秋葉原発の不動産企業が運営するクラウドファンディング、「らくたま」が登場し最初のファンドを募集完了しました。
運営企業の情報やサービスの詳細について紹介します。
＜目次＞
企業情報
不動産投資型クラウドファンディングサービス「らくたま」を運営するのは、「株式会社フロンティアグループ」。
秋葉原発の会社ということもあってか、どことなくアニメ調の絵柄のイメージキャラクターが印象的です。令和5年7月期の決算は、公式サイトによると売上高89億円、営業利益14.7億円、経常利益12.9億円（単体・実績）。
同社は2008年創業以来、15年連続での黒字経営を継続。これまでに累計500億円超の不動産投資実績があります。
また不動産以外にはM&Aアドバイザリー・投資事業もあり、様々なM&Aを手がけるほか、東証STD上場の東邦レマック社の筆頭株主でもあります。
代表取締役は「金子 嘉徳」氏。経歴は下記のページに詳しいです。
会社名及び代表取締役で検索したところ、ネガティブな情報は見つかりませんでした。
サービスの特徴
「らくたま」は、対象不動産に直接あるいは間接的に投資を行うことができる、不動産投資型のクラウドファンディング。
会員登録はわずか5分、本人確認審査は最速で即日、安定が見込まれるインカムゲイン投資、かつ優先劣後方式という不動産投資型クラファンの特徴をコンプリートしています。
また運営会社の沿革から、不動産投資業などを行う会社が経営多角化と潜在顧客へのリーチのためクラウドファンディング事業に参入したと考えられ、これは一般的なクラウドファンディング事業への参入理由です。
（東京都での不動産クラファン登録はパンクしていると噂で聞いたことがあるのですが、この会社は以前から登録申請していたのかもしれません）
公式サイトで記載されているサービス内容は標準的なため、これからの募集案件や対応で既存サービスと差を付けていくことを期待します。
1号ファンド完売
らくたまでは1号ファンドが募集され、すでに完了しています。
・らくたま1号（横浜市①）（募集完了）
予定年利：6%
運用期間：約3か月
募集金額：1,260万円
保全など：優先劣後方式 劣後比率30%、マスターリース有
らくたま1号は最初のファンドに相応しく、安定運用している不動産を対象としたインカム型、3ヶ月の短期運用、劣後比率30%、マスターリース付き、優先出資者（＝投資家）への分配金に余裕ありと、安全性よくばりセットのような案件でした。
その魅力もあってか、サービス開始最初の案件ですが募集率は350%とかなりの人気。
らくたまでは2024年5月より、総額約1.3億円のらくたま2～4号ファンドを随時募集開始する予定とのことなので、興味がある方は今のうちの会員登録をどうぞ！
