【市場反応】米失業保険申請件数/4月フィリー連銀製造業景況指数、ドル買い強まる

米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(13日)は21.2万件と、前回から増加予想に反し横ばいとなり、労働市場の底堅さが再表明された。失業保険継続受給者数(6日)は181.2万人と、前回から増加も予想を下回った。前回は181万人へ、181.7万人から下方修正。

米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は15.5と、3月3.2から低下予想に反して上昇し、22年4月来で最高となった。

週次失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数を受けて、米国債相場は下落。10年債利回りは4.62%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は154円50銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0660ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2475ドルから1.2447ドルまで下落。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.2万件(予想:21.5万件、前回:21.2万件←21.1万)
・米・失業保険継続受給者数:181.2万人(予想:181.8万人、前回:181万人←181.7万人)
・米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:15.5(予想:2.3、3月:3.2)

《KY》