雪道の運転 | FX ルール (戦略)

FX ルール (戦略)

FXのトレーダーに伝えたい事をアップします。

普段、雪が降らない地域のみなさんへ
 
 
雪道の運転について
 
 
雪国での雪道の運転の仕方は、
マニュアルの(MT)場合、加速する時は、早めにギヤを上げていき、
減速する時は、エンジンブレーキを多く使います。
オートマ(AT)の場合も、減速する時は、ブレーキを踏むより、
ギヤを1段ずつ下げ、エンジンブレーキを使ったほうが安全です。
オーバードライブも併用(OFF)したほうがいいです。
(オーバードライブをOFF → ギヤを1段ずつ下げる)
スピードを出すと、曲がらないし、止まりません。
 
 
雪国で数十年の運転経験があっても、
道路が完全な雪道ではなく、融けてグチャグチャな場合
夏タイヤでもイケそうな気になるのですが、
発進して加速してる途中、2、30キロのスピードで、
簡単にスピンして、どっか飛んで行きます。
「 雪道で夏タイヤ、ダメ、ゼッタイ 」
 
 
雪国で冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)を履いていて、
道路の雪が日中(昼間)に融けて積雪がなく、
路面が出ている状態でも、多少濡れていれば、
気温が氷点下になった時に
トンネル、橋の上、河川敷、日陰、風の通り道 などが、
凍結(ブラックアイスバーン)していてよく事故っています。
 
 
雪が降り、積もる→車が通り、道路が圧雪になる→日中、雪が融ける→
→夜、凍る→深夜、除雪車が除雪する→雪が降り、積もる→
これを繰り返すと、道路はアイスバーン(スケートリンク)になります。
その上に薄っすら雪が積もるとかなり滑ります。
日が照って気温が上がると、少し融けて氷の上に水が乗り
もっと滑ります。
 
 
冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)を履いていても、
アイスバーンの上を時速60キロでブレーキを踏むと、
ABS付きでも全然ブレーキが効かず、経験上
30メートルは滑って、信号待ちの車に追突します。
特に下り坂のアイスバーンは、ブレーキをかけるのに
神経を使います。
 
道路がアイスバーンの時
スピードが出ている状態から減速する場合
ブレーキをかける、又は、オートマのギアを1段落とすだけで、
道路は平らではなく、歩道側に少し傾斜して造られている為に、
車体が少し振られるので、素早く逆ハンをあてなければなりません。
最初の対応が肝心で、出来ないと安全ではなくなります。
 
道路が少し融けたツルツルのアイスバーンの時
渋滞で片側2車線(夏は3車線)の右車線で停車していて、
オートマで発進時、高出力FR車でブレーキを離すだけで、
少しケツが降られ、冬なので狭く車線もなく、
停車中は間隔が50センチもない左車線の車に、
ケツが向かうのでビビりますよ。
軽く逆ハンをあてると、左車線の車に寄って行くのが
分かっているのでドツボです。
 
 
雪道で安全な場所で、後方と周囲の安全を確認した後に、
ブレーキ(通常~フルブレーキ)をかけた時の挙動を、
様々な雪質で確認したほうがいいです。
(夏はフルブレーキテスト(ロックさせない様に)、
特に女性の方は踏力が弱く、普段やっていないので、
いざという時に「思いっ切り」フルブレーキを出来ない人が
多いと思います。
フルブレーキ時、足が伸び切った状態にならない、
フルブレーキが効く座り方(シートポジション)を、
普段からしておかなければなりません。
運転席のシート調整をしましょう。
道路の落下物などは、すぐ道路緊急ダイヤル(#9910)
 
法律上、道路では、交通事故など危険防止、かつ、
やむを得ない場合以外、急ブレーキ禁止です。
例)犬猫を避ける為の急ブレーキは、やむを得ない場合に
該当せず、法令上は動物より人命を優先させる為、
犬猫を避けた交通事故で、同乗者を死傷させたら、
罪に問われる可能性があります。)
 
 
雪国の運転は、慣れていないと危険なので、
慣れるまで無理はやめたほうがいいです。
 
 
 
雪国での必需品は、スタッドレスタイヤ、冬用ワイパー、
スノーブラシ、ヘルパー、スコップです。
 
 
夏タイヤに鉄チェーンを巻く場合
ゆるいとタイヤハウス回りが、ガチャガチャに傷つきます。
車に愛着があるほど、テンションだだ下がりです。
しっかり巻いてもウルサイです。会話しずらい。
 
