産休が近づいたNさんには
申し送りがしやすいように
雑務や電話対応をしてもらっている。


Nさん「何かやれることがあれば
いってくださいね


嫌な顔ひとつせず、楽しそうに仕事をしている。



産休後の仕事の話題が出ても
自分に関係ないしー
みたいな態度は一切なし。

ちゃんとその話をうなずきながら聞いている。


まったくもって、Nさんはいい子である。


Nさん「そろそろ休みが近づいていると思うと…
寂しいですね…



ポソッと私に話してくれた。

確かに、仕事が大好きだったから
私達が忙しくしていたり
産休後の仕事の話題は
きっと辛く寂しく思うんだろう。



でも、寂しいのは今だけで
子どもが産まれたら忙しくて
仕事のことなんて忘れちゃうんじゃないの?
幸せすぎて仕事するのも面倒になるんじゃないの?


なんて、子どもを産めないうえに
思いやりがない私は思うのです




Nさん「無事に産まれたら、ハヤシさんにご報告しますね



きっと、生まれたての赤子の画像が添付された
メールが来るだろうなぁ。

職場にも赤子を抱いてやってくるだろう。

年賀状も100%子どもの写真がついてきそうだ、

ちゃんとリアクションができるかな…

というところまで妄想した。



私「そうだね、教えてね」




職場で一番なかよくしていた彼女がいない日々も

すぐに慣れて、それが当たり前になっていくんだろう。



寂しいのか、ホッとしているのか
いまだにハッキリしない。


ただ、彼女が遠くに行ってしまうような
心細さを感じている気は、します…




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