神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す [ 樺沢紫苑 ]
私の場合、ほんのないよう以前に、どんな方が書いた本なのかがきになります。
著者である精神科医の樺沢紫苑先生は初めて知る方ですが、ここで紹介される方法は、精神科医の勤務医時代に多忙地獄からくるストレスが原因で蝸牛リンパ水腫になり、このままだと耳が聞こえなくなるという瀬戸際までいかれた経験がおありでした。
精神科医の先生がストレスで病気になるというのは、笑い話のようで結構ありがちかもしれません。
もともとは時間の使い方が間違っていたのを、過酷な経験を通じて独自の時間術を考え、現在も高いパフォーマンスを継続中とのこと。時間術というと、まず睡眠時間を削ってがんばるという方向に思考が行ってしまいがちですが、先生は毎日7時間は寝ているとのコト。いかに効率よく時間を使うかの前に、何時の時間帯が効率がよいかを把握し、その時間に集中的に仕事をするという発想の転換を図られたようです。
具体的には朝の時間。
どんなに忙しくても朝というのは何時に起きるかも含めて自己管理しやすいので朝が強い方は読んでみる価値があるかもしれません。