 
普段、雪が降らない地域で、雪に見舞われて、
どうしても車を使う必要があるなら、
スタッドレスタイヤを用意したほうがいいでしょう。
雪国でのスタッドレスタイヤの使用期限は3~5シーズンでしょう。
前シーズン未使用でも、ゴムが劣化し硬くなります。
タイヤの側面を見れば、製造年月日が分かります。
保管はホイールを付けたまま、空気圧を少し下げておくといいでしょう。
中古のスタッドレスタイヤは勧めません。
新品は乾いた路面で、慣らしが必要とメーカーは言っています。
(時速60キロ以下、距離100キロ)
 
 
ワイパー(夏用、冬用)は駐車中、雨、雪が降り、
気温が氷点下になると、フロントガラスに張り付いて、
はがす際にゴムを傷めるので立てておきましょう。
張り付いた時は、スノーブラシのブラシで、平行に叩いてはがします。
何回か張り付くと、ワイパーの性能が落ち、
フロントガラスにスジが出来ます。
 
夏用ワイパーで走行中、雪が降り気温が下がると、
フロントガラスに雪が膜になって張り付き、
前が見えなくなるので、走行は不可能になります。
走行中、DEF+暖房でも追いつきません。
ウインドウォッシャー液は年中入れてますが、冬は濃いめです。
 
 
スノーブラシは小さいと大雪では役に立ちません。
車から雪をおろすのに時間がかかります。
下手をすると風邪をひきます。
フロントガラスが凍結した時は、駐車中にDEF+暖気運転しながら、
スノーブラシのヘラ(スクレーバー)でガジガジします。
エンジンスターター(オートマ専用)を付けて、
朝、駐車場でフロントガラスの雪を融かしている車もあります。
近所の騒音(エンジン音)にならないか状況判断しましょう。
 
 
ヘルパー(プラスチック)は駐車場などで、
雪でスタックした(タイヤが空転)時に、自力で脱出する為の物です。
スコップで4輪の雪をかきだし、駆動輪にヘルパーを
かませて脱出します。
冬タイヤの幅によって価格が違います。
 
ヘルパー(鉄)はスパイクタイヤ用で、スタッドレスタイヤに使うと、
脱出時、表面のゴムを削ってタイヤを傷めます。
 
車高の低い車で、雪が積もっている所を無理に進むと、
車の腹がつかえて、亀状態になる事があります。
(フロントスポイラーを壊したりします)
車の腹の下の雪を、スコップでかき出して、
ヘルパーで脱出するのですが、
車の腹の下の雪は、圧雪になっているので、
スコップでかき出すのは大変ですよ。
ヘルパーだけでは脱出できないので気を付けましょう。
人が多数いる状況なら、押して脱出も可能です。
 
氷が融けて表面が少しだけシャーベット状の道路に、
駐車場から軽い轍(わだち)に垂直に入って、
前輪がハマり、後輪がスタックする車(FR車)もいます。
ヘルパーが無いと、乗用車(セダン)は
2人で押してもなかなか脱出できません。
轍には垂直に入ってはイケません。
 
スタックして自力で脱出できない場合
最後は時間がかかっても、JAFを呼ぶしかありません。
JAF(年間4000円)は一度使うと、毎年継続する気になります。
自動車保険(任意保険)のロードサービスでも対応してくれますが、
事故や故障でないので、有料が多いと思われます。
(自動車保険会社毎に違う)
 
スタックしている車を助ける場合
車体の中央で押さない様にしましょう。
(今シーズンスタックを助けて、轢かれて死んだ人がいます)
いつでも逃げれる態勢をとりましょう。
端(端)角がいいと思います。
タイヤが空転した時に、まれに飛んでくるヘルパーや石に注意。
 
 
大雪の時は、スタックした時に外で作業になるので、
(又は、スタックしてる車を助ける事もあります)
フード付き冬着(ウルトラライトダウンなど)、手袋
シバレタ(凍結した)時は、鍵穴解氷スプレー
車に積んでおいたほうがいいです。
(運転席側の鍵穴が凍りやすい)
雪国では解氷スプレーをフロントガラスに使わないです。
(使っているのを見た事はないです)
 
 
 
普段、雪が降らない地域の歩行者のみなさん
 
雪道で夏タイヤを履いている車が、飛び出してくるので注意しましょう。
 
いろんな理由で、夏タイヤの車が絶対いると思ったほうがいい。
 
 
対向車が見える右側の歩道を歩き、
親子、カップルの場合、大人、男性子供、女性の左側を歩きましょう。
 
 
夏タイヤで雪道を運転しては生けません