okudatamio

雑誌マレの編集部に転職してきた妻夫木が取材先で水原希子と出会い恋に落ちる。

果たして彼らはどうなっていくのかって話。

登場人物全員が変な人というか癖があるというか普通の人は出てこなかった。


この映画では水原希子を全ての男を狂わせるのだけど、それにふさわしいように可愛らしく撮れていた。

そしてスクリーンに映っている水原希子の立ち振る舞いというか演技を見て殴りてえ殴りてえとずっと思っていた。それは多分監督の計算通りなのだろう。

あと妻夫木聡ってこんな顔だったんだなと意外に感じた。

彼のテレビや映画は見ていたはずだったのだが忘れてしまっていたのだろう。


笑いあり最後軽いどんでん返しがあり十分に楽しめた。

最後の海のシーンはもがき苦しむ原作者の気持ちなのか監督の気持ちなのか、その暗喩だろう。自分はだらりとした宮使いの身分だがクリエーターの方々はうまく立ち回って欲しいなと感じた。

創作し続けるそのエネルギーの多さ、苦しさってものすごいものだと思う。

クリエーターの人も病んでしまう人は病むので。


悪い女に翻弄される男の話ってあるよなあと思い返してみたらなかなか思いつかなかったwww

思いついた話はカルメンがそうだなあ。

男に対してその場しのぎの気持ちいいセリフを吐く女ってあまり記憶になくって、日本では男があんな風にその場その場で女に都合のいいセリフを吐くことが多いような気がする。

そういう意味で言えば女性の地位が向上しているようで日本も少しずつ先進国の仲間入りしているのかもしれない。