勢いそのままウエスト・ハム戦

2018-02-25

予想以上に面白い試合でした。
深夜に行われたプレミアリーグ第28節、ウエスト・ハムとの一戦は4-1でリヴァプールの勝利。
気の緩みが少々心配だったキャンプ明けの試合でしたが、テンション高く快勝できましたね。ポルト戦の勢いそのままに突っ走れそうな、期待が膨らむ試合でした。

拮抗の前半

序盤からリヴァプールペース。
ロベルト・フィルミーノからパスを受けた、モハメ・サラーが相手をかわして放ったシュートはゴールポスト直撃。

入ったと思った~。

フィルミーノも入ったと思ったか、詰めてませんでした。

絶好機を逸しましたが、引き続き攻め続けるリヴァプール。
サラーが快足を飛ばして襲い掛かり、トレント・アレクサンダー=アーノルドも敵陣深くまで侵入。逆サイドのアンドリュー・ロバートソンも長い距離を駆け上がり、クロスを供給します。
コーナーキックからのビルヒル・ファン・ダイクのヘッドはドンピシャでしたが、ゴールキーパー正面。
サラーが抜け出し、再び絶好機を迎えますが、相手も集中して守れているようです。

しかし点が入るのは時間の問題か。

一方的な展開になるかとも思いましたが、ウエスト・ハムも徐々に攻勢を強めていきます。

カウンターから、なんか突拍子もないシュートが飛んできた~。
ロリス・カリウス、ジャンプ!
シュートはクロスバー直撃。

カリウス触ったか?触ったな!?
よーしビッグセーブだ。

その後、ややウエスト・ハムが押し込む展開。
ファン・ダイクジョエル・マティプという落ち着きのあるセンターバックコンビですが、守備がバタつき気味。なーんか2、3年前によく見た光景だぞ。
気ぃ引き締めんかい!

ウエスト・ハムの時間帯を凌ぎきると両者拮抗の白熱の展開。
素早いプレス、激しいタックル。
これぞプレミアリーグな面白い試合です。
ウエスト・ハムの監督はあのデイヴィッド・モイーズ。

や、やるじゃないか、モイモイ。

そんな敵将を讃えてか、スタンドからはこんなチャントが。

David Moyes is a football genius!

あ、これは讃えるとかそういうヤツじゃないか。

怒涛のせめぎ合いの中、この日キャプテンのジェームズ・ミルナーがピッチに倒れこむというシーンが。

まずい。
どれだけ削られてもムクッと起き上がるミルナー。
彼が痛がるって余程の事だ・・・プレー続行不可能か?

なんとか起き上がるも、足を引きずるような仕草。やはりダメか・・・

と、思ったけど、気付いたら元気に走り回っていました。

アーノルドのシュートだかクロスだか良く分かんないボールが、ゴールを襲いCK獲得。狙ったシュートだったら天才かもしれん。

サラーのボールに合わせたのはエムレ・ジャン。

1-0。

前半のうちに大事な先制点を手にしました。

もう活躍する度に言うぞ!
契約延長せい!

ちなみにコレ、リヴァプールのシーズン100ゴール目みたいです。

気を良くしたか、ジャンがミドルを狙いますが、枠の外。いいぞいいぞ打ってけ。
ロボのゴールラインギリギリへのクロスに、サラーが追いつきますが、これも惜しい!枠の外。

リヴァプールが攻め続ける中、ウエスト・ハム少ないチャンスを活かしてきます。
強烈なミドルが火を吹くもカリウス、またも好セーブ!
最近ノッてますね。

1-0で前半終了。
カリウスの働き、かなりデカいぞ。

揃い踏みの後半

モイモイ・ハム侮り難し。
次の1点が、勝負の行方に大きく影響する事でしょう。

後半開始から程なくして、アレックス・オックスレイド=チェンバレンがドリブルで持ち上がり、何度も相手に阻まれますが、自慢のフィジカルを活かし粘りに粘り、最後は倒れこみながらサラーにパス。

