コエンザイムQ10と聞くと美容というイメージの方が多いと思います。美容にいいのはもちろんなのですが、実はそれよりも大切な役割を担っているのです。
 

その役割が私たちの生活にどのように関係しているのかを考えていきます。

 

年齢を重ねていくと、若いときよりも疲れやすくなったりします。簡単に言うと体の中で作られるエネルギーが足りなくなってしまうのです。
エネルギーを使うことにより、筋肉を動かしたり、内臓がそれぞれ働いてくれます。
 

 

それらの活動で使われるエネルギーの素となっているのがコエンザイムQ10なのです。人間の細胞の中に存在しているミトコンドリアがエネルギーを作ってくれるのですが、ミトコンドリア単体では仕事ができず、ATPという物質が必要です。
 

 

このATPがつくられる過程でコエンザイムQ10が使われます。

 

 

健康の面でも重要な役割を持っていて、コエンザイムQ10が不足してしまうと、加齢による老化や病気の予防が充分にできなくなってしまいます。体の中にある活性化酸素が悪さをして細胞が酸化することで老化現象は進んでいき、病気につながっていくことも少なくありません。
 

 

この酸化を抑止してくれるのがコエンザイムQ10なので、老化に伴う病気の予防にも大きく関係しています。顔にできてしまうシミやシワは細胞の酸化からくる現象ですので、当然美容にもいいのです。

 

以上のことからコエンザイムQ10は美容の観点だけから見るアンチエイジング効果だけではなく、人間の体そのものに必要不可欠なものと言うことができます。

 

 

 

 

どんな人でもなるべく老化を遅らせたい、

外見年齢を若いまま保ちたいと思うものです。

 

 

同窓会などでひさしぶりに再会した

同級生で、自分より格段に若く見える

人もいれば、その逆に自分よりも年齢が

10歳近く上なのではと思えるくらい年老いた人がいたりしますよね。

 

 

年齢を重ねれば重ねるほど見た目年齢に

個人差が出ていきます。

 

 

一体、この差はどこから出てくるのでしょうか。

 

 

実年齢よりも若いグループの方に自分も入りたいと思いますよね。

 

 

両者の分かれ道の重要なカギを

握っているのが、活性酸素なのです。

 

 

外見年齢が若い人は、普段から老化防止の

為に活性酸素対策に手を抜いていません。

 

 

紫外線を浴びると人間の皮膚は

活性酸素が与えるダメージによって、

コラーゲンやエラスチンが破壊されてしまい、

光老化という現象が進みます。

 

 

光老化をそのまま進行させてしまうと、

しわが深くなったりたるみが酷くなって

顔のラインが崩れてしまうのです。

 

しかし、サーモンなどの赤い色素に

含まれているカロテノイドの一種である

アスタキサンチンには、非常に高い

抗酸化作用を持っています。

 

 

その威力は美白ビタミンと称される

ビタミンEの約1000倍とも言われています。

 

 

このアスタキサンチンを摂取することで

活性酸素を除去して体が錆びついて

老化することを防ぐことができるんですよ。

 

しわやたるみの予防や改善以外にも、

美白効果や血行促進などの働きも持っています。

 

 

サプリメントでも摂取できるので、

アンチエイジングに役立てて下さいね。

 

 

 

 

 

老化を予防するにはアルコールを

避けるのが好ましいと言われています。

酒は百薬の長などと呼ばれていましたが、

これはかなり昔の話なのです。

 

 

父親や親戚のおじさん達は

よくこんなこと言って、飲みまくってます・・・ｗｗｗ

 

昔は薬酒が普通に飲まれており、

アルコールに漬け込むことで

有効成分を効率よく摂取することが

できるのが特徴でした。現在も薬酒は

存在していますが、ほとんどの

アルコールは嗜好品として飲まれています。

 

 

多くの方は適量を大きく超えて

摂取しているため、動脈硬化を促進して老ける要因となっているわけです。


昔からアルコールは肝臓を弱く

することが知られていましたが、

実際は肝臓だけではありません。

 

 

胃腸にも刺激を与えて消化機能を

低下させてしまうので、飲みすぎは

避ける必要があります。適量を厳守

すれば大丈夫とされますが、ほとんどの

方は飲みすぎている現実があります。

 

 

また休肝日を設けることもせずに、

毎日飲んでいる方が多いでしょう。

 

 

アルコールの過剰摂取によって

動脈硬化が促進すると、高血圧の

リスクも高めてしまいます。健康診断で

血圧を指摘された方は、節酒をするようにアドバイスを受けることが多いです。


大量の飲酒は年齢よりも身体が

老ける原因となりますので、適量を

守りつつ週2回の休肝日を設定してください。

 

 

肝臓は非常に丈夫な臓器ですから、

少々のことではダメージを受けません。

しっかりと休息を与えてあげることで

機能を回復させるので、できれば

土日と飲酒を控えるのが好ましいでしょう。

 

 

ひとたび老けると元に戻すのに

時間がかかるので、普段から

アルコールの摂取量には気をつけてください。