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【レース展望】
今日はマイルチャンピオンシップを予想する。
過去5年、馬券内に入った15頭を見ると、4・5歳馬が13頭を占めている(例外は、ダノンシャーク・フィエロ(6歳)。いずれも前年に掲示板へ入ったリピーターだった)。
これは、毎年のようにスピード勝負となっており、若い馬の方が加速力・スピードに優れているからだろう。ディープインパクト産駒が毎年のように馬券に絡んでいるのもうなずける。
なお、3歳馬の成績は芳しくないが、一定以上の力が有れば通用すると思われる為、軽視禁物だ。


展開だが、マルターズアポジーの単騎逃げが濃厚。他に先行馬はいるが、無理に絡んでいくようなことは無さそうで、ミドルかスローペースだろう。
また、土曜日は終日重馬場で、内外の差もあまり無く、タフな馬場になっていた。切れ味やスピードよりもスタミナや底力が求められ、適度に上がりもかかりそうだ。



【出走全馬ワンポイント評価】
1番ブラックムーン
末脚の破壊力は魅力だが、最内枠からアッゼニが馬群をうまく捌ける可能性は低そう。


2番アメリカズカップ
前走は得意の道悪を活かしてスムーズに競馬ができた為。5走前のきさらぎ賞も同様。多頭数で揉まれる競馬では厳しい。


3番ヤングマンパワー
乗り難しい馬で、かつ切れる脚がない。昨年、3連勝の勢いを持っても大敗した。今年は勢いが無く、厳しい。


4番サングレーザー
1400(1500)で連勝中だが、折り合いに難がある為、距離延長は不安。ディープインパクト産駒は当レースに相性が良いのだが、、、。


5番サトノアラジン
3走前の安田記念のように、外をスムーズに回して差すのが好走パターン。この内枠は明らかにマイナスだ。


6番ダノンメジャー
マイペースで先行すればしぶといが、ここは同型多数につき、厳しい。


7番レッドファルクス
前走でスプリンターズSを連覇。マイル戦も2走前の安田記念で好走済。枠も良いし、後は初の京都コースがどう出るか。


8番マルターズアポジー
好枠から好ダッシュで楽にハナを切れそう。他の先行馬も無理に絡んでこないだろうし、面白い存在。不安は鞍上のみ。


9番レーヌミノル
距離短縮は間違いなく良いし、レベルの高い3歳牝馬路線で桜花賞を勝った実績は見逃せない。荒れ馬場のマイルは桜花賞時と同様で良いだろうし、後はデキが維持されているか。叩き3戦目でお釣りがあれば、、、、。


10番クルーガー
前走の好走は、得意の道悪と外枠を活かしたものだが、京都マイルでは3走前にマイラーズCを制しており、相性の良いコース。今回、叩き2戦目で前進があるのでは。荒れ馬場もプラス。


11番エアスピネル
前走の富士Sを勝利した上、ムーア騎乗によって人気となっているが、上がりの脚が他馬より劣っている(上がり最速は一度のみ)ため、勝ち切れるかが気になる。荒れ馬場はプラスだが、、、、。


12番イスラボニータ
現在のマイル路線で最も信頼できる馬。不利を受けた2走前の安田記念を除くと、どんな条件でも安定して走っており、衰えも見られない。軸に最適だ。


13番グランシルク
2走前の京成杯AHの勝利は鮮やかだったが、使える脚が一瞬であることを証明した感じが。京都マイルでは厳しそう。


14番ガリバルディ
好走パターンは、差し比べになった時。昨年の当レースでも、0.4差の7着と健闘している。無欲の差しに徹して、あとは嵌るかどうか。


15番ムーンクレスト
この馬もマイペースで先行すればしぶといが、、、厳しいだろう。


16番ウインガニオン
毎年夏になると調子を上げており、今年も重賞で好走した。今は夏が終わったし、同型多数で厳しそうだ。


17番ジョーストリクトリ
この馬も切れる脚がない。4走前のニュージーランドTは、全てがうまくいった一戦だろう。厳しい。


18番ペルシアンナイト
前走は道悪の中、内枠で窮屈な競馬となった為、参考外。距離が長かったであろう日本ダービーでもそこそこ走っており、皐月賞やアーリントンCの内容を見ると3歳牡馬では力上位。
今回、大外枠だが、伸び伸び走れるという意味では大幅プラス。Mデムーロ騎乗で過剰人気だが、条件や力は有る。



【最終結論】
◎はペルシアンナイト。今年のG1で絶好調のMデムーロが、今週は3歳馬を頂点に持ってくる。馬場の荒れている京都にて、先週のモズカッチャンに続き、ハービンジャー産駒が勝ちそうだ


▲はレーヌミノル。ここ3戦の敗戦は、いずれも言い訳できるもの。桜花賞で、リスグラシュー・ソウルスターリングらを抑えて勝利しており、マイルになるのは歓迎だ。馬場が荒れているのもプラス。


〇はイスラボニータ。2年連続で当レースにて馬券内に来ている。3たび来る可能性、大。


以下、荒れ馬場は歓迎のクルーガーエアスピネル、能力は現在の短距離界で随一のレッドファルクス、差し比べになった時に台頭もあり得るガリバルディを抑える。


◎ペルシアンナイト
▲レーヌミノル
〇イスラボニータ
△クルーガー
△エアスピネル
△レッドファルクス
△ガリバルディ