにそれと気づき、哲也にバレないよう地区外にあゆみを呼び出し詰め寄った。 平和ボケした女は、あれほど長い間おばちゃんと哲也の間に何事もなかったのだから、まさかぞっこんとも知らず、付き合ってることを自慢げに喋ってしまった。
仲間内に、生活費の足しにしようと、楽しみ半分春をひさぐものが幾人もおり、そのことをおばちゃんんも見知っていて自分も多少なりともその気があるものだから自慢話を聞いてやった。
若い男の洗濯物を扱わされる。 あの匂いを嗅がされ、我慢も限界を超えようとしていた矢先の出来事。
約束の時間が来ると、それと気づかれぬよう先に部屋に忍び込み、ふたりが到着し、コトが始まるのを待った。 始まると暗闇から目を皿のようにして覗き見た。
女は一旦行為に没頭し始めると我を忘れる。 興奮のあまり近づいてきたおばちゃんに嬲られ始めたというのに、むしろそれによりなお一層燃え始めた。
興奮しきった牝が二匹も現れ、男根を求めてくる。 哲也も異様な興奮の虜になっていった。
A married woman who feels sexually excited
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アップデート 2024/02/21 12:45
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