40歳からのBMW日記

BMW3シリーズ G20 320d xDrive(AWD)M sport について 毎日乗ってるパパの体験談。46歳の冬、F30 320i xDrive M sport から G20 に乗りかえました。

アダプティブMサスペンション装着車とドライビングパフォーマンスコントロール

こんばんは。40歳からのBMW日記です。今日もよろしくお願いします。

 

BMW3シリーズで、ちょっとややこしいのがアダプティブMサスペンションとドライビングパフォーマンスコントロールだと思います。

 

だいぶ前にも関連の記事をご紹介したのですが、あらためて上手に(?)まとめてみようと思います。

 

もくじ

 

 

アダプティブMサスペンション

 このアダプティブMサスペンションは、Mスポーツのラインを選択しないとオプションで付けられません。

 

ちょっと間違えやすいのですが、パパも最初は混同してしまいました。

 

Mスポーツのラインを選ぶと、xDrive以外のモデルでは、Mスポーツサスペンションが装着されます。

 

勝手な勘違いですが、Mスポーツサスペンションがついていると、ショックアブソーバーの減衰力に電子的に介入してくれるのだろうと勘違いしていました。

 

同じく勘違いですが、通常のモデルでも、ドライビングパフォーマンスコントロールにより、減衰力が変更になると思っていました。

 

でも、違うのです。減衰力へ電子的に介入してくれるのは、アダプティブMサスペンションが装着されている車両のみなのです。

 

これを理解せずにカタログを読んでいると(カタログの説明がわかりづらいのですが)、ドライビングパフォーマンスコントロールで設定を変更すると、足回り(減衰力)まで調整されるように受け取ってしまう可能性があります。

 

パパは、カタログを読み込んで気づいたのですが、念のため、BMWに電話して聞いてみました。

 

やっぱり、パパが理解した通りでした。

 

通常のグレードラインでのサスペンション

および

MスポーツグレードラインでのMスポーツサスペンション

では、電子的および非電子式な減衰力への介入はありません。

 

⇒つまり、減衰力は固定されているということです。

 

アダプティブMサスペンションの働き

アダプティブMサスペンションが装着されていると、ドライビングパフォーマンスコントロールのどの設定でも、最適なサスペンションに設定してくれます。

 

例えば、ECO PROとコンフォートであれば、快適性を重視しつつ、速度が上がればそれなりに足回りを引き締めてくれる、という働きです。

 

スポーツとスポーツプラスを選択した場合、低速からサスペンションが固く設定されます。さらに、走行シーンや速度を判断して、サスペンションの動きを調整してくれます。

 

アダプティブMサスペンションが装着されている場合には、車両側で走行状態を判断して、サスペンションの動きを最適化してくれます。

 

サスペンションのまとめ

ノーマル、 デザインラインのグレード(スポーツ、ラグジュアリー、当時のモダン)に装着されている足回りは、減衰力が固定されているタイプである。

 

Mスポーツのライン(グレード)では、xDrive以外のモデルには、Mスポーツサスペンションが標準で装着される。

 

MスポーツのxDriveでは、ノーマルのサスペンションが装着されている。

 

ただし、MスポーツのxDriveでも、アダプティブMサスペンションをオプションで取り付けることができる。

 

パパのBMW320iエックスドライブMスポーツはこのオプションがついています。

 

いうなれば、BMW320iエックスドライブMスポーツ・アダプティブMサスペンション装着車です。そのまんまですね。

 

アダプティブMサスペンションが装着された車両のみ、ドライビングパフォーマンスコントロールにより減衰力が変更になり、走行状態により電子的制御が介入される。

 

ドライビングパフォーマンスコントロール(スイッチ)

ドライビングパフォーマンスコントロールには、3種類に、グレードにより1種類プラスされます。

 

通常のノーマル、デザインラインのラグジュアリーおよび当時のモダン(現在モダンの設定はなくなってしまいました)では、

ECO PRO

コンフォート

スポーツ

の3種類をドライビングパフォーマンスコントロールスイッチで切り替え可能です。

 

この3種類に加えて、デザインラインのスポーツおよびMスポーツでは、

スポーツプラス

が設定可能です。

 

ECO PRO

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フラッシュで反射してしまいました。見づらくてすみません。

このドライビングパフォーマンスでは、燃費を抑えた走行が可能になります。

 

アクセルを離すと、エンジンとドライブトレーンが切り離されて、セイリング(惰性)で走行できます。

 

エンジンブレーキが利きませんが、その分、慣性で進んでくれるのかと思います。

 

あとは、エアコンの出力が抑えられます。

 

パパは、東京ディズニーランドからの帰り、雨のなか高速道路をこのECO PROのモードで走っていたら、窓が曇りまくりでした。

 

こういった場合、エアコンを作動させた方が視界が開けて安全かと思いますので、雨の高速道路では、ECO PROの選択はおすすめしません。

 

コンフォート

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この写真もフラッシュで反射してしまいました。すみません。

エンジンをスタートして、乗り始めるときの初期設定がこちらになります。

 

エンジンレスポンスは通常の回転設定、ハンドリングも軽めの設定です。

 

BMWでは、通常時はこれで十分スポーティさを感じられます。

 

スポーツ

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このスポーツもややこしいです。

 

Mスポーツ以外は、このスポーツモードを選択した瞬間に、エンジンレスポンスがあがり(ギヤ設定が下がり)、ハンドリングは固めの設定になります。

 

アダプティブMサスペンションが装着されている以外のグレードでは、設定をかえられません。

写真では、エンジンとシャシー(ハンドリングおよびサスペンション)が赤くなっていますが、初期設定で、エンジンレスポンスとシャシーの設定が変わります。

が、サスペンションの変更はありません。

 

アダプティブMサスペンションが装着されている場合

3つの選択肢があります。

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エンジンレスポンスとサスペンションの設定が変更されます

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エンジンレスポンスのみが設定されます

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ハンドリングとサスペンションのみが設定されます

この3つのうちで、パパはシャシー(ハンドリングとサスペンション)の設定だけで乗るのが好きです。

エンジンレスポンスまで変更すると、通常走行でもエンジンが高回転になってしまうので、落ち着かないのです。

 

スポーツプラス

 

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エンジンレスポンス、ハンドリング、サスペンションが一緒に変更になります

さらに、プラスということで、DSCがオフになります。

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DSCがオフになって、DTCがオンになります。

DSCとDTCについては、こちらをご覧ください。

www.bmw3.site

 

簡単にご説明しますと、DTCはダイナミックな走行が可能ということらしいです。

 

というと、つまり、テールスライドなんかをある程度許容するということかと!

 

パパは、ビビりですので、あまりこのスポーツプラスは使えません。

 

気分が妙にノッテいるときくらいです。

 

全体のまとめ 

書いているパパも、もうすでに頭のなかは、混乱気味です。

 

超簡単に言いますと、MスポーツグレードのアダプティブMサスペンションが装着されているモデル以外では、ドライビングパフォーマンスコントロールでも、サスペンションの減衰力は変更できません。ということかと思います。

 

よくよく考えたら、今日の記事は、前段の超簡単な説明で網羅してますね。

 

ここまで、今日もお読みいただいてありがとうございました。

 

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