【市場反応】米4月ミシガン大消費者信頼感指数は予想外に下方修正も期待インフレ 率が上方修正、ドル続伸

米4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は77.2と、速報値77.9から予想外に下方修正され、昨年12月来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待を判断するうえで注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.2%と、速報値3.1%から予想外に上方修正され昨年11月来で最高。5-10年期待インフレ率確報値は3.0%と、速報値から修正なく昨年11月来で最高水準を維持した。

インフレ期待も高止まりしており、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレで2%目標に向けて一段の確信にはさらなる時間を要する可能性が示唆された。米国債相場は堅調推移。10年債利回りは低下したが、ドル買いは継続。ドル・円は156円98銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0740ドルから1.0699ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2540ドル付近から1.2492ドルまで下落。

【経済指標】
・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:77.2(予想:77.9、速報値:77.9)
・米・4月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.2%(予想:3.1%、速報値:3.1%)
米・4月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(予想:3.0%、速報値:3.0%)

《KY》