これをサラーが冷静にゴールの隅へ。

2‐0。

エジプト王、この日も降臨。

こんな人もいました。

トッテナム戦でユニフォームくれって書いたボード持った子供に、サラーが本当にユニフォームあげちゃったニュースを見て、なら俺もって事でしょう。
しかし遠いわ!
今のところ、彼がユニフォームをゲットしたという報せは聞こえてきません。

さあさあ。
次の1点が、勝負の行方に大きく影響するって言ったけど、リヴァプール的には2点差なら余裕でひっくり返されるからな。更なる追加点を。

フィジカルだけじゃない、スピードだった相当なものだぞチェンバレン。アーノルドのスルーパスに反応するもシュートは枠を捉えきれず。
フィルミーノのパスにサディオ・マネがうまい事抜け出すもシュートはGK正面。

あとちょっと・・・

ジャンのボールを受けたフィルミーノ。
飛び出してきたGKをかわし、無人のゴールへ。
ノールック。

3-0。

そしてまた新しいパフォーマンスか?

前線3人で喜びを分かち合います。サラーとマネを持ち上げようとするけど、ちょっとパワーが足りなかった。

面白いけど、油断すんなよ。
この前、ノールックやったセビージャ戦、ありえないけど、いつも通りっていうThe Livepool Wayな追いつかれ方してるかんな!

ってほらあ、その直後。
不用意にボールを失うとキレーにカウンター決められました。

3-1。

どうすっか。
KOPは慌て始めたけど、選手は落ち着いてくれ。

前半から引き続き、かなり激しいぶつかり合い。またしてもミルナーが倒れるシーンが・・・
今度こそダメか。結構時間がかかりましたが、なんとか起き上がり試合再開。
で、気付いたらまた元気に走ってました。

何食ったらそんなに頑丈になるんだ?

イングランド人に怪我が多いのは、食生活が原因だなんて言われてるですがねえ。誰とは言わないけど。

ジャンも倒れるシーンがありましたが、すぐ復活。

チェンバレンのフィジカルもかなり効いてたし、みんな頑丈過ぎ。
中盤3人サイボーグ説。

攻め込み続けるリヴァプール。チェンバレンのクロスから、サラーのシュートはGK正面。
フィルミーノのシュートもGKが必死のセーブ。
またしてもチェンバレンから、マネのシュートはポスト直撃。

あーこれは決めてほしかった!

しかし、その直後。

ロボのクロスをマネ!今度こそ!

4-1。

ポルト戦でのフィルミーノのパフォーマンスが気に入ったのか、またしても真似するマネ。

でも今回のは割りとスルーしてた。

なんかいい関係性ですね。
前線3人が揃って得点を決めました。

さすがにもう安心か。試合終盤にアダム・ララーナを試運転的に投入。

髪切りました!
これのお披露目的な意味合いもあるか?この短髪、各方面で大好評。てかロン毛どんだけ不評だったんだ?

さらにドミニク・ソランケアルベルト・モレノ投入。

ひゃっほーい!最近のお楽しみ。試合終了間際に爆弾を投入する。
あれ、モレノはウイング?あーいいんじゃない。どうせ守備戻ってこないんだし。

さあ、残り時間はあと僅か。さすがにひっくり返りはしないだろ。一悶着二悶着くらい起しても構わん。いけ、モレノ!
何度かボールに絡んだし、いい守備もあったけど、さすがに時間が足りなかったか。無風。
ソランケにももう少し時間を与えて欲しかった。

4-1で試合終了。

失点は不用意だったけど、他は素晴らしい内容でしたね。
前線3人のそろい踏み。中盤も素晴らしかった。
4点も入っているのに、マン・オブ・ザ・マッチがサイドバックのロボというのも、チーム全体の連携の良さを物語って入る気がします。

さあ、プレミアリーグも終盤戦。この調子でいきましょう。

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