江原道名誉外信記者Ruby@ソウルさんが今月レポートするのは、とっても見晴らしのいい場所にあるお寺お坊さん

 

これからの季節におすすめの、海に近い場所にあるんですよ~~海

 

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今月の江原道名誉外信記者団の活動は襄陽(ヤンヤン)郡にある洛山寺(ナクサンサ)に行ってきました。

襄陽郡は草束市と江陵市のちょうど中間くらいの場所に位置しています。洛山寺は襄陽郡の中でも海沿いにあるお寺です。

 

襄陽郡の観光案内地図

 

東ソウル総合ターミナルから襄陽・洛山行きのバスで約3時間半(私は行った時は渋滞により4時間半かかりました)、バス代は片道18,600ウォンです。

 

洛山バスターミナルで降りて洛山寺の入口までは徒歩約3分の距離。バスを降りると駐車場がすぐに見えます。一柱門(イルチュムン)の横に観光案内所があるんでパンフレットをもらってから出発。パンフレットは中国語と日本語がひつになったものがありました。

 


洛山寺のパンフレット / 一柱門

 

一柱門を通って入口(入場券売り場)までは緩やかな登り坂を15分ほど進みます。



一柱門からチケット売り場までの道のり


坂を上りきると広場になり、チケット売り場があります。入場料は大人3,000ウォンです。

 

 

入口は江原道有形文化財大33号に指定されている虹霓門です。1467年朝鮮第7代世祖が洛山寺に訪れたことを記念して寺の入口に建てられた虹の形をした石門です。しかし、2005年の山火事で焼失してしまい、2007年に復元をしたものです。

 

虹霓門

 

洛山寺は海水観音区域、 宝陀(ボタ)殿区域、 紅蓮庵(ホンリョンアム)区域3つの区域に分かれているほど敷地が広いお寺です。

まず最初に宝陀殿区域に向かいました。四天王門を通ると視界が開け、左側には賓日楼という楼閣があります。宝物第479号に指定されていた銅鐘がありました2005年の火災の際に焼失してしまい、現在2006年に10年に復元されたものがあります。

 


四天王門/ 賓日楼

 

四天王門の正面には凝香閣(ウンヒャンガク)があり、その奥にはさらに宝物第499号に指定されている七層石塔と洛山寺の中心法堂として観音聖地であることを象徴している円通宝殿があります。

 


凝香閣

 

七層石塔は建てられた当時は三層でしたが1467年に七層になり、高さは約6.2メートルにも及びます。円通宝殿も残念ながら2005年の山火事によって焼失してしまい復元されたものですが、建物の中には2003年に宝物第1362号に指定された乾漆観音菩薩坐像が安置されています。

 

宝物第499号の七層石塔と円通宝殿

 

円通宝殿で参拝をして右側にある園通門を通って海水観音区域に向かいました。円通門をくぐると韓国でよく見かける石を積んだ小さな塔ががたくさん並んでいました。

 


円通門 /

 

海水観音に行く道の途中で宝陀殿(写真右下)と宝陀洛(写真中心)が下の方に小さく見えました。

 


海水観音に続く道/宝陀殿と宝陀洛

 

約3分ほど進むと視界が開けて大きな観音像が現れました!海水観音は1972年に着工し、1977年11月6日に完成しました。高さ16メートル、周囲3.3メートルの規模です。全羅北道益山から良質の花崗岩約700トンを運搬して約300トンを削って造り出されました。

 


海水観音像

 

ここからは周りの海も見えました。この日はあいにくのお天気ですこしくすんで見えますが、それでも江原道の美しい海が見えました。

 

海水観音のある場所から見える襄陽の海

 

海水観音像のあるところから宝陀殿までは下り坂を行きます。その途中に宝物第1723号に指定されている海水観音空中舍利塔·碑-舍利荘厳具があります。

 


宝物第1723号の海水観音空中舍利塔·碑-舍利荘厳具

 

また下り坂を進むと宝陀殿が見えてきます。

 


宝陀殿への道のり/宝陀殿の右側

 

宝陀殿は円通宝殿と海水観音とともに洛山寺が韓国の代表的な観音聖地であることを象徴する仏殿です。建物の中には宝陀殿内観音像があります。

 


宝陀殿/宝陀殿内観音像

 

また、宝陀殿を背にして正面には宝陀洛、右手には地蔵殿があります。

 
宝陀洛/地蔵殿

 

宝陀殿を後に最後のエリアである紅蓮庵区域に向かいました。

 
宝陀洛から見た宝陀殿

 

紅蓮庵の行く途中には義湘台(ウィサンデ)があります。義湘大師が676年(新羅時代)に洛山寺を建立した時に修行をした場所に建てた庵で現在残されているものは1925年に建てられたものです。

  
義湘台


義湘台から美しい襄陽の海を見ながら坂道を下り、紅蓮庵に向かいました。

 


 紅蓮庵への道

 

紅蓮庵は江原道文化財資料第36号に指定されています。ここは義湘大師が洛山寺を建てることに先駆け、観音菩薩の真身を親見した場所、また観音菩薩を新見するために石窟の中で祈りを捧げた場所であり、洛山寺の母体となったとされています。

  
紅蓮庵

 

紅蓮庵を見て来た道を戻り、後門から出て洛山寺を後にしました。後門に出る前には「洛山茶来軒」というカフェがあります。洛山寺はとても広いのでここでひと休みするのもいいかもしれません。

洛山寺は韓国で四大観音聖地のひとつでもあり、襄陽最大の見どころとも言える場所ですので、ぜひ一度訪れてみてください。

洛山寺(낙산사)


住所: 江原道 襄陽郡 降峴面 洛山寺路 100(강원도 양양군 강현면 낙산사로 100)
運営時間:6:00~20:30(入場は19:30まで)、年中無休
入場料:大人3,000ウォン
アクセス:東ソウル総合バスターミナル⇒洛山バス停で下車、徒歩約3分(駐車場まで)
ホームページ: http://www.naksansa.or.kr/web/home.php?go=main(韓国語)
洛山寺テンプルステイ: https://www.templestay.com/
 